2019年に導入したMRI装置は今どこへ【その2】 「うちにも欲しい」で1基追加注文か
先にこちらで執筆した、『2019年に導入したMRI装置は今どこへ… まさか御仮寓所は秋篠宮家の「病院」として建てられた?』という記事。文章の最後やX(Twitter)には突拍子もない仮説、妄想だと書き添えておいた。
こちらの【その2】は妄想ではなく、より現実的な可能性を真剣に探ったものなので、「エトよ、ちょっと斜め上すぎるぞ」とおっしゃらず、どうかお付きあい頂ければと思う。
◆宮内庁病院は2018年4月にMRIリース会社を切り替え、2019年に…
先の記事と重複するが、とても重要な部分なのでもう1度。宮内庁病院にはMRIもCTもかねてから装置が存在していた。そんな中で「良品をより安く」を理由に、2018年4月に機種の変更を決定。新しくキャノン製のMRI装置をキャノン・メディカル・ファイナンス社からリースすることになった。
ところが2019年2月、なぜか宮内庁はMRI装置を新しく導入するべく入札公告を出し、4月15日、宮内庁病院にて同じくキャノン・メディカルファイナンス株式会社が1億4,400万円強で落札した。入札の条件に従っていれば、装置は遅くとも同年9月にはどこかに納入されたのだろう。
ここで考えなければならいのは2つ。旧型から新型に機種を変更したのか、それとも追加でもう1台欲しくなったのか、ということだ。
◆機種変更ではなく追加注文だったのでは?
そこで注目したのは年間のリース料金の推移であった。
平成31年(2019年)度までずっと25,386千円の要求額できていたものが、平成32年(2020年)度以降、所要額として金額が50,772千円に跳ね上がっている(青で囲んだ部分)。なんとピッタリ2倍であり、同じ機種をもう1台追加で発注したと考えることができる。
「今上陛下が昨年お世話になったのは東大病院、信子さまは慶応大学病院だったよね」「患者の人数から考えても、宮内庁病院にそんな装置が2台も必要なの?」「宮内庁病院での検査では、情報漏れの不安や不満があるの?」などとあれこれ考えてしまう。
では、それは一体どこに設置されたのだろうか。
◆上皇夫妻が「うちにも1台欲しい」と?
上皇さまが心臓の冠動脈バイパス手術を受け、そして上皇后さまが胞状奇胎を経験されるなど、2019年2月の入札公告の時点で、すでにご夫妻はいくつかの深刻なご病気を経験されていた。年齢的にも認知症の不安があるため、MRI装置はこのご夫妻のために設置されたとも考えられる。
しかし、お二人のために広い医療スペースが設けられ「仙洞御所」にお引っ越しされたのは2022年4月下旬のこと。しかも重要なのは、上皇さまは相変わらず東大病院で検査を続けておられるという事実だ。
◆上皇さまにさらなる心臓のご病気が発覚
上皇さまは2012年に心臓の冠動脈バイパス手術を受けておられたが、昨年の7月には、また新たな心臓病についての発表があった。胸部X線検査で心拡大や胸水が溜まっていることがわかり、7月24日にMRI検査を「東大病院」で受けられたという。
その結果、三尖弁の閉鎖不全による右心不全と診断されたそうだ。三尖弁(さんせんべん)とは、右心房と右心室の間にある弁だという。
◆秋篠宮家が「うちにも1台」と?
一方で、家族の健康に関しては超秘密主義で、悠仁さまのお部屋の近くに看護師の控室が設けられているという秋篠宮家が必要としていることも考えられる。
この宮家において、独自の医療チームが機能していることは疑う余地もない。次々とコロナに罹患した際、どなたもいわゆる「自宅療養」で、宮内庁病院を利用された様子がないからだ。
悠仁さまの体温を宮内庁として正しく発表できなかったのは、そうしたチームから情報が上がってこなかったからではないのか。かつて報じられた「情報を外に漏らす悪い輩が宮内庁内部にいるのでは」という件も、それに怯えているのはこの宮家であろうか。
決して公表されることはないだろうが、秋篠宮家の人々には様々な病気の疑惑や噂がある。
秋篠宮さまには大量飲酒、うつ病、目元のチック、企図振戦あたり。そして紀子さまには、あのベトナム「観光旅行」の顛末を見る限り、脳機能低下ほか脳神経系に不安を抱えておられるのではないかと感じる。
女性自身が伝えたところによれば、秋篠宮家の皇嗣職侍医は、昨年末までおられた医師も1月1日付で就任された医師も、ともに循環器内科の専門医だ。しかし今では、脳神経内科の医師も常駐していらっしゃるのではないだろうか。
◆MRIが禁忌という人は減ってきた
話は逸れるが、長年にわたり人工内耳、インプラント磁石、除細動器、脳動脈瘤クリップ、大動脈ステントグラフト、神経刺激装置、可動型義眼などが体内に埋め込まれていると「MRI検査は禁忌」とされてきたが、近年はそれらに使用する材質が工夫され、続々とMRI対応機種が出ているという。
たとえば、日本の装用者数は約 1 万人程度という人工内耳については、日本コクレア社など2つのメーカーが、1.5テスラ以下(テスラは磁場強度の単位)であればMRI検査もOKという機種を開発済みだ。
手術その他の技術で400万円ほどする人工内耳は、本来は永久使用を視野に埋め込むものだが、「病気で精密検査が必要になったら、やはりMRI検査を受けたい」という不安がある。ここ数年、MRI対応型への交換手術を希望する人は増えているもようだ。
◆乳がんおよび前立腺がんの手術は本当か
2019年9月8日、美智子さまは左胸に見つかった乳がんの摘出手術を終え、10日には文京区の東大病院を退院された。「ステージ1だったため最も軽い部分切除術で済んだ」という説明だった。
『乳がん.jp』というウェブサイトによると、たとえ部分切除であっても退院は早くて術後3日目以降になるとある。なのに、80代半ばの美智子さまが術後2日目にして退院してしまうとは…。
乳がんに限らずだが、今どきの手術を伴う病気については、どの病院でも治療のスケジュールや術後ケアのマニュアルが確立されている。そのため、この異例の退院劇には「本当に乳がんだったのだろうか」と疑う声さえ上がった。
思い出せば2018年秋、上皇さまは前立腺がんと診断され、2019年1月に摘出手術を受けられた。その年齢になると、実は殆どの男性が非常におとなしい前立腺がんに侵されているといわれる。診断が下ったところで、高齢者では手術や放射線治療ではなく、粒子線治療やホルモン治療を勧められることが殆どだそうだ。
2019年は、宮内庁にとっても大変バタバタとした年であったに違いない。
◆まとめ:やはり秋篠宮家に1台あるのでは…?
2019年、上皇夫妻の「前立腺がん」「乳がん」という怖い病名は、とりあえず新しいMRIが必要だと世間に印象付けることができただろう。
ただ、その装置を自分たちが利用しているかというと、かなり怪しい。筆者はやはり、秋篠宮家のどこかにMRI装置が設置されたと想像している。次男一家のためならどんな芝居でも打つ ― それが私たちの知る美智子さまだからだ。
いずれにせよ、2019年に導入された1台のリース契約は来年3月31日に満了となる。この後の入札公告も注目を集めそうだ。
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
画像および参考:
・『エトセトラ・ジャパン』2019年に導入したMRI装置は今どこへ… まさか御仮寓所は秋篠宮家の「病院」として建てられた?
・『JETRO』宮内庁 – 入札公告(物品・サービス一般)磁気共鳴断層撮影装置1式
・『宮内庁』落札者等の公示令和 元年5月21日
・『宮内庁』公共調達の適正化について(平成18年8月25日付財計第2017号)に基づく随意契約に係る情報の公表(B)
・『宮内庁』平成31年度歳出概算要求額総表 皇室費所管 (皇室費)
・『女性自身』紀子さま 秋篠宮さまの“深酒”もご心配?「メタボ専門家」を侍医に抜擢した深謀遠慮
・『朝日新聞デジタル』上皇さまが診断された「右心不全」、どんな状態? ご夫妻の体調は
・『女性自身』悠仁さま 改修後のお部屋は異例の広さに…17歳当時の天皇陛下を上回るレベルか
・『乳がん.jp』よくある質問 ― 乳がん手術の入院期間はどのくらいですか?
・『朝日新聞デジタル』美智子さまが退院 乳がん手術後2日で
・『INNERVISION』 MRI検査のリスクマネジメント ― MRI対応人工内耳への対応と課題