悠仁さま論文の裏にある不自然さとフライング疑惑 皇居生物相調査(第Ⅲ期)になぜ宮邸大工事中の赤坂御用地が加わるのか
『皇居の生物相調査(第Ⅲ期)』対象範囲にいきなり加わった赤坂御用地
~迷走する上野の森の行方~
12月15日付の弊ブログの記事、『悠仁さまトンボ論文「前回の調査結果と比較し」で墓穴か 表町池は宮邸改修・増築の大工事で…』。そして、17日付の『「正確な日付を確認せず」「詳細な地名を記録せず」「撮影者表示なし」の学術論文を世に放った悠仁さまの未来は明るいのか』という記事は、すでに多くの方にお読みいただけたと思う。
これらは、埼玉県にお住まいのSさんという方から弊ブログに寄せられた考察を記事化したものだが、そのSさんが、また新たな発見があったことを知らせてくださった。
1996年から長年続いている皇居の生物相調査のことをお調べになったというSさん。第Ⅰ期、第Ⅱ期の結果はすでに発表されているが、2021年9月に開始を宣告した第Ⅲ期調査では、なぜか対象範囲が赤坂御用地にも広げられていることがわかったという。
千代田区および港区とあるため、皇居と赤阪御用地は「かなり離れている」と思っていらっしゃる方も多いが、その距離は実は1kmちょっとしかない。おまけにその頃の赤坂御用地は、ご存じの通り秋篠宮邸の改修増築工事の真っ最中である。なぜそちらでも調査をやる必要があったのか。
ここから先は、Sさんから寄せられた文章を、ほぼ原文のままご紹介させていただきたいと思う。
国立科学博物館の現在進行中のプロジェクト、『皇居の生物相調査(第Ⅲ期)の実施について』のプレスリリースが、2021年(令和3年)9月2日に出されています。文中の「調査内容」には、以下のとおり記載されています。
第Ⅲ期調査のおもな目的は、前回の第Ⅱ期調査から約10年後の調査結果を踏まえて、第Ⅰ期から皇居の生物相がどのように変化したかを明らかにすることにあります。
さらに、今回新たに、出現種について可能な限り多様な種について DNA情報を調べたり(DNA バーコーディング)、鳥類については、さらにさえずりの違いなどの多様性も含めて、赤坂御用地など他地域との比較を行うなど計画しています。
対象分類群は以下を予定しています。トンボ類、チョウ類、ガ類、甲虫類、ゴール形成昆虫類、有剣ハチ類、アリ類、クモ目、鳥類、両生・爬虫類、寄生蠕虫、維管束植物、菌類、藻類、コケ植物、地衣類、シアノバクテリア。
調査期間:令和3年度~令和7年度内
調査区域:皇居西地区(吹上御苑含む)、赤坂御用地
調査結果の公表等:調査結果をとりまとめた段階(令和7年度を予定)で公表いたします。
さらに、その後2年以内に独立行政法人国立科学博物館において調査結果に関する企画展を開催する予定です。
ここで3つの疑問が生じました。
【疑問1】
新たに、唐突に赤坂御用地が調査区域に加えられておりますが、理由がまったく意味不明です。これはあくまで皇居の生物相調査であり、費用の嵩むDNA情報調査を、赤坂御用地にまで広げる意味が分かりません。
鳥類のさえずりの調査に至っては、秋篠宮邸は2020年3月より改修増築工事が始まり、その真っ最中の騒音の中であり、失笑を禁じ得ません。見えざる圧力により「無理やり付け加えさせられた」としか言いようがありません。
【疑問2】
秋篠宮家の問題に関しては第一人者であられるYouTuberの水面ニュース氏が、本プロジェクトの研究者の中に、最近になって悠仁さまのお名前が突如登場されたと動画の中で述べておられます。
このような重要な情報を、国立科学博物館も宮内庁も発表していないのは確かに不可解です。
【疑問3】
調査結果はプロジェクト終了後の令和7年度(2025年)に公表するとしています。それなら、プロジェクトの一研究者にすぎない悠仁さまが、トンボ類についての調査結果に関する論文のみを先行して発表されるという暴走を、なぜ許したのでしょうか。これも圧力でしょうか。
続いて、『皇居のトンボ類 須田真一 清拓哉 2014』も読んでみました。
この論文によると、皇居では1996年から16年の間に、専門家による大規模な調査が3回実施され、発見されたトンボは約40種でした。
赤坂御用地はというと、悠仁さまが6歳だった2012年から11年間をかけ、補遺(あとから補われた部分)まで含めると、おひとりでなんと40種も発見されたようです。
最も貴重な絶滅危惧ⅠA類が2種、オツネントンボ、オオイトトンボです。オツネントンボの発見に至っては、皇居にもなかった歴史的快挙です。
今、わが国を代表する博物館である国立科学博物館のガバナンスが、迷走しています。悠仁さまが幼い頃に語られた内容が学術論文と化し、国立科学博物館が認証する。これが厳然たる事実です。
ところがそのトンボ論文については、諸賢から様々な疑惑が指摘されております。このことは研究倫理にも関わる問題であり、国立科学博物館の説明責任は重大ではないでしょうか。
すでにお気づきと思いますが、一連の国立科学博物館の不可解なアクションは、お茶ノ水女子大附属小中学校への進学(研究者子弟優先入学制度)、筑波大附属高等学校への進学(提携校進学制度)に続く、東京大学への進学(推薦選抜制度)への布石と思われます。
秋篠宮家の長男・悠仁さまは、弱冠16歳で初論文を発表し、すでにトンボ学会の第一人者ということになってしまいました。悠仁さまの周りの大人たちは、学会や東大を愚弄していませんか? これは許されることではありません。いくら将来の天皇陛下とは言え、やっていいことと悪いことがあるとは思いませんか?
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以上が、Sさんが寄せて下さったメールの内容である。
◆まとめ
いつの世も変わらないが、話がうまく出来過ぎているような不自然な「発見」は、どうしても世間から疑いの声が上がり、より知識のある研究者らにより真実が暴かれてしまう。
悠仁さまは、どの大学へ進もうとも、大好きな昆虫学を十分に学んでから真剣に調査を行い、優れた論文を発表するのであれば、その時はきっと高く評価されたであろう。
なぜ今、慌ててあのような論文を発表する必要があったのだろう。周辺の大人たちは、あまりにも焦りすぎてはいないだろうか。
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
画像および参考:
・『国立科学博物館』プレリリース ― 皇居の生物相調査(第Ⅲ期)の実施について
・『Wikipedia』皇居の生物相
・『J-Stage』赤坂御用地のトンボ相 ―多様な環境と人の手による維持管理―
・『国立科博専報(50)』皇 居 の ト ン ボ 類 須田真一・清 拓哉
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