ご投稿の【YOUR VOICE】にヒントを頂く 旧ご仮寓所にMRI装置を搬入する「背の高い幅の広い入口」は?

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【YOUR VOICE】で今月12日に紹介させていただいた、『MRI装置の設置は手続きが複雑 正しく行われたのだろうか』。こちらは、秋篠宮家の次女・佳子さまが占拠ということになっている、秋篠宮邸分室(旧ご仮寓所)に関する疑問のお声であった。そこにヒントを得て、筆者ももう1つの記事を書いてみることにした。



建物は内部が見えない極細の窓。倉庫か牢獄のような異様な建物。電気と水道代が数千万円ともいわれています。病院だとしたら納得ですが、気になるのは、疑惑のお買い物のMRIのことです。

 

MRIの設置には高周波利用設置申請を行わなければなりません。増設も廃止も申請必須です。(略)設置には細かい規定があります。(略)搬入に必要なのは背の高い、幅のある入り口です。そして別邸を「医療施設」ではなく「住居」とするなら、ここでの申請はできません。

…と神奈川県在住のEさん。

筆者も「搬入できるだけの入り口はあるのか」が気になってしまった。そこで、日経メディカルの『開業サポート第6回 大型医療機器導入の際の注意点』という記事を読んでみるとーー。

 

◆巨大で重さが数トンあるMRI装置

一般的な事務所仕様のビルは耐荷重300㎏/㎡程度ですが、CTは総重量2トン超、MRIは仕様により異なりますが総重量10トンを超えるものもあります。

MRI装置がそんなにも重いものだったとは…。旧ご仮寓所については「事務所・収蔵庫とはいえ、千代田区の皇居にも港区の赤坂御用地にもないタイプの外観。しかも10億円もかけるものか?」と感じていたが、MRIやCTなど大型の装置を導入するなら、雅やかな和風の造りにこだわっている場合ではないだろう。

 

気を付けておかなければいけない点がいくつかあります。例えば、機器の搬入経路の確保です。平面図だけを見ていると忘れがちですが、建物の外から区画内、CTもしくはMRI室まではどのように搬入するのかを検討しておく必要があります。

MRI装置のドーナツ部分のサイズをいくつかのメーカーで見てみたが、大目に見積もって入り口の高さが2.5m(幅は2.5m、奥行は2.2mほど)あれば、大抵は搬入できるようだ。



 

◆姉妹のハグ動画でわかったエントランスの大きさ

旧ご仮寓所の1階エントランス。ここの天井は高いのか、そしてワイドな入口はあるのか。これを、TBS NEWS DIG による『眞子さま 秋篠宮邸を出発 佳子さまと抱擁も』という動画で確認してみた。

 

■下の動画の3秒目から

出てきた眞子さんの身長(ハイヒールを除くと161cmらしい)から察するに、玄関ドアは3メートルほどあるだろう。エントランスそのものも大きいが、1階の天井がとても高いようだ。

眞子さんは身長161㎝という噂がある。すると、この扉の高さは…?(画像は『YouTube』のスクリーンショット)
眞子さんは身長161㎝という噂がある。すると、この扉の高さは…?(画像は『YouTube』のスクリーンショット)

 

■下の動画の2分03秒から

普段使用している玄関の右側に、広い間口の入口があることがわかった。ここなら搬入が可能ではないだろうか。

普段お使いの玄関の右側に、大きな間口の扉があるようだ(画像は『YouTube』のスクリーンショット)
普段お使いの玄関の右側に、大きな間口の扉があるようだ(画像は『YouTube』のスクリーンショット)

 

 

◆“2億円すっぴんロード” の辻褄が合う

「佳子さまが本邸に食事に通うにも、職員たちにメイクなしの素顔を見られたくない」。

当初は、これが設置の理由と言われていた “2億円すっぴんロード”。だが筆者は、秋篠宮家のどなたかが「ゴカグーショ病院に通院する姿を、ゼッタイに見られまい」として設けるのではないかと思っている。

これくらいスッピンでも雨でも雪でも歩けないのだろうか(画像は『Google Earth』ほかのスクリーンショット)
これくらいの距離、スッピンでも雨でも雪でも歩けないわけがない(画像は『Google Earth』ほかのスクリーンショット)

 

◆2階北側のベランダに並んだ室外機とそう遠くない1階に…

再び、日経メディカルの『開業サポート第6回 大型医療機器導入の際の注意点』という記事に戻るとーー。

医療機器の稼働中は機器からかなりの熱量が発生するため、操作室や検査室は一年中冷房を稼働し続ける必要がありますが、その空調機器の設置は可能かなど、平面図だけでは見えないことも少なくありません。

 

MRI装置は強制的な空調管理で、温度と湿度を一定に保つ必要があるそうだ。先にこちらで『秋篠宮邸分室(旧ご仮寓所)を「病院」と考える理由 屋上と2階に設置された室外機で検証』という記事を書いたが、2階北側のベランダには「事務所・収蔵庫・私室」向けとはとても思えない、変わった形の室外機が設置されていた。

旧ご仮寓所の2階外側にも数台の室外機が置かれていた(画像は『Google Earth』のスクリーンショット)
旧ご仮寓所の2階外側にも数台の室外機が置かれていた(画像は『Google Earth』のスクリーンショット)

 

多分こういった室外機であろう(画像は『ヤブシタ』のスクリーンショット)
多分こういった室外機であろう(画像は『ヤブシタ』のスクリーンショット)

 

もしも上記の「間口の広い入口」からMRI装置を搬入したとして、真っすぐ進んだあたりに「検査室」があるとすると、すぐ近くの2階のベランダに特殊な室外機が並んでいるのも納得だ。

青い丸の部分に背の高い間口の広い第二の入り口がある。そのまま進んだあたりにMRIを設置するなら、2階ベランダに複数台の空調設備・室外機を設置した理由も納得だ(画像は『Google Earth』のスクリーンショット)
青い丸の部分に背の高い間口の広い第二の入り口がある。そのまま進んだあたりにMRIを設置するなら、2階ベランダに複数台の空調設備・室外機を設置した理由も納得だ(画像は『Google Earth』のスクリーンショット)

◆まとめ:なぜ秋篠宮家ばかりが…

上皇ご夫妻も今上陛下も、精密検査や治療などは東京大学付属病院を利用され、診断結果や手術その他を毎度公表していらっしゃる。一方で秋篠宮家の人々は、新型コロナウイルスに感染しても宮内庁病院を利用せず自宅療養。悠仁さまの体温の上下なども、一切明かされなかった。

そんな中、この春からは難治で知られる炎症性腸疾患の名医が、秋篠宮家の侍医となられた。宮内庁はそろそろ、なぜ秋篠宮家ばかりが特別な医療体制を必要としているのか、旧ご仮寓所は一体ナニモノなのかを公表するべきではないだろうか。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)



画像および参考:
『日経メディカル』開業サポート第6回 大型医療機器導入の際の注意点

『YouTube』眞子さま 秋篠宮邸を出発 佳子さまと抱擁も TBS NEWS DIG

【YOUR VOICE】MRI装置の設置は手続きが複雑 正しく行われたのだろうか

『Google Earth』秋篠宮邸

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