ニューヨーク総領事の任務を終えた山野内勘二氏 「個人も応援」と公言した真意は…?
1月末に弊ブログでも皮肉たっぷりに触れておいたが、現在、『デイリー新潮』さんによる“秋篠宮さまが新NY総領事と異例の面談 小室夫妻への便宜を依頼との疑念も”という記事が、大変な注目を集めている。
ヤフコメでは、「総領事館が個人に便宜を図ってあげるなんて、もっての外」といった声が多くの支持を集めているが、少なくとも2018年秋からそれはアリだったようだ。小室圭さんの問題に関して話題に上ることがあった山野内勘二氏は、ニューヨーク総領事に就任した直後、そう公言していたのだ。
フジテレビによるアメリカの日本語放送『FCI/News Catch!』。ここのニューヨーク支部(FCI NY)は、2018年秋に在ニューヨーク日本領事館の総領事に就任した山野内勘二氏にインタビューを行い、それを2019年の元旦に放送するとともに、動画をYouTubeにアップしていた。
インタビュアーは久下香織子さん。そこで山野内氏は、「企業でも個人でも、ニューヨークで活躍する人をどんどん応援したい。何なりと相談してほしい」と熱心に繰り返す。
「ニューヨークで活躍することを望む人々は大勢おり、企業であろうが個人であろうが、こちらがお役に立てることは、何でもお手伝いしたい」「総領事館が関わっては迷惑ならしませんが、次の世代の活躍をいっぱい応援したい」などと話していたのだ。
ただし山野内氏は、6分30秒あたりから「絵画、音楽、写真などの分野で才能にあふれ、しかしまだ名前も知られていない若いアーティストや、スタートアップして、まだこれからという企業」と説明。個人とはいえ、お手伝いしたい対象はけっこう限定されている様子だ。
どう考えても、日本の大学で法学を学んできていない青年をランクの高いロースクールに返済不要の奨学金とともに留学させ、有名弁護士事務所に就職させ、高級アパートの契約まで手伝うなどは「対象外」になるだろう。
これに手を貸してあげていたとなると、やはり皇族(秋篠宮さまか美智子さまか…という噂)に重いプレッシャーをかけられ、本意・不本意を問わず動くしかなかったのかもしれない。だからこそ、権力でこうしたポジションの人たちを利用しようとする行為は許されないのだ。
その後、山野内氏は大好きだという音楽の話題を夢中になって話し、9分30秒あたりから再び仕事の話に戻っている。最重要課題としては在米邦人の安全確保を一番に挙げ、「何が起こってもおかしくない潜在的な危険がある。万難を排したい」と話した。
続いて新年の抱負を尋ねられると、普段から心がけていることをイニシャルで並べ『V.S.O.P.』と示した。
V.Vision(しっかりとしたヴィジョンを持ち)
S.Strategy(そのためには明確な戦略が必要)
O.Honesty(正直さと誠意を大切に)
P.Passion(情熱を持って仕事にあたりたい)
これらを常に意識しているという山野内氏は、小室圭さんについてどういった印象を抱いておられたのだろう。醜聞など気にも留めずどこか不誠実で、「愛しております」の一言で眞子さんと暴走婚を遂げ、ニューヨークで贅沢な暮らしを続けようとする…そんな30歳の青年に好感を持っただろうか。
昨年秋には山野内氏も在任期間が丸3年を超え、やっと先月中旬、新しいニューヨーク総領事は森美樹夫氏と決まった。森氏は秋篠宮家とは懇意だという。秋篠宮家の状況を理解し、小室夫妻のためにあれこれ動いてくれる人が選ばれた、ということだろうか。
ただし、山野内氏が小室さんの件であれこれ噂されていることを、森氏が知らないわけはない。ちょっとでも奇妙な動きがあれば情報が週刊誌に漏れる、これもさぞかし不安だろう。どんなに森氏が秋篠宮さまと懇意であろうと、壁に耳あり障子に目あり。山野内氏が自由に動けていた頃をはるかに上回る警戒心が必要かもしれない。
参考および画像:2019/01/01 『YouTube』 FCI NY ― 山野内勘二総領事・大使インタビュー
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
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