眞子さん作品“怪説”の謎ついに解明も… メトロポリタン美術館の新たなずさんさが発覚

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眞子さんがボランティアだったことも判明(画像は『Japan Times』のスクリーンショット)
眞子さんがボランティアだったことも判明(画像は『Japan Times』のスクリーンショット)

小室眞子さんがメトロポリタン美術館(以下MET)で働き始めた件。第一弾は山田真山の掛け軸2本からなる日本画を解説したようだが、描かれている人物をめぐり「なぜ突然変更されたのか」と騒々しくなっている。
そんな中、何も知らずに実際にMETでその作品を見た日本人と思われる人が、インスタグラムに写真をアップ。ツイッターで大きな注目を集めてしまったようだ。



ナンなんだ、これは…といった状況に陥ってる眞子さんの日本画解説。今回の記事でも、非常に綿密なリサーチを行う優秀なユーザーさんのツイートが大変な助けとなり、ついにその謎が解けてきた。

■ここまでの経緯

①METアジアン・アート部門所属の日本美術キュレーター、ジョン・T・カーペンター氏(John T. Carpenter 以下C氏)の同僚が、東京のとあるギャラリーでこの二連の掛け軸を発見。METは「寄贈」という形で入手した。

 

②その作品についてC氏が解説文を作成。「『平家物語』にインスパイアされ描かれた、悲嘆と絶望に満ちた憂鬱な情景。源平合戦(治承・寿永の乱)に負けた平清盛が出家のため剃髪する様子を描いた」などと記したが、水面下では「確信が持てない」として他の専門家の見解を求めていた。

 

③出光美術館の田中 伝氏(出光佐三記念美術館・主任学芸員)から、C氏に「『一遍聖絵』の絵巻にインスパイアされた絵画のように見える」との連絡が入る。

 

④C氏はこの件を、日本美術に詳しいであろうとして眞子さんに白羽の矢を立て、新しい解説文の作成を依頼。

 

⑤眞子さんはC氏の山田真山画伯に関する解説に、田中伝氏からの新たな指摘を添え、その他の情報をかき集めて解説文を完成させた

 

■それでも残る真作か贋作かの疑問
描かれている人物が、平清盛から吉備津神社の僧侶の息子へとガラリと変更された経緯は理解できた。だが、この作品にはまだ大きな疑問が残っている。真作か贋作か、だ。

山田真山作品は沖縄県を中心に大変な人気があるため、贋作も多々出回っているとのこと。こんな風に登場人物が変えられてしまったのも、すべては証明書や鑑定書が付いていなかったからだろう。

肝心の作品にも署名がなく、落款もはっきりとは読み取れない。ウェブで紹介されている真作の画像を複数確認すると気づくのは、真山は署名や落款を入れる場所は、あえて色やトーンを大幅に抑えていること。色鮮やかな葉っぱに落款がかぶって曖昧になっているこの作品は、果たして真作なのだろうか。

葉っぱに落款を重ねることの不自然さ
葉っぱに落款を重ねることの不自然さ

 

■インスタグラムの投稿で知った超ずさんな真実
こちらは、Twitterのユーザーたちを歓喜させた、“kunikonyc”さんによるインスタグラムの写真だ。キャプションを読む限り、ご本人は眞子さんが解説を担当したことを全然知らなかったように思う。

見学者によりインスタにアップされた掛け軸の写真(画像はInstagramのスクリーンショット)
METを見学した人がインスタグラムにアップした実物の写真(画像はInstagramのスクリーンショット)

だが、世界三大美術館のひとつであるMETのプライドはどこへ…? 実は眞子さんによる解説文も、METのHP上の作品解説も、タイトルが『「發心 出家」一遍聖絵の場面より』となっているというのに、展示場にある実際の解説文は、なんと2日前の時点でまだC氏が手掛けた『山田真山筆 平清盛入道図』のままだという。

 

なぜ展示場には内容の異なる解説文が…?(画像はInstagramのスクリーンショット)
なぜ展示場には内容の異なる解説文が…?(画像はInstagramのスクリーンショット)

 

■あと12日で展示は終了
このずさんさは、METがこの作品にまったく重きを置いていないということの表れか。C氏によれば、展示も4月24日で終了するそうだ。その後、作品はどこへ行くのだろう。眞子さんの解説文付きなどという箔をつけ、日本のコレクターに高値で「買いませんか」と言ってくるのかもしれない。



■眞子さんはボランティア・スタッフ
日本のニュースを英字で伝える『Japan Times』は、11日付の“Former Japanese princess Mako Komuro finds new role at New York’s Met”という記事で、眞子さんの美術館での仕事について触れている。

英エリザベス女王の孫のひとり、ユージェニー王女がロンドンの現代アートギャラリー『Hauser & Wirth』のディレクターであるように、「王族や元王族が学芸員として美術館やアートギャラリーで働くことは珍しいことではない」としながらも、有力な情報筋から得た話だとしてこう伝えている。

「眞子さんはMETのスタッフではなくボランティアだ。」

画像および参考:
『Instagram』 kunikonyc

『Facebook』John Carpenter 1月21日

『Japan Times』 Former Japanese princess Mako Komuro finds new role at New York’s Met

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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