【UPDATE】超お得な奨学金を落ちこぼれ留学生の小室圭さんに与えたF大 「LSATのスコアにより判定」で墓穴を掘ったか

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司法試験を受けるまでの小室さんの学業プロセス 「なぜ入学できたのか」とそこから疑問の声も
司法試験を受けるまでの小室さんの学業プロセス 「なぜ入学できたのか」と疑う声は相変わらずだ

小室圭さんのニューヨーク州司法試験3度目の結果がもうすぐ発表される。筆者がとにかく不思議に感じるのは、フォーダム大ロースクールが最優秀の学生に支給するべき奨学金を3年連続で圭さんに授与したことだが、他のロースクールの選考基準などと比較しても、どうにも不思議なことだらけだ。そんな中で分かったのは、彼らが奨学金の受給者を決める際、やはりLSATのスコアを必要としていたという事実だ。圭さんの試験の合否発表の前に、そのあたりを改めて掘り下げてみた。

※記事が長かったため、後半部分はこちらに移しました。ご了承ください。



ニューヨーク州の司法試験を2度連続で不合格となり、世間からは「どこが優秀なんだ。彼がマーティン奨学金を受け取ったこと自体がおかしい」という疑いの目が向けられている小室圭さん。フォーダム大が圭さんにマーティン奨学金を安易に与えたことがきっかけで、日本からの留学生の印象が全体的に悪くならないか不安がある。

なぜなら小室圭さんがフォーダム大学に出願準備を行った時点で、彼らはメリット奨学金の受給者を決める際にはLSAT(ロースクール進学を希望するアメリカ人が受ける全米統一テスト)のスコアや、出身校の成績証明書などで判断すると告げていた。メリット奨学金とは、学業やスポーツに著しく優れているほんのわずかな学生に支給される栄誉の奨学金のことを意味する。

小室圭さんが出願準備を行った時点で、メリット奨学金はLSATのスコアと成績証明書で判定されていた(画像は『Fordham University School of Law』のスクリーンショット)
小室圭さんが出願準備を行った時点で、メリット奨学金はLSATのスコアと成績証明書で判定されていた(画像は『Fordham University School of Law』のスクリーンショット)

■3年で2000万円も支給するならLSATのスコアを確認して当然

フォーダム大学ロースクールは現在、第三者からの援助を受けていない入学者を優先に、著名な学部長から名をとったフィーリック・トリーナー、マーティンの3つのメリット奨学金を用意している。圭さんが受給したマーティン奨学金は、全授業料、故郷(日本)とニューヨーク市の往復航空券を含む交通費全般、書籍購入費、住居手当ほか3年分の経費について、2,000万円ほど支払ってくれるそうだ。

ところが、入学案内全般についての「よくある質問」のページによると、彼らは留学生にLSATのスコア提出を義務付けていないとしている。海外の四年生制大学で法律を学んでもLSATはあまりにも難しいからだそうだ。もっとも、高い点が取れそうな留学生は積極的に受け、確実な入学と奨学金獲得にコマを進めるという。

一方、3年間で2000万円も支給する以上、申請者のLSATのスコアを確認するのはロースクールとしては当然のこと。そして、ちゃんとLSATを受験した留学生ならメリット奨学金受給の対象になれるわけだ。問題は、司法試験の結果がふるわない圭さんが果たしてそれを受けたかどうかだ。

 

 

■そもそも入学自体が「解せない」という声も

トップの画像は圭さんが司法試験を受験するまでの学業プロセスだ。他の日本人留学生とどう違い、レアケースなのかを改めて比較してみるとこうなる。まずは一般的なプロセスから。

司法試験を受けるまでの普通の学業プロセス、留学生とアメリカ国籍の学生では違う
司法試験を受けるまでの、ごく一般的な学業のプロセス。留学生とアメリカ国籍の学生では違う

続いては、小室圭さんのケースだ。大学で4年間法学を学んできた日本人学生なら受講する必要のないJD(法務博士)課程。それをたったの2年で済ませたことにも注目したい。

司法試験を受けるまでの小室さんの学業プロセス 「なぜ入学できたのか」とそこから疑問の声も
司法試験を受けるまでの小室さんの学業プロセス 「なぜ入学できたのか」とそこから疑問の声も

 

■いきなり大盤振る舞いが始まったフォーダム大

フォーダム大ロースクールのLLM(法学修士)課程の2016年のウェブページを確認してみたところ、企業コンプライアンスを専攻する学生1名を対象に「Harold S. Geneen Charitable Trust」なるメリット奨学金が提供されていたことがわかった。

2016年12月のデータでは修士号向けの奨学金が1つ見つかった(画像は『Fordham University School of Law』HPのスクリーンショット)
2016年12月のデータでは修士号向けのメリット奨学金が1つ見つかった(画像は『Fordham University School of Law』HPのスクリーンショット)

さらに同年の12月には、マーティン、フィーリック、トリーナーとメリット奨学金が3つも誕生。当初はLLM課程の授業料の半額が支給されたが、なんと圭さんのときから「3年分の授業料とその他の経費をフルカバー」に変わったそう。資金がいきなり潤沢になったようだ。

メリット奨学金の資金源はほとんどが寄付金やスポンサーによるものだが、高額寄付者にはどんな顔ぶれが並んでいるのか、2015年のデータが久しぶりに更新されたのは2021年1月のこと。そこに三菱UFJフィナンシャルグループ傘下の現地法人「MUFGユニオンバンク」が名を連ねていることは、YouTuberの皆さんの間で大きな話題になった。

フォーダム大ロースクールが2021年1月に紹介した寄付者、スポンサーたち 三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下のMUFGユニオンバンクの名も(画像は『Fordham University School of Law』のスクリーンショット)
フォーダム大ロースクールが紹介した寄付者、スポンサーたち 2021年1月、いきなり三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下のMUFGユニオンバンクの名が加わった(画像は『Fordham University School of Law』のスクリーンショット)

 

■弁護士にならなくても米MUFJに就職という手も…?

先にジャパンオープンテニス2022シングルス決勝戦で、日本テニス協会の名誉会長である秋篠宮家の佳子さまの呆れたご退場ぶりについてリポートさせていただいたが、日本テニス協会といえば三菱UFJ銀行。三菱UFJ銀行といえば小室圭さんの最初の就職先だ。

三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下のMUFGユニオンバンクがフォーダム大に寄付を続けているとなると、圭さんは司法試験に合格しなくとも、しれっと「MUFG Americas」にでも就職するとか…? ここの本部オフィスは、マンハッタンのタイムズスクエアやNY近代美術館からもすぐの超立派な高層ビルにあり、通勤にもかなり便利そうだ。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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画像および参照:
『Fordham University School of Law』Donors and Sponsors

『Fordham University School of Law』Donors and Sponsors

『FORDHAM UNIVERSITY School of Law』Fordham’s Financial Aid