悠仁さまトンボ論文の写真No.19は想像以上に多くの線が… 白い糸には結び目、腹先端部を隠す白いモノにも金属ピンか
『小笠原諸島を訪ねて』作文にみられた剽窃行為の記憶も新しいなか、今度はトンボ論文で「筆頭著者を名乗るほど仕事をしたのか」「この写真は何かおかしくないか?」「正確な日付を確認せず、撮影者表示のないデータを学術論文だなんて」などと、あれこれ波紋を広げてしまっている秋篠宮家の長男・悠仁さま。
論文に掲載された写真No.19について、「このオツネントンボ、元気に生きていたんでしょうか?」と疑問を投げかけた筆者の元には今、さまざまなお立場の方から「生きているようには見えません。なぜなら…」「こんな奇妙なモノが写っていますよ」といった情報を添えたメールが飛び込んでいる。
神奈川県在住のHさんがトンボの腹部の右脇に発見されたピン状のものについては、皆さん「それは志賀昆虫社が製造している有頭シガ昆虫針でしょう」とご意見が一致しているようだ。
さらに、お二人の方から寄せられた最新の考察を紹介させていただきたいと思う。
◆思った以上に複雑だったトライアングル、白い紐の結び目も…
まずは、X(Twitter)のあるフォロワーさんが、オツネントンボの腹の脇に白い紐が存在することを発見してくださった。黄色の矢印の部分をご覧いただくと、その糸?紐?に結び目があることが見て取れる。
写真をプリントアウトし、拡大してみたところ、さらなる異物の存在を確認することができたとのこと。赤や黒い線をそこに添え、画像をメールに添付してくださった。
これはもう、想像していた以上に多くの線やピンが張り巡らされ、トンボを支え、あるいは吊っていた可能性がありそうだ。
◆タグのように見える長方形の白い物体の謎
そしてもうお1人、Tさんという方は、腹の先端部に付いているタグのような白い長方形のモノの上方に、小さな丸(下の赤い丸)が見えることを指摘された。
その丸いモノは、先に神奈川県のHさんが発見された昆虫針のヘッド部分(上の赤い丸)と色味や大きさ、光具合が同じように見えるため、「おそらくこちらも有頭シガ昆虫針でしょう」とのこと。ただ、その白いタグのような物体が存在する理由だけは「どうしても分かりません」とあった。
◆トンボの腹の先端部(尾)を明らかにしないなんて
トンボのオスには、後脚にも近い腹のかなり上部に「副性器」という突起がある。そして腹の先端(尾)にはクワガタのオスが持つツノのような形状の「上付属器」と「下付属器」があり、それらを使ってメスの複眼の後をはさみ、産卵弁のすきまに副性器を挿入して交尾をすることになるという。
悠仁さまのトンボ論文にある写真19番のオツネントンボは、「羽をすべて重ねた時に黒い紋様が2つ見える」ことからオスだとわかったが、「副性器」も写っておらず、腹の先端にある「上付属器」と「下付属器」は、その白いタグで隠されてしまっている。
トンボの写真というのは、オスかメスかをはっきりさせるため、普通は腹の先端部がしっかりと見える写真を掲載するのではないだろうか。この白いタグのように見える物体は、やはり謎でしかない。
◆線のように見えるけれど実は…?
この白いタグ状のモノの上部に見える、小さな丸いヘッドに気づいてくださったTさんは、トンボの周囲に見える線のようなモノについて、実はまったく別の考察をされていらっしゃるという。添付してくださった画像でわかった、ごくわずかな「ズレ」。それもやはり、標本作りに必要なツールだという。その件はまた次回に…。
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
画像および参考:
・『J-Stage』赤坂御用地のトンボ相 ―多様な環境と人の手による維持管理―
・『神戸教育情報ネットワーク』トンボのからだのつくり ― 成虫のからだのつくり
・『エトセトラ・ジャパン』「No.19 オツネントンボ」の画像を解析 これ、ひょっとして標本作りに使用する材料では…?
・『エトセトラ・ジャパン』悠仁さまトンボ論文にまた新たな疑惑 「82番の写真も奇妙ですよ。ちゃんとマクロレンズで撮影したのなら…」
・『エトセトラ・ジャパン』「正確な日付を確認せず」「詳細な地名を記録せず」「撮影者表示なし」の学術論文を世に放った悠仁さまの未来は明るいのか
・『エトセトラ・ジャパン』「悠仁さまはトンボ論文の筆頭著者ではない」2大根拠 これにて “Q.E.D. 証明終了” か