医療従事者さまからヒントが 手指が赤くなる乾癬性関節炎の合併症に潰瘍性大腸炎やクローン病

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宮内庁が2022年から「インフリキシマブ」という大変高価な薬剤を購入している件で、このところ複数の週刊誌が、秋篠宮家のどなたかが深刻な病を患っておられる可能性がある、といった記事を出している。だが筆者は、それが紀子さまだとは思っていない。なぜなら…。



 

筆者が秋篠宮家から嗅ぎ取ってきた疑惑は、高価な薬剤インフリキシマブや電子内視鏡、大腸ビデオスコープの購入だけではない。MRI装置がどこかに設置された可能性があり、佳子さま占拠などと報じられてきた秋篠宮邸分室は、実は病院仕様の可能性があると感じてきた。

そもそも、日帰りや1泊2日の簡単な手術さえ引き受けずにきた宮内庁病院が、なぜ今年になって1億8,000万円もかけ手術室の工事を行うのかも疑問。女性セブン最新号は、その手術室整備を「皇族の高齢化に対応するため」と書いておられたが、宮内庁病院が矢面に立って申請手続きを代行し、工事現場はゴカグーショ病院ということだってあるかもしれない。

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実はしばらく前、筆者はある医療従事者さまから、メールで「乾癬性関節炎」という病があることを教えられた。秋篠宮家に、手指が妙に赤い方がいらっしゃるのが気になるとのことで、「万が一その病気なら深刻ですよ」とのこと。筆者はじっくりとその病気について調べてみた。

 

◆手指の発赤、関節炎

筆者にメールをくださった方は、秋篠宮家の「どなた」なのかは指摘されなかった。だが筆者から見ても、手指のむくみや赤み、爪の根元の白いガサガサ具合が気になる方が、お1人いらっしゃるのは事実だった。

 

「乾癬ネット」の『乾癬性関節炎(関節症性乾癬)』というページを見てみると、乾癬に罹患した方の7人に1人が関節炎も発症するといい、男性のほうが女性に比べ1.9倍ほど多いそう。発祥年齢は10代から70代までで、9割が爪にも乾癬の症状が現れるもようだ。

そして乾癬性関節炎があると、腸内の免疫細胞や腸内細菌叢の変化が起きてくるという。



 

◆慶応大学医学部から招かれた清原裕貴医師について

こちらで4月3日に、『秋篠宮家のために新しく炎症性腸疾患の専門医が この春の宮内庁の人事異動・皇嗣職侍医にご注目を』という記事を書いた。

一番に注目したのは、慶応大医学部内科学教室から迎えられた清原 裕貴氏。ご専門は消化器内科学で、これまでの研究のテーマは「炎症性腸疾患」「腸内細菌叢」「体軸性脊椎関節炎」「末梢性脊椎関節炎」「腸管外合併症」などであった。

日本において、マウスによる実験を元に乾癬性関節炎の研究を積極的に行ってきた慶應義塾大学医学部内科学(消化器)教室。清原裕貴医師は、金井隆典教授、筋野智久特任講師とともに、その研究グループのメンバーであった。

清原医師が研究してきたという体軸性脊椎関節炎は、骨盤の関節や脊椎に炎症が起こる。背中や首、腰のこわばりや痛みが朝起きたときに強く現れ、体を動かしているうちに軽くなる。そんな症状も乾癬性関節炎の患者さんを悩ませているそうだ。

さらに、乾癬性関節炎を患っていると、同類の遺伝子変異を共有しているためか、10%以上が下痢、腹痛、下血、血便などを主訴とするクローン病、あるいは潰瘍性大腸炎を発症することになるという。

 

◆重症化すると約半数に心臓血管疾患

この先は、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)の患者さんが、情報収集の頼りにしている「IBDプラス」の『なぜ乾癬とIBDは合併しやすいのか?「皮膚-腸相関」という概念で解明』と、「渋谷セントラルクリニック」による『乾癬の合併症』というページを紐解きながら、重要な情報を書き進めてみたい。

乾癬と炎症性腸疾患はいずれも自己免疫性疾患の一種で、片方に罹患すると、もう片方を発症するリスクは健常人の約 4 倍。患者数は日本でも増加傾向にあるという。

乾癬に続いて手指の発赤をもたらす「乾癬性関節炎」を発症し、患者さんの何割かが、うつ病、リンパ腫、メラノーマではないタイプの皮膚がん、糖尿病、非アルコール性脂肪性肝疾患、骨粗鬆症、心臓血管疾患などを発症するリスクを抱えている。

特に、乾癬性関節炎が重症化した患者さんでは約半数に心臓血管疾患が認められるといい、主な死亡原因が心臓発作であることも多いという。しかし、乾癬の治療をすると、そのリスクが下がることも報告されているそうだ。



◆まとめ:研究はまだ途中

乾癬性関節炎は、遺伝的要因や環境要因により免疫システムに異常(自己免疫反応)が生じ、炎症性サイトカイン(炎症に関わるタンパク質)が関節周辺に過剰に生成されてしまうことが原因だが、発症のメカニズムはいまだ明らかになっていないという。

乾癬性関節炎+炎症性腸疾患として治療を続けている患者さんは少なくないといい、病態の進展を予防する新たな治療薬の開発のためにも、今後ますます臨床研究を重ねていくことが重要になるそうだ。

仮に、秋篠宮さまか悠仁さまがこの病気を抱えていらっしゃるとした場合、皇太子や天皇の座に就かれて大丈夫なのであろうか。とにかく無理は禁物、全身の定期的な検査と厳しい健康管理が必要になるもようだ。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『渋谷セントラルクリニック』乾癬の合併症

『乾癬ネット』乾癬性関節炎(関節症性乾癬)について

『慶應義塾大学』皮膚の炎症が腸炎の悪化を招く「皮膚-腸相関」のメカニズムを発見 -乾癬と炎症性腸疾患の合併症の治療戦略に期待-

『IBDプラス』なぜ乾癬とIBDは合併しやすいのか?「皮膚-腸相関」という概念で解明

『エトセトラ・ジャパン』秋篠宮家のために新しく炎症性腸疾患の専門医が この春の宮内庁の人事異動・皇嗣職侍医にご注目を

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