【海外の人は日本の皇室、皇位継承問題をどう見ている?】その48:英国王ご夫妻と両陛下「しばしお別れ…」の瞬間

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“The King and Queen wave farewell to The Emperor and Empress of Japan.”

前回のその47では、天皇皇后両陛下がバッキンガム宮殿で日本ゆかりの品々を鑑賞されたことについて、海外の人々の声をピックアップしてみた。今回のその48では、チャールズ国王とカミラ王妃、そして天皇皇后両陛下の「お別れ」のシーンに寄せられた感想をご紹介してみたい。



 

◆どんな内容か

取り上げたのは、イギリス王室を取り上げているInstagram「The Royal Family(@theroyalfamily)」から、『The King and Queen wave farewell to The Emperor and Empress of Japan.』という動画である。

チャールズ国王は、いつまでもいつまでも手を振り続けてくださった(画像は『Instagram』のスクリーンショット)
チャールズ国王は、いつまでもいつまでも手を振り続けてくださった(画像は『Instagram』のスクリーンショット)

念願のイギリス訪問を終えた天皇皇后両陛下は、日本時間の6月29日午後5時過ぎ、無事羽田空港に到着された。

27日には、お別れのあいさつをするため両陛下はバッキンガム宮殿へ。チャールズ国王は天皇陛下と、カミラ王妃は皇后陛下と、最後の瞬間まで名残惜しそうに会話をされていたという。

動画では、国王夫妻がお見送りをして下さるシーンを紹介。国王と雅子さまは両頬でキスを交わし、腕をガシリと掴みながら感謝や健闘の言葉を交わし合っておられたようだ。

両陛下が車に乗り込むシーンでは、国王は下を向くなどどことなく寂しそう。いつまでも手を振り続けてくださった国王に見る両陛下への深い親愛の情。短いながらも感動が詰まった印象深い動画である。



◆様々なコメントが寄せられる

@conny.koppersさん
国王と王妃のお気持ちとおもてなしは、多くの日本人を感動させたことでしょう。この別れのシーンで特にそう感じました。

 

@ka.waii578さん
日本の友人から日本文化を学びました。日本の皇室と天皇皇后両陛下が大好きです。

 

@dianaminchoさん
天皇皇后両陛下はとても謙虚で優しい方々ですね。とくに皇后陛下は、とても親しみやすい表情をしています。

 

@callmevlastimipicekさん
見ていてとても美しいと感じる動画です。

 

@barry_karim_harwoodさん
皇后さまは美しく、天皇陛下同様とても優雅です。両陛下はとても幸せそうですね。私は日本と日本の人々が大好きです。

 

そして私は、日本から両陛下を招き、温かく迎えられたチャールズ国王とカミラ王妃、そして王室の皆様をとても誇らしく思います!

 

@richardcobdenさん
とても魅力的で、訪問中に明らかにより親密な関係が築かれたのでしょう。別れ際に皇后さまにキスをするなんて!

 

@tazpot169さん
両陛下はとても思いやりがあり、誠実な方々のようですね。すごく素敵で、私の暮らすイギリスがお二人と良い関係を築いていることが嬉しいです。逆境に満ちたこの世界で、この関係がずっと続くことを願っています。

 

@cherylcobb111さん
こうした「舞台裏」の映像は見ていて本当に楽しいです。普段見られないリラックスした雰囲気の王室メンバーの姿を垣間見ることができました。もっと見たいです!

 

@ohmy.lenaさん
雅子さまはいつもすごく温厚な方みたいですね。

 

@thewanderingcountessさん
素敵ですね。天皇皇后両陛下が英国ご訪問を楽しんでいただけたなら何よりです。

 

@tikaxx88さん
皇后陛下はいつもエレガントで美しいですが、カミラ王妃も素敵ですね!

 

@ejlkontさん
チャールズ国王ご夫妻は、素晴らしい歓迎とおもてなしで両陛下の英国ご滞在を完璧なものにして差し上げましたね。そして、日本の天皇皇后両陛下は信じられないほどの優雅さですね!

 

@from.birkhall.with.loveさん
心温まるシーンばかりで、見ていてとても感動しました。国王と王妃、両陛下それぞれに今週末はゆっくりと休まれることを心から願っています。お忙しいと思いますが、どうか無理をなさらないでください!

 

@byrondevillierさん
美しい式典と晩餐会で、見ていて素晴らしかったです。

 

@hara6226さん日本人は以前よりにも増して、国王と王妃を好きになったことでしょう。英国王室の皆さんが天皇皇后両陛下に親切に接し、友情を示しているのを人々は目の当たりにしました。今回の訪問中、すべての出来事が日本の人たちの心を動かしたと思います。

 

@amstd_amstさん
今回の出会いは本当に素晴らしかったです!また日本人から英国人への、そして英国人から日本人への温かい感謝の言葉に、私の心は溶けてしまいました。

 

@rocca466_newさん
純粋な優しさ。これぞ「雅子さま」なのです。

 

@savakycさん
これはご公務としての訪問でしたが、形式的な挨拶や絆ではなく、実際に4名は友達のように話しているように感じました。

 

◆まとめ

陛下が国王と初めて会ったのは、陛下がオックスフォード大学に留学していた時。さらに1984年の夏に、エリザベス女王の招待でスコットランドのバルモラル城に滞在した際に国王と親しくなり、以降お互いに兄弟のような存在になったという。

両国の王室・皇室が強い絆で結ばれていること、そしてガン治療中だと微塵も感じさせないチャールズ国王の笑顔や強さとおもてなしに、称賛と感謝の声がいっぱい寄せられた。

いつも気難しい表情ばかりと言われる国王だが、この数日間は顔を緩ませっぱなしで、それは優しく、また楽しそうであった。このこともイギリスの人たちには驚きだったのかもしれない。

(エトセトラ編集部)

画像および参考:
『Instagram』  The King and Queen wave farewell to The Emperor and Empress of Japan.



 

ここまでの【海外の人は日本の皇室、皇位継承問題をどう見ている?】

その1:世論調査で日本国民の90%が女性天皇容認を支持

その2:「日本は皇室継承の法を改正するべきです」

その3:「愛子さまを女性天皇に」公開討論会

その4:超エリートだったのに皇室へ嫁いだ雅子さま

その5:7年前の世論調査でも7割近くが「女性天皇を支持」と

その6:悠仁さまの伊勢神宮参拝

その7:成年皇族となられた20歳の敬宮愛子さま

その8:小室圭さん3度目で司法試験合格

その9:皇后雅子さまのインドネシア訪問

その10:秋篠宮さまのための「立皇嗣の礼」

その11: 天皇皇后両陛下の「即位の礼」に

その12:眞子さんのご結婚は「美談」扱いで済まず

その13:眞子さん、ご結婚で小室圭さんとNYへ

その14:愛子さまは皇位継承のしきたりを破れるか?

その15:16歳になられた悠仁さまについて

その16:香淳皇后にイジメられ美智子さまはつらい人生を…!?

その17:天皇皇后両陛下の結婚の儀

その18:もしも悠仁さまが男の子ではなかったら…?

その19:日本赤十字社にご就職された愛子さまに

その20:紀子さまが原因不明の胃腸疾患に

その21:「美しい日本を守れるのは愛子さまだけ。みんなも手を貸してあげて!」の声

その22:悠仁さまvs愛子さま、どちらが天皇に相応しい?

その23:皇后雅子さまに何が起こっていたのか?

その24:悠仁さまお誕生日映像に「報道規制」の声

その25:2019年春、悠仁さまの机に2本の刃物が…

その26:秋篠宮さま57歳に

その27:退位の礼と天皇即位(2019年)

その28:眞子さんがラフな格好でニューヨーク散策

その29:愛子さま22歳のまぶしすぎる笑顔に…

その30:皇后雅子さまが抱えるプレッシャー

その31:佳子さまの今後は?

その32:小室さん夫妻は真実の愛で結ばれている?

その33:上皇后美智子さまは本当に悲劇のヒロインなのか

その34:美智子さま伝統を破り民間人初のお輿入れ

その35:エリザベス女王ご逝去に天皇陛下は「お気持ち」を

その36:米YouTuberが小室夫妻の真実を伝える動画を放つ

その37:皇族たちのラグジュアリーな生活

その38:「菊の玉座の囚人」皇后雅子さま

その39:眞子さんが払った犠牲に小室さんは感謝を

その40:「退位礼正殿の儀」と令和への期待

その41:世界が「即位礼正殿の儀」に感動

その42:天皇皇后両陛下ついに国賓として英国へ

その43:徳仁天皇、ウィンザー城でエリザベス女王ご夫妻と過ごしたひと時

その44:ウィリアム皇太子のインスタに天皇皇后両陛下が!

その45:天皇皇后両陛下バッキンガム宮殿での晩餐会へ

その46:晩餐会での陛下のおことばが英国の人々を感動させる

その47:天皇皇后両陛下バッキンガム宮殿で日本ゆかりの品々を鑑賞

3件のコメント

  • このお別れ…泣ける。
    車が全て見えなくなるまでその場に立ち続けた国王陛下。「ヒロが帰っちゃったよぅ」と項垂れる背中を「今度はこちらから会いに行きましょうよ」とポンポンする王妃陛下。もうどんだけ愛されてんのよ両陛下(笑)
    国王陛下の治療が順調に進み、今度は日本が国賓としてお二人をお出迎えしたいですね。華やかな晩餐会には令和の皇太子たる敬宮殿下も。そんな未来が早く見たいです。

  • 「仲良きことは美しきかな」と言いますね。
    今回のご訪問で両陛下と国王夫妻を見ているとこちらも嬉しくなりました。
    時間を無駄にしない、ギリギリまでお話しは尽きないように見えました。
    会えない時間は長かったですがお会いしてすぐにあの当時を思い出すような
    時間を埋めるような濃厚な時間だったのではないでしょうか。

    こういうお付き合いをこれからもと思いますが
    皇嗣家に皇位が移るとそれも望めないかもしれません。
    やはり、愛子さまに天皇になっていただきたいです。
    英国側もそう思われてるかもしれません。

  • ヨルダンで実弟が皇太子を長期間務めた実例があります。

    前国王の時代に
    https://en.wikipedia.org/wiki/Hussein_of_Jordan
    皇太子は1965年から99年まで実弟でした。
    https://en.wikipedia.org/wiki/Prince_Hassan_bin_Talal
    前国王の終末期に実弟は突然、並みの王子に格下げされ、実子(長男)が継承しました(現国王)。突然排除されたからといって、反乱などは起きず、スムーズな継承でした。
    https://en.wikipedia.org/wiki/Abdullah_II_of_Jordan
    現国王の皇太子は実子です。
    https://en.wikipedia.org/wiki/Hussein,_Crown_Prince_of_Jordan

    実弟が皇太子だったとき、王室の公式発表でも報道レベルでも、称号はCrown Prince(アラビア語でも同じ意味の単語)で一貫していました。

    そもそもPrinceおよびCrown Princeに「直系でなくてはならず、傍系は排除する」とする定義・概念は最初から存在しないのであり、直系を神格化し絶対視するあまり、「皇太弟は典範で定義されておらず、皇嗣は皇太子ではない」と殊更に強調する議論は、建設的でないと感じます。

    例えば今のタイミングでA宮、H殿下に万が一の何かが起きた場合、残るは常陸宮殿下ただ1人になりますが、「直系でなく、立太子の礼も通過していない。だから即位は認めない」という結論になるのでしょうか?

    Crown Princeの定義は責めるポイントではないのではないかと常々違和感を感じています。

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