紀子さまだから言われてしまう? 「これって、韓国の伝統的なウェディングドレスにそっくり」 

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紀子さまもご自身がお召しになった植ウェディングドレスを思い出しておられただろうか(画像は『YouTube』のスクリーンショット)
ドレスのデザインにも国や時代でそれぞれに特徴があるものだ(画像は『YouTube』のスクリーンショット)

 

今月7日、TBS NEWS DIGがYouTubeで配信した『紀子さま 昭憲皇太后の現存する最古のロングドレス「大礼服」の修復をテーマにした国際シンポジウムを聴講』という動画に関して、2つの話題に触れてみたいと思う。



まずは動画の概要欄からーー。

紀子さまは6日午後1時半ごろ、東京・渋谷区の明治神宮会館で「受け継がれし明治のドレス」と題した国際シンポジウムを聴講されました。

 

昭憲皇太后が着用した現存する最古の「大礼服」と呼ばれる最も格式の高いロングドレスの修復は2018年から行われ、5年をかけて終了しました。6日のシンポジウムでは、これに携わった専門家がその成果を報告しました。

 

紀子さまは大礼服を所蔵する京都府大聖寺の文化・護友会名誉総裁を務めています。

 

1つ目の話題というのは、その紀子さまがご来場の際、会場の皆様からどれほど拍手や笑顔であたたかく迎えられたのか、ということ。ご本人の笑顔が浮いてしまっている、どうにも不思議な光景が捉えられているようだ。

紀子さまは、笑顔や拍手とともに迎えられたのであろうか(画像は『YouTube』のスクリーンショット)
紀子さまは、人々から温かく迎えられたのだろうか(画像は『YouTube』のスクリーンショット)

 

そして、もう1つの話題はウェディングドレス。紀子さまが1990年に秋篠宮さまとのご成婚の際にお召しになられた、白のウェディングドレスを思い出した人も多いだろう。

紀子さまは、とても個性的なスタイルのウェディングドレスをお選びに(画像は『8760 by postseven』のスクリーンショット)
紀子さまは、とても個性的なスタイルのウェディングドレスで(画像は『8760 by postseven』のスクリーンショット)

 

ローブ・デコルテに襟の大きな羽織を重ね合わせたような、とても個性的なデザインのこのウェディングドレス。しかし掲示板やSNSでは、しばしば「このボリューム感とシルエットは、韓国の古典的なウェディングドレスとそっくり」といった声が上がっている。

男性、女性を問わず、韓国伝統衣装のことを韓服(ハンボク)というらしく、その歴史について詳しく書いてある『creatrip』というウェブサイトを見つけた。南部に「辰国」なる部落があったとされる古朝鮮時代あたりから、ハンボクの情報があるようだ。

韓服を語るとき「辰国」の歴史もはずせないようだ(画像は『creatrip』のスクリーンショット)
韓服の歴史、まずは「辰国」から(画像は『creatrip』のスクリーンショット)

 

三国時代へと移るに従って、女性のハンボクはズボンからスカートに変わったという。

女性たちはズボンからスカートに。その上に羽織るものは●●と呼ばれるという(画像は『creatrip』のスクリーンショット)
女性たちのボトムスは、ズボンからスカートに(画像は『creatrip』のスクリーンショット)

 

今でも、結婚式において古典的なハンボク・スタイルの衣装を選ぶカップルは少なくないという。おそらく韓国の歴史や伝統を重んじる、あるいは、遠く離れても祖国への愛や忠誠心を忘れない韓国人なのであろう。

チマチョゴリだけでなく、トゥルマギと呼ばれる上着を羽織るスタイルも多いようだ。いずれも画像はネットで拾ったものである。

 

筆者の目には、特にこの2つのドレスが似ている気がする。

 

 

◆似てしまった理由はデザイナーさんが…

紀子さまのウェディングドレスを担当されたのは、美智子さまご推薦のデザイナー・中村乃武夫さんだったという。元は着物作家さんだそうで、ローブ・デコルテに羽織のようなものを重ねることで  “中村さんらしさ” を出したと思われる。

もしもそのドレスをお召しになったのが、雅子さま、清子さま、典子さま、あるいは絢子さまであったら「和のテイストとの調和が素敵!」と称えられていたであろうと思うと、どこか残念な話である。

とはいえ、「紀子さまは本当に生粋の日本人なのか」と怪しむ声は、当時とは比較にならないほど増えているように感じる。



(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『YouTube』紀子さま 昭憲皇太后の現存する最古のロングドレス「大礼服」の修復をテーマにした国際シンポジウムを聴講|TBS NEWS DIG

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