「声すら知らない」国民が殆ど 悠仁さま満1歳半頃に始まった異様な報道規制には「脅し」のような文句も
京都で先月行われた国際昆虫学会議ICE2024のなかで、マスコミ2社は秋篠宮家の長男・悠仁さまのトンボ論文に関する写真を誤って紹介していた。巧妙な誤魔化しでの印象操作が感じられ、こちらでは「もしや宮内庁がマスコミに忖度報道を強要したのでは…?」と疑う記事を書いていた。
報道機関に対する宮内庁の異様なコントロールで思い出すのは、悠仁さまの一番可愛らしい盛りに、なぜかそのお姿が世間に殆ど紹介されなかったこと。今上陛下は、皇太子の時代から愛子さまのご成長の様子や雅子さまのご病気に関し、情報を常に国民に共有してくださっていた。上皇夫妻もである。また秋篠宮家にしても、眞子さまや佳子さまの幼少期の写真はたくさん存在する。なのに、悠仁さまだけ何かが完全に違った。
秋篠宮家のお考えか宮内庁の一存かは不明だが、関東地方にお住まいのMさんによれば、悠仁さまについては満1歳半の直前から異様な報道規制が敷かれるようになったといい、そのことがわかる書籍も教えてくださった。
◆宮内庁の厳しい報道規制
それは、「ニューヨークタイムズ」の東京支局取材記者やテレビ局勤務の経験を持つ、フリージャーナリスト・上杉 隆氏の著書『ジャーナリズム崩壊』(幻冬舎)であった。
Mさんは、該当するページを抜粋し、画像も送ってくださっている。
ルールは一方的に秋篠宮家か宮内庁が決めたことなのだろう。しかし、これを守らなければ~してやる!といった調子では、国民の知る権利も報道の自由も無視した「脅し」に近いのではないのか。
◆もしや1歳半検診の様子を取材されたくなかった?
やや横に広がる、とても大きなお耳を持ってお生まれになった悠仁さま。眉と目もちょっと下がり気味で、愛嬌ある笑顔はとてもお優しい雰囲気があった。
だが、確かに1歳半あたりから悠仁さまの映像や写真を殆ど見かけなくなった。1歳半とは子供の成長に関して重要な健診がある。そこで何か引っかかることが予想され、報道の調整が必要になったという世間の見方は正しいと筆者も思う。
悠仁さまの場合、公表こそされていないが生まれつき聴覚に問題があったと考えられており、それは言葉の成長にも大きく影響する。
人形遊びはできても、テレビで動く人の真似ができても、パパ、ママ、ブーブー、ワンワンなど意味のある言葉を話せない、「バナナはどれ?」と尋ねても指差しをしない、背後から名前を呼ばれても振り向かないなどがあれば、要観察の検診結果が下るであろう。
そして、そこで何が報道されれば「ショラテンは無理かも」と世間は騒がしくなるだろう。皇室典範第三条にはこうある。
第三条:皇嗣に、精神若しくは身体の不治の重患があり、又は重大な事故があるときは、皇室会議の議により、前条に定める順序に従つて、皇位継承の順序を変えることができる。
◆まとめ
幸い悠仁さまは聴力の問題を解決され、言葉の遅れもしっかりと取り戻しておられた。それを考えると、多くの人が「かわいい頃の記憶もないし、お声も聞いたこともない」と言うのは、やはり残念と言うほかない。
また、宮内記者会は国民から常に「ちゃんと真実を伝えて」と求められている。海外ご訪問にたびたび同行できる役得こそ素晴らしいものの、記者としての正義と現実のはざまで皆さんの苦悩はいかばかりかと同情する。
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
画像および参考:
・『ハピニィ』1歳6か月児健康診査の手引
・『幻冬舎』ジャーナリズム崩壊 上杉 隆
・『エトセトラ・ジャパン』川嶋辰彦氏ご逝去から2年 元同僚が投稿していた貴重な「悠仁さまとお耳がお揃い」写真に思うこと