悠仁さま作文剽窃問題その後の主催者HPに苦笑 今後は図工のスキルを武器に東大推薦合格を狙うしか…

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子どもノンフィクション文学賞作品集、第12回のみ、にかつてない文言が加わった(画像は『北九州市文学館』HPのスクリーンショット)
子どもノンフィクション文学賞作品集、第12回のみ、かつてない文言が加わった(画像は『北九州市文学館』HPのスクリーンショット)

 

「女性自身」が今月28日、【上半期ベストスクープ】として『悠仁さま「研究者への道」に暗雲…海外メディアが大きく報道した“作文引用”問題の波紋』という記事を掲載した。世間をおおいににぎわせた話題だが、その後、ちょっと苦笑する発見があったことを思い出した。



北九州市文学館が主催した作文コンクール「子どもノンフィクション文学賞」の中学生の部で、秋篠宮家の長男・悠仁さまは全国第2位を意味する「佳作」を受賞。それも大きく評価され、筑波大附属高校への入学を果たした。ただし、なんと合格発表の同じ日に「週刊新潮」に剽窃行為を報じられるという苦々しさだった。

作文を書くにあたっては、パンフレットの注意書きで「パクリはダメだよ」と伝えられていたにもかかわらず、『小笠原諸島を訪ねて』という作品に剽窃があった悠仁さま。「ご指摘に感謝する」だけで謝罪の言葉もなく、参考文献を示すことでOKとした北九州市文学館に対しても、Twitterなどで批判の言葉が投げかけられていた。

 

■北九州市文学館が見せた小さな抵抗か

だが、彼らはその時せめてもの小さな抵抗を見せていたように思う。悠仁さまが作った傷を延々と「跡」にして残すつもりなのだ。

子どもノンフィクション文学賞作品集、第12回のみ、にかつてない文言が加わった(画像は『北九州市文学館』HPのスクリーンショット)
子どもノンフィクション文学賞作品集、第12回のみ、かつてない文言が加わった(画像は『北九州市文学館』HPのスクリーンショット)

 

下は、ほかの受賞者の作文の最後の部分。隠すことなく引用した参考文献を示していれば、このように本文とまったく同じ文字サイズになる。

ほかの受賞作品は、《参考文献》として本文と同じ文字で(画像は『第12回子どもノンフィクション文学賞作品集』のスクリーンショット)
ほかの受賞作品は、《参考文献》として本文と同じ文字で(画像は『第12回子どもノンフィクション文学賞作品集』のスクリーンショット)

下は悠仁さまの作文の最後の部分だ。「かなり」後になってから示された参考文献は意外にも多く、それらは文字サイズが縮小され、空いているスペースに無理やり埋め込まれたのだった。

悠仁さまの作品のみ、<注>から先の文字のフォントやサイズが小さい(画像は『第12回子どもノンフィクション文学賞作品集』のスクリーンショット)
悠仁さまの作品のみ、<注>から先の文字のフォントやサイズが小さい(画像は『第12回子どもノンフィクション文学賞作品集』のスクリーンショット)

トップページの「作品集の一部を修正しています」も恥ずかしいが、こちらも変に目立ってしまっている。この部分は後から追加されました、と言っているようなもの。世間がパクリ騒動を忘れることは簡単ではなさそうだ。

研究者の世界で他人の論文の無断転用やゴーストライターに書かせるなどは、最も嫌われる恥ずかしい行為だ。女性自身も悠仁さまが研究者となる道に関して「暗雲が…」と書いている。悠仁さまはなぜ剽窃の疑惑を指摘された際、速やかに謝罪し、受賞を辞退しなかったのだろうか。それをしておけば、少なくとも欧米諸国の大手メディアが英語でその件を報じる事態だけは防げたように思う。



 

■この春、東大に推薦合格した天才少年

そして昨日は「NIKKEI STYLE」が、今年の春に推薦合格で東京大学に進学した大屋孝輔さん(渋谷教育学園幕張中学・高校卒)という天才について『廃棄PCからスパコン製作 渋幕が育んだ東大の異才』という記事を発表し、大きな話題をさらった。

NIKKEI STYLEは大屋さんを「環境共生型社会をけん引する次世代のリーダー」と褒め称えている。東大への推薦入学を果たすのはこういう類まれなる才能を持ち、その道を真に究めたいという姿勢が認められた人。国民の税金がたっぷりと投じられる国立大学だけに、そうでなければフェアではない。

 

■図工作品でみる悠仁さまの実力

当然ながら、3年後の東大推薦合格を狙う悠仁さまについても、学力や知識はどれほどなのかと注目が集まっている。相当の学力がおありらしいが、成績が明らかにされたことがないからだ。だが、特に知能の高い子は小中学校の図工のレベルからして違うという説がある。そこで、これまで発表された悠仁さまの図工作品に目を向けてみた。まず驚いたのは、わずか9歳の時に完成させた巨大な「信号機」だ。

11歳になればジオラマだって作ってしまう。その緻密さには驚いたが、さすがに「ご一家で協力」とあるようだ。ということは、他のミラクルな作品はすべて1人で取り組んだということ…?

このジオラマだけは「ご一家で協力」と…(画像は『日テレNEWS』のスクリーンショット)
このジオラマだけは「ご一家で協力」と…(画像は『日テレNEWS』のスクリーンショット)

そして12歳ではトンボに挑戦である。頭部、胴部、羽根、脚、すべての大きさ、長さのバランスが完璧だ。

小学生にして、これほど精巧なトンボの作品を…(画像は『TBS NEWS DIG Powered by JNN』のスクリーンショット)
小学生にして、これほど精巧なトンボの作品を…(画像は『TBS NEWS DIG Powered by JNN』のスクリーンショット)

この「盆栽」も渋い。こちらは13歳の時の作品だ。

盆栽にもご興味がおありとは…(画像は『朝日新聞DIGITAL』のスクリーンショット)
盆栽にもご興味がおありとは…(画像は『朝日新聞DIGITAL』のスクリーンショット)

いやはや驚いた。悠仁さまは手先が非常に器用でいらっしゃる。しかも嬉しいことに、どの作風も昭和の懐かしいニオイがぷんぷんと伝わってくるではないか。次はどのような作品が出品されるのか、これはもう楽しみでしかたがない。

 

画像および参考:
『女性自身』悠仁さま「研究者への道」に暗雲…海外メディアが大きく報道した“作文引用”問題の波紋【上半期ベストスクープ】

『Yahoo!ニュース』NIKKEI STYLE ― 廃棄PCからスパコン製作 渋幕が育んだ東大の異才

『北九州市文学館』第12回子どもノンフィクション文学賞作品集について

『北九州市文学館』第12回子どもノンフィクション文学賞作品集

『Twitter』テレ東BIZ ― 悠仁さまが信号機を出展

『日テレNEWS』宮内庁文化祭 悠仁さまの作品ご一家で協力

『Facebook』TBS NEWS  ― 毎年恒例の宮内庁の職員文化祭が行われ、秋篠宮家の長男、悠仁さまは紙粘土などで作ったトンボを出品されました。

『朝日新聞DIGITAL』悠仁さまがつくった盆栽「春飾り」 宮内庁が写真公開

『エトセトラ』「文章盗用騒動も賞を手放さない15歳」 複数の英大手メディア驚きのタイトルで悠仁さまについて報道

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)