この小室圭さん記事がもしも英語で出回っていたら…! 米大学の裏口入学はハリウッドセレブでも投獄

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フォーダム大学ロースクールも当時は嬉しそうに小室圭さんの入学を公表(画像は『Fordham Law News』のスクリーンショット)
フォーダム大学ロースクールも当時は嬉しそうに小室圭さんの入学を公表(画像は『Fordham Law News』のスクリーンショット)

多民族国家であるアメリカは、常にフェアであることを重要視する。人種差別にもうるさいが、学問や仕事における差別、裏取引やコネの使用、職権乱用を嫌い、軽蔑する。その精神は当然ながら「進学」にも表れており、裏口入学などしようものならハリウッドセレブですら投獄されるのだ。そこで気になるのが「小室圭さんは実力でフォーダム大ロースクールに入ったのか否か」という問題だ。



昨日、海外メディアの殆どは小室圭さんへの批判や疑惑を真に理解していない、なぜなら彼らのニュースのソースとなる日本のマスコミの英語版のサイトには、圭さんに関して出回っている学歴、受賞歴の詐称疑惑、入学や就職の口利き、税金の投入(1回目の不合格で『無駄遣いに終わった』の声も)といった黒い噂に関する記事が存在しないからだ、という記事を書いた。

宮内庁とのお付き合いが重要な日本のマスコミが書かない、書けずにいることをYouTuberやブロガーが斬り込んでいくのは、もはや仕方がないこと。そう思いながら、こちらの記事を書いてみることにした。

小室眞子さん・圭さん夫妻の話題ほかにもいっぱい!

実は、『NEWSポストセブン』が2018年9月14日付で放ったある記事が、筆者はずっと気になっている。フォーダム大で学ぶことになった小室さんを応援するスタンスで書かれている記事だが、「もしも英語版があってアメリカの若者の目に触れていたなら、怒りで発狂する人もいるだろうな」と感じたのだ。

まずはタイトル、そして記事の内容をそのまま引用させていただくことにする。

「小室圭さんを弁護士に育てる」とフォーダム大が本気モード

 

秋篠宮家の長女・眞子さまとの婚約が延期となった小室圭さんは、いまアメリカ・ニューヨークのフォーダム大学で留学生活を送っている。専属の男性スタッフがつきっきりでアテンドをするなど、特別扱いのなかで弁護士になるために学んでいるが、秋篠宮さまが結婚を認められるほどの“結果”を小室さんが出すのは、かなりハードルが高い。ニューヨーク州の弁護士資格を取得するというが、簡単ではない。

 

「ニューヨークの弁護士試験は、全米の中でも難関で、現地で法律を学んだアメリカ人でも合格率は3割に満たない。評判を聞く限り、小室さんには難しいでしょう」(宮内庁関係者)

 

「フォーダム大学は“小室さんを立派な弁護士に育てる”とかなり本気のようです」と言うのは、外務省関係者だ。

 

「入学前、大学が公式サイトに掲載した《日本のプリンセス・マコのフィアンセであるケイ・コムロ》という文言こそ、宮内庁からの説明で削除しましたが、ふたりの《結婚の計画》という言葉は残したままです。というのも、皇室や王室がないアメリカでは、“ロイヤル”は非常に価値が高い。“ロイヤル”の留学先に選ばれるのは非常に名誉なことで、大学はそれを宣伝材料にし、学生や寄付金を集めたいと考えているはずです」

 

だからこそ、フォーダム大学は「3年間でおよそ2000万円」(メディア関係者)とされる授業料を免除する「マーティン奨学金」に小室さんを選んだという。なお、200人ほどの留学生からたった1人しか選ばれない。

 

「日本の弁護士でもなく、そもそも大学で専門的に法律の勉強をしたこともない、パラリーガルという“事務員”の小室さんを、難関のニューヨーク州の弁護士試験に合格させたら、フォーダム大学は“すごい大学だ”と全米に名前を轟かせるでしょう。その一方で、“ロイヤル”を合格させられなかったら、それこそ沽券にかかわります。

 

何がなんでも試験を突破させたい大学は、小室さんだけに、他の留学生にはつけていない『特別教授』を用意するようです。講義室での授業だけではなく、マンツーマンの個別授業も行って、徹底的に面倒を見るようですよ」(前出・外務省関係者)

 

大学が威信をかけて“個別特訓”までするのだから、小室さんにも充分に合格のチャンスがあるはずだ。

 

「もちろん小室さん自身はロイヤルではなく、VIP待遇を受ける立場にありません。それでも、小室さんと、彼をサポートする関係者が、そこまで上手に大学の歓心を買えたのは、入学前に“眞子さまのフィアンセ”であることを充分にアピールできたからでしょう。自分にとってプラスになるのであれば、皇室でも、大学でも、という姿勢には正直驚きを隠せません」(前出・外務省関係者)

 

小室さんには日本で弁護士を目指す道もあったが、最低でも法科大学院に3年通わねばならず、その先には司法試験がある。日本では小室さんに“授業料全額無料”にしてくれる学校はないだろう。そう考えると、“ロイヤル”という強力な印籠を使えて、VIP待遇を受けられるアメリカの方が──そんな天秤も働いたのかもしれない。

 

『NEWSポストセブン』の記事は以上だ。

小室さんに関する入学審査の状況、さらに、フォーダム大学ロースクールのわずか1人だけという、全額返還が不要(かつては半額返還だった)の「マーティン奨学金」に選ばれた理由が「ロイヤル”は非常に価値が高い。大学はそれを宣伝材料にし、学生や寄付金を集めたい。だから3年間でおよそ2,000万円とされる授業料を免除するマーティン奨学金に小室さんを選んだ」とはまさに驚きの忖度だ。

しかし、彼は新卒での司法試験に合格できなかった。その結果に、同大学に正規の学費を支払って通った学生(卒業生)たちが「マーティン奨学金は別の優秀な学生が受け取るべきだった」「不正入学だったのでは」と苛立ち、なかには司法省の捜査を要求する者もいるかもしれない。

というのも、アメリカでは昨年『フルハウス』のレベッカ役で知られる女優のロリ・ロックリンが、カリフォルニア州の名門私立である南カリフォルニア大学に娘2人を裏口入学させたことが発覚し、罰金15万ドルとともに2カ月の刑務所生活を命じられ、大変な物議をかもしていたのだ。

『ファーゴ』の俳優ウィリアム・H・メイシーの妻で、『デスパレートな妻たち』の女優フェリシティ・ハフマンも同様だ。娘2人を有名大学に進ませたくて、大学進学適性試験(SAT)の合格基準をクリアするための点数を上乗するよう、関係者を買収していたことが2019年に発覚。有罪判決を受け、2万ドルの罰金を支払うとともに同年9月には服役を経験していた。



このように、アメリカは裏口や忖度での入学というものをひどく嫌う。それをたくらみ、関係者に働きかけた親、忖度し、口利き料などを受け取って入学に導いた者を罰しようとし、「最低の精神を持った汚いやつ」として、そういう形で入ってきた学生の退学処分を要求する。

「授業料全額無料」「個別特訓」「“ロイヤル”という強力な印籠」「VIP待遇」「他の留学生にはつけていない『特別教授』」「マンツーマンの個別授業」といった特別待遇ぶりを示す言葉がひたすら並ぶ、先述のNEWSポストセブンの記事。その内容で英語版の記事が放たれていたら、大変なことになっていたはずだ。

★次回は、ヘンリー&メーガン夫妻は小室夫妻を「自分たちとそっくり」とは思っていない、です。ご期待ください!

画像:『Fordham Law News』Kei Komuro to attend Fordham Law

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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