悠仁さま入賞作文・パクリ騒動 コピペ・チェッカーの怖さを宮内庁は知らないのか

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盗用がないか文章はチェッカーで検査される時代に(画像は『CopyContentDetector』のスクリーンショット)
盗用がないか文章はチェッカーで検査される時代に(画像は『CopyContentDetector』のスクリーンショット)

国立の超名門・筑波大学附属高等学校への入学キップを、ついに手にした秋篠宮家の長男・悠仁さま。しかしその喜びも束の間、この少年が「ズルヒトくん」と呼ばれるような不名誉な事実がまた新たに発覚した。著作権侵害の可能性もある、文章のパクリだという。



16日、悠仁さまの筑附合格を発表した際には、宮内庁からなぜか正直に、提携校進学制度を利用したと説明された。「受験票を手に握りしめてメディアに撮影させるとは、したたかなパフォーマンス」「一般受験と思わせるための、とんだ茶番」と冷ややかな声が国民から上がった。

そんななか、追い打ちをかけるように放たれたのがこちら。北九州市立文学館で入賞した作文『小笠原諸島を訪ねて』に文章を盗用した疑惑があるという報道だ。

おめでたい合格の報道から半日もなく、それを報道するとはあまりにもタイミングが良すぎる、最高の意地悪だと話題になったが、早いうちからその情報を入手していたものの、宮内庁から「合格が確定するまでは黙っていてほしい」と頭を下げられた(圧力をかけられた?)と見るべきか。

宮内庁は、「必要な引用の記載もれがあった。指摘にむしろ感謝している」などと、やけに奢った解釈と説明をしたようだが、文章を見比べてみると、引用記載漏れより悪質なことに気づかされる。

悠仁さまは、元のコンテンツである『世界遺産 小笠原』にある文章のハイライト部分と骨子はしっかりと盗用し、しかし語尾や語順はちょっと変わっている。これは「盗用がバレないように」という工夫の跡であろう。

宮内庁にゴーストライターがいるという噂が本当なら、今後こうしたトラブルを避けるためにも、その人も悠仁さまとご一緒に「転載」「引用」のルールなどを学んでいただきたい。コピペがあると容易に見抜かれるという事実も、是非知っておいてほしいものだ。



■コピペ盗用を監視するチェッカー

ウェブサイトが外注ライターに記事を依頼するときなどのために、現代は便利なツールがあり、盗用行為の「検査」は簡単。完全なるコピペだけでなく、今回のようにちょっと言い回しを変えた、類似の文章であってもズバリ探り出すから面白い。

『CopyContentDetector』『こぴらん』『影武者』『コピーコンテンツ・チェックツール』『sujiko.com』『剽窃チェッカー』あたりが有名で、有料・無料さまざまなサービスのプランがある。

他人の文章を盗用した疑惑を1度でも持たれると、その後も著作権侵害行為を繰り返すのでは…と人は疑うもの。悠仁さまの文章を受け取った方は、大人の責任としてトラブルになる前に、盗用の有無をチェックしてほしいものだ。

■転用と引用の違い

転載はご法度、引用はきちんと元のコンテンツを記すことでOKだ。自分の文章の多くを、著作権がある他人のコンテンツから引っ張ってきた内容で埋める行為が「転載」であり、その割合をぐんと下げ、あくまでも参考程度に添える行為が「引用」だ。

引用する場合、その元のコンテンツが「利用規約」として示している部分をよく読み、正しく引用するが、写真の著作権が撮影者にあるケースなども多く、ダウンロード、スクリーンショットにかかわらず、「写真を使用したい場合は事前に連絡を」と求めているサイトも多い。



■宮内庁はどうでる?

それにしても今回の件は、複雑な問題をはらんでいる。将来は天皇陛下となるであろう15歳の少年に、盗用疑惑の最悪なイメージが付いて回ることになってしまったが、果たしてこのまま放置で良いのだろうか。

宮内庁のなかに作文のお手伝いを任された人物がいた場合、「悠仁さまは悪くない。コピペなど姑息なことをしたのは宮内庁のXXXです」と名乗らせ、謝罪をさせれば、大きな意味で悠仁さまの印象の回復が期待できる。ところが「あの作文は実はゴーストライターが書いてくれました。そのおかげで提携校進学制度に推薦されました」では、身も蓋もなくなる。

目前に控えた筑附への入学に焦点を当てた場合、やはりゴーストライター登場・謝罪は避けるほうが無難だ。とはいえ、悠仁さまだけを悪者して後はスルーというのでは、あまりにも酷。宮内庁がこの件についてどう出るか、次の動きを見守りたいものだ。

画像:『CCD』CopyContentDetector公式HP

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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