悠仁さまトンボ論文「前回の調査結果と比較し」で墓穴か 表町池は宮邸改修・増築の大工事で…

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先日、弊ブログの【YOUR VOICE】のコーナーに、『トンボ論文について国立科学博物館に問い合わせをしてみました』とご寄稿くださった、埼玉県にお住まいのSさん。

数日前には『素晴らしいトンボ論文も数ヶ所に違和感 6歳で研究を始めた天才・悠仁さまが「場所を覚えていない」?』という記事でも見事な考察をご紹介させていただいたが、そのSさんが、また新たな素晴らしい発見をされたようだ。

以下、Sさんからのメールの内容を、ほぼ原文の通りご紹介させていただきたいと思う。



今回のトンボ論文、130ページにはこうある。

赤坂御用地のトンボ類については,2002年から 2004年にかけて,初めて調査が行われ,24種が確認された(斉藤ほか,2005)が,その後,赤坂御用地におけるトンボ類の調査報告は,15年以上行 われていない.著者らは,2012年から2022年にかけて赤坂御用地内のトンボ類を調査しており,本論文ではその調査内容を報告するとともに,前回の調査結果と比較した内容についても報告する。

 

前回調査の論文 「斉藤洋一・大和田守・加藤俊一,2005. 赤坂御用地のト ンボ類.国立科学博物館専報 (39): 419–430」との比較で書かれているとのことですので、さっそくこの論文を読んでみました。

最も優れている調査場所は秋篠宮邸池、つまり表町池であったことがわかる(画像は『国立科博専報(39)』のスクリーンショット)
【P422】より、最も調査に適した場所は秋篠宮邸池、つまり表町池であったことがわかる(画像は『国立科博専報(39)』のスクリーンショット)

 

重要な点を抜粋するとーー。

御用地内で見られるトンボの多くは、秋篠宮邸池を主たる発生源としていることが確認できた。赤坂御用地で記録された24種のうち、発生が確認できた種は半数の12種で、このうちの11種が秋篠宮邸池で発生している。

 

このすぐれた環境は、生物に深い関心をお持ちであられる秋篠宮文仁殿下と、常日頃保全管理に心をくだかれる宮付きや庭園課職員の方がたのご配慮の結果であろう。今後、この池で発生・定着するトンボ類が増加することが期待される。

 

というふうに、秋篠宮邸池のトンボ生育環境、及び秋篠宮さまや職員の配慮などが絶賛されています。この秋篠宮邸池というのは、双方の論文に水域地図が掲載されていますが、今回論文の「⑩表町池」であることが分かります。

秋篠宮邸の池というと通常は「表町池」のこと(画像は『J-Stage』のスクリーンショット)
秋篠宮邸の池というと通常は「表町池」のこと(画像は『J-Stage』のスクリーンショット)

 

そこで、今回の論文の133ページにて、表町池の記述を見てみました。

10. 表町池(図11)
表町池は秋篠宮邸の南側にある池である.2021 年から2022年にかけて浚渫工事が行われたため,2021年秋までの環境を記す。

 

思わず「おい、おい、おーーーい。なんでこんな貴重なトンボ研究環境をぶっ壊すんだよーー。悠仁さまー、ここは体張ってでも止めるとこでしょう」と叫んでしまいました。

ここから言えることはただひとつ。

悠仁さまは、前回調査の論文を読んでおられないのでは? ということです。

 

また、前回論文のトンボ目録では、誰がどのトンボを発見、採集したか明記されていました。なんと調査は7人体勢だったようです。

ところが今回論文の調査では、それをはるかに上回る「大調査団」が結成されていたと思われるものの、そのあたりについてはまったく触れられていません。

去年、清博士に勧められるまで「論文を書いてみよう」という意図がなかった悠仁さまが、なぜこのような大規模かつ組織的な調査を成功させられるのでしょうか。そもそも幼児期の悠仁さまに、調査団の指揮など無理な話です。

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以上がSさんによる新たな、そして見事な発見である。

なお、浚渫(しゅんせつ)工事とは、水底をさらい、土砂を取り去ることをいう。そして表町池と宮邸の近さはこの通り。平地は資材置き場となり、重機やダンプが出入りし、とてもトンボが住めるような環境ではなかっただろう。

表町池にいたトンボは改修工事の影響をまともに受けたことだろう(画像は『Google Earth』のスクリーンショット)
表町池にいたトンボは宮邸改修工事の影響をまともに受けたことだろう(画像は『Google Earth』のスクリーンショット)

また、佳子さまが一人でお住まいの旧ご仮寓所の工事では、上の図にある12番の表町水田、13番のなまず池も大きな影響を受けたものと想像される。



◆2021年どころか2020年も困難だったのでは?

Sさんの見事な着眼点をヒントに、赤坂御用地内の60億円に及ぶともいわれる一大改修・増築工事について、筆者ももう1度考えてみた。

今回の論文には「2021 年から2022年にかけて浚渫工事が行われたため、表町池のトンボ調査は2021年秋まで」とあるようだが、工事の着工は2020年3月だと報じられている。実は2020年も、調査どころかこの池には近づくことすら困難だったのではないだろうか。

 

◆まとめ

Sさんは、メールの最後に「今回の論文の執筆も、かなり怪しくなってきましたね」と書いて下さっていた。

悠仁さまが佳作を受賞された作文『小笠原諸島を訪ねて』には、剽窃という行為があり、今回のトンボ論文も疑惑の声があれこれと飛び交っている。

こうなると、今後に何を書いても「どうせまた…」と言われてしまうのがオチではないだろうか。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『J-Stage』赤坂御用地のトンボ相 ―多様な環境と人の手による維持管理―

『国立科博専報(39)』赤坂御用地のト ンボ類  斉藤洋一・大和田守・加藤俊一,2005.

『エトセトラ・ジャパン』素晴らしいトンボ論文も数ヶ所に違和感 6歳で研究を始めた天才・悠仁さまが「場所を覚えていない」?

『エトセトラ・ジャパン/YOUR VOICE』トンボ論文について国立科学博物館に問い合わせをしてみました

 

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