秋篠宮邸分室(旧ご仮寓所)を「病院」と考える理由 屋上と2階に設置された室外機で検証
2023年5月下旬、佳子さまが1人で暮らす旧ご仮寓所の屋上に、なぜか新たな電設工事が行われると知り、突拍子もない仮説ではあるが、筆者は「そこに秋篠宮家のための医療設備がある。皇嗣職の医療スタッフもここに常駐では」などと考えるようになった。
秋篠宮邸の大改修・増築工事の間の「仮住まい」とされた旧ご仮寓所。その役目を終えた後は、事務所や倉庫として使用するという話だったのに、建物は立派で費用は10億円にもなり、ご夫妻と悠仁さまが新居に移られた後に奇妙かつ高額な電設工事が続いたからだ。
当時はまだMRI、大腸ビデオスコープ、電子内視鏡、高価な薬剤「インフリキシマブ」の件を知る前で、「皇嗣を名乗るならDNA鑑定を」と国民はますます騒がしくなっていることから、迂闊によその病院に出かけて血液を抜かせるわけにはいかないのだろうなどと考えたりもしていた。
そんな中、宮内庁のこの春の人事異動で、炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎)の専門医が秋篠宮家の侍医として招かれた。まさに「ゴカグーショ病院」を確信するようになった筆者は、さっそくそれの裏付け、根拠が欲しくなった。
◆まずは建物の大きさを知ってほしい
佳子さま占拠の旧ご仮寓所がどれほど大きいか、どうか右手にある宮内庁職員向けの官舎と比べてみていただきたい。
黄色で囲んだ建物は秋篠宮家の本邸で、向かい側の緑色で囲んだ建物は「赤坂東邸」である。なぜ両者を黄色い線でつなげたかというと、呆れたことに秋篠宮家は当初、この東邸までを包み込む「大・大・大豪邸」を建てる計画だったのだ。
この秋篠宮邸と赤坂東邸の一体化構想は、おそらく陛下がお住まいの東宮御所に向こうを張ってということであろう。だが日本経済新聞は2023年6月30日、『秋篠宮邸、赤坂東邸との一体化見送り』と報じた。
話は逸れるが、国民は秋篠宮家のさまざまな暴挙について、しっかりと反対の声を上げるべきであろう。人々がうるさく騒がなかったら、とんでもない面積の「秋篠宮城」が建設されていたであろう。そう思うと心底ぞっとする。
◆転出して始まった奇妙な電気工事
まずは、宮内庁が公開している随意契約に関する「変更契約調書」の1つをご覧いただきたい。
2023年1月30日に、2,618万円の契約で清水建設が請け負うことになった「事務所・収蔵庫棟ほか改修」という工事。それが3月29日に約124万円加わり、2,742万円ほどに増額されたことを知らせるものだが、どんな工事かというと…。
赤で囲んだ「変更理由」を拡大するとこんな感じである。屋上に照明器具を追加するというのは本格的な工事が始まることを意味するだろう。「換気設備」はご一家が仮住まいしておられた時にも当然あったはず。何か事業用の特殊な機器を追加したいということか。
◆病院には徹底した「個別」換気システムが
病院の特徴は、非常電源専用受電設備を持ち、ボイラー、恒温恒湿室、冷凍・冷蔵設備、高圧受変電設備、各種の制御装置、試験装置、そして医療用滅菌ガスの酸化エチレンガス(EOG)、手術用笑気ガス(N2O)などに対応する有害ガス浄化装置があること。
さらに天井にはこんな風にエアコンが埋め込まれていることが多い。こういうタイプだと防塵、除菌のフィルターが付いていて安心だという。
大変な電気使用量になるが、エアロゾル感染を防ぐシステムも必要になる。入院患者がいる病院では24時間365日、徹底した換気で衛生面を維持していくことになるが、経路を共有する集中型の冷暖房や換気では、新型コロナウイルスやレジオネラ菌などがほかの病室の患者に移る危険性があるからだ。
そのため屋上には、受水槽や貯水槽以外にも、「各部屋ごと」に設けられた空調設備の室外機がたくさん並ぶことになる。
◆屋上に病院を思わせる大量の室外機
ご仮寓所の屋上も、吹出しダクトやら導風フード付きの室外機やらでにぎわっているようだ。例えば下のものが2か所にあるが、これは何なのか――。
多分こうしたフードつきの室外機なのだろう。雨、風、黄砂、雪などに強そうだ。もちろん一般的な住宅向けではない。
そして、これは何なのだろうーー。
なるほど、3階の中央部分にはトップライトを設けて光を採っていたのだろう。リラックスできる休憩室に天窓がある病院は多いような気がする。
空調設備のメーカーでは様々な製品を開発しているが、顧客の事業内容によっては煙や臭いがあるため、排気を前に流す、あるいは上に流すなど吹出し口にも「導風」という工夫が必要になるそうだ。病院も例外ではないだろう。
あった…! 旧ご仮寓所の2階の外側にこういうものが複数台設置されていた。意外に背が高く、これも空調の室外機ではないだろうか。もしかすると、診察や治療は1階か2階で行われている…?
◆実際の病院には設置されているのか
やはり病院とは徹底した換気システムが必要になるのだろう。鬼塚産業さんというメーカーは、大分県にある5階建て中規模病院の空調設備更新工事で、こうした室外機を6台設置したという。
今回Google Earthで、3階建て程度のビルの屋上をかなり確認してみた。屋上が室外機だらけというビルは殆どなかった一方、医療機関ではやはり室外機が大量に並んでいることがわかった。
◆まとめ:すっぴんロードがついに現実のものに?
秋篠宮家のダラダラ注文とダラダラ工事は今なお続いており、税金の浪費を自重する様子もない。あのバカバカしい「2億円すっぴんロード」についても、YouTuberの水面ニュースさんが、いよいよ建設開始ではないだろうかと2日前の動画で伝えておられた。
どなたかが「ゴカグーショ病院」に通院しなければならない状況にあり、しかし誰にも見られたくない、見せたくない、見せたらマズイ…ということなのだろう。
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
画像および参考:
・『MITSUBISHI ELECTRIC』福祉施設・病院向けトータルソリューションカタログ
・『エルゴテック株式会社』空気調和設備 Air Conditioning Equipment
・『鬼塚産業』施工実績加藤病院本館(3階・4階・5階)空調設備更新工事
・『NABCO』NSトップライト 連続ドームNS-LC
・『Google』検索結果 ― 室外機 導風ダクト
・『ヤブシタ』「マトリクスシグマ」用のSUS製防雪フード(吹出側)
・『SINKO』吹出ダクト
・『株式会社エス・トラスト』 札幌市内病院/空調衛生設備工事
・『TOREI』サービス紹介 ― 医療
・『Google Earth』赤坂御用地
・『日本経済新聞』秋篠宮邸、赤坂東邸との一体化見送り 2023年6月30日
・『宮内庁』調達・随意契約調書(19/24)(24/24)
・『Google Earth』秋篠宮邸
・『YouTube』A宮邸 追加工事発覚で大炎上 いよいよアレが造られるのか? 『修繕工事』という名目のトンデモない中身とは
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