「論文の取り扱いに変更なし」東大入試事務室キッパリと 国民感情より皇室への忖度を選んだか

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こちらで21日にお伝えした、『怒れ受験生! 東大推薦型選抜「論文は専門分野の学者が共著でOK」はR7年度だけの極秘ルールだった可能性大』という記事。

悠仁さまが、赤坂御用地のあの杜撰なトンダ論文を武器に東大に推薦入学するなら国民は黙ってはいない。それを訴え続けてこられた埼玉県在住のSさんに、まったく返事をよこさなくなっていた東大入試事務室だが、やっとやりとりが再開したそうだ。

東大側はおそらく、国民感情を刺激しないような言葉を考えるのに時間がかかったのだろう。だが、Sさんを長く待たせた割に彼らの回答は、国民の気持ちに配慮したものにはならなかったようだ。



 

◆ここまでのやり取りをおさらい 

「学校推薦型選抜の提出書類における論文について(問合せ)」というタイトルで、東大入試事務室とメールのやりとりを続けてこられた埼玉県在住のSさん。令和7年度・推薦型選抜の募集要項が中旬に発表されたが、先のメールのやりとりで「論文は専門分野の学者との共著でもOK」とSさんに回答していた東大なのに、なぜか募集要項にはそういった説明がないことがわかった。

おまけにその件でSさんから追及を受けると、東大入試事務室は「法学部以外はグループでの研究や論文の共著も受け付けます」などと返答。グループという、いかにも高校の科学部・生物部などを想像させるワードを使って回答してきたのだ。

Sさんは、そこではなく「専門分野の学者との共著でもOKなのか」を尋ねたはずだ。もしや、令和7年度のみの超極秘の忖度設定を、ある職員さんが誤って口を滑らせてしまったということ…?

 

◆Sさんのさらなる追及に、東大は数日間返答せず

Sさんは、さらにこのようにメールした。

論文のグループ作成の可否をお伺いしているのではなく、先月いただいたご回答、「学校推薦型選抜に提出する論文は、論文の専門分野の学者と共著のものであっても出願書類として提出が可能です。」が、未だ有効かどうかをお尋ねしております。

 

だが答えは戻ってこなかった。そこでSさんは東大入試事務室に対し、2度にわたりこのように返事をしてみたという。

先月は即日ご回答いただいておりますが、今回、一向にご回答いただけないのはなぜでしょうか? 受験生である高校生が、学者との共同研究の機会に恵まれることなどまずありません。ゆえに、学者との共著論文を入学試験の選考資料とすることは不適切です。

それでもこの方針を変えないと言われるのであれば、入学試験の公平性、公正性の観点から、募集要項に記載するなど、何らかの方法で受験生に周知すべきと思いますが、貴学のご見解をお伺いいたします。

 

お世話になっております。
未だ下記問合せのご回答をいただいておりません。
これは受験生にとって、たいへん重要な内容です。
至急ご回答ください。



◆回答がついに! しかし… 

こちらは東京大学入試事務室(学校推薦型選抜担当)です。

 

学部ごとの詳細な出願書類等につきましては、募集要項p.18以降の各学部のページをご確認ください。

 

なお、法学部のみ、グループで作成した論文を認めておりません。

 

取扱いに変更はございません。どうぞよろしくお願いいたします。

 

前回のメールから変化したといったら「取扱いに変更はございません。」の部分だけである。

あまりのあっけなさに、「否定すればトンボ論文での裏口入学を拒否することとなり、肯定したらしたで、国立大学の入学試験にあるまじき不公平との非難が殺到するでしょう」とSさん。

東大ともあろう大学が、本当に国民の反感を買う選択をしようとしているのだろうか。大きな苦悩がいやというほど伝わってくる、非常に由々しき事態であろう。



 

◆まとめ 

東大に入りたいと強い意志を持ち、幼い頃から必死に勉強してきた受験生を、特別な権力とカネで踏み付けにするなど、皇族であっても許されないこと。国民はそれを認める東大を許さないだろう。

Sさんは、そのメールの最後を「東大の学費値上げが話題になっておりますが、近い将来、東大の経営は破綻すると思います。裏口入学を認める三流大学に将来はありません」と非常に厳しい言葉でまとめておられた。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:

『東京大学』学校推薦型選抜 学生募集要項と出願に必要な提出書類様式

『東京大学』学校推薦型選抜

”>『エトセトラ・ジャパン』気になる国際昆虫学会議ICE2024「本人のプレゼンなしでも実績に?」と問われ、東大入試事務室の回答は…?

『エトセトラ・ジャパン』悠仁さま国際昆虫学会議での英語の質疑応答がマストか 東大が「一般論として欠席なら活動実績とは認められない」と

『エトセトラ・ジャパン』学校推薦型選抜の提出論文について、なんと「専門家との共著でもOK」と

『エトセトラ・ジャパン』怒れ受験生! 東大推薦型選抜「論文は専門分野の学者が共著でOK」はR7年度だけの極秘ルールだった可能性大

『エトセトラ・ジャパン』悠仁さまトンボ論文の「取り下げ」要請 文化庁も文科省もたらい回しの状態

『エトセトラ・ジャパン』トンボ論文への疑問は受け付けない…?  国立科学博物館「お問い合わせ」ページ、特定メールアドレスを受信拒否か

『エトセトラ・ジャパン』悠仁さまの希少トンボ発見が飼育と放虫の結果なら、世間はそれを「自作自演」と呼ぶ

『エトセトラ・ジャパン』東大推薦論文「専門家と共著OK」の情報提供者さま 「10年かけた壮大な国家プロジェクト。たったひとつの誤算は…」と

4件のコメント

  • 専門家との共著であることが明らかの論文から、どうやって悠仁様の実力を抜き出して判断するのでしょうか?審査の方には、論文の執筆痕跡を透視する超能力でもおありなのでしょうか?仕事上、技術論文に目を通すことはよくありますが、少なくとも私にはそのような(超?)能力はありません。

  • <皇室制度存亡の危機>
    皇室制度が「憲法第十四条 すべて国民は、法の下に平等」に矛盾しているという前々から知識人からの厳しい指摘があったが国民の不満として現実問題として現れてしまった。たかが皇族の大学ズル入学問題でないかと思われる人がいるがとんでもない話で、これが国家として罷り通ってしまうと言うことは全ての悪事を巧妙に企てた皇族又は皇族利用する悪者が究極は国家権力さえも手に入れることが可能となる「恐ろしい現実問題」なのである。

  • 論文(科学・工学系)の共著についてコメントさせてください。私も科学研究業界の一角で仕事しており、先週も、私が助言と執筆を手伝った同僚の論文が学術誌に受理されたばかりです。
    日本語でいう論文には、paperとthesisが含まれ、thesisは学士、修士、博士の取得のために執筆して学位を審査する大学・大学院に提出する論文です。paperは、学術誌に掲載されるものを指します。おそらく、東大の言うところの論文は、paperおよび科学コンクール等の応募作品の写しを想定していると思います。科学コンクールの作品は、しばしば単著もあり得ます。しかし、科学・工学系のpaperについては、単著はほとんどありません。ましてや、プロの研究者の執筆したpaperと同じ並びで高校生の単著のpaperが学術誌に掲載されるのは、万に一つもない、といった可能性です。”High school students section”みたいな節を設けている学術誌があれば別ですけれども。私の印象では、私の専門分野の学術誌のpaperで、みかける単著は数百報に1報以下。また、悠仁様の分野に近い、クオリティの高い学術誌の例として、Journal of Applied Ecologyの最新号
    https://besjournals.onlinelibrary.wiley.com/toc/13652664/2024/61/7
    でも単著のresearch articleはみかけません。単著が少ない理由は、端的に言えば、学術誌の審査を通過して掲載されるに足る研究のクオリティおよびpaperという文書としてのクオリティを持つpaperを作成するには、ほとんどの場合、院生やプロの研究者からなる複数人の手によるチーム研究が必要であるということです。ましてや、高校生がpaperを書く場合、どこかの大学、研究所、博物館といったプロの研究者のいる研究機関との共同研究を行い、研究者に本文を書いてもらう必要があり、その結果出てくるpaperは、受け入れ先研究機関の研究者との共著しかあり得ないという仕組みがあります。
    以上の事情より、東大が提出書類として共著論文を除外していないと思います。ですから、「共著も可」ということに関しては忖度はないと私は思います。
    しかし、主様も指摘されているように、研究機関と共同研究できる機会に恵まれた高校生がどれだけいるか?ということは、受験生に対する機会均等の観点では大問題です。また、大学院生ですらpaperを1報書くのに3年、あるいはそれ以上掛かってしまうことがしばしばなのに、夏休みのインターン制度みたいな機会で数週間研究機関に通って行った研究だけでpaperを書くなんてことは、極めて稀な幸運に恵まれない限り無理だと思います。
    以上、参考になれば幸いです。

  • だって、ヒサ君が転がり込む「とーだい」だもん。Fランクの。此処が日本最高学府なんだって~。秋篠廃墟の法則発動! お終い!
     
    YouTubeを見ていたら、お勧め動画に「小和田恆さんを囲む座談会」が上がってきて、視聴回数が数万回になっていたので御覧になった人が多かろうと思います。動画で小和田恆氏は90歳を超えられても頭脳明晰は変わらず、言い淀むことなく学生さんに説明していました。滑舌が良く、解り易い言葉を選んで伝える能力に驚嘆します。雅子皇后陛下は父小和田恆氏の講義をライブで受講されたので才能に磨きが掛かったのでしょう。天才が努力すると何人たりとも及ばない。
    学生さん達が聴き入る面持ちに学内のあるべき姿を感じ取りました。ある学生さんが「東大で教授はテクストを読むだけだから将来が心配になる。大丈夫か、東大?」と訴える場面があり、彼の東大は世界ランクが下がっているとの評判は強ち嘘ではないと思いました。雅子皇后陛下、小和田恆氏、吉田尚昌氏、東大出身者は現状に忸怩たる想いでしょう。

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