岸田政権内にも「愛子天皇」論で紀子さまが…? 思い出すのは佳子さまご誕生直後のアノ「野望」発言

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動いている議員のお名前も出てくるなら信ぴょう性は高いだろう(画像は『Yahoo!ニュース』スクリーンショット)
動いている議員のお名前も出てくるなら信ぴょう性は高いだろう(画像は『Yahoo!ニュース』スクリーンショット)

 

皇室典範改正について議論が進むことに並行して、先月あたりから与党の内部でも「女性天皇容認論も議論したほうが」といった声が上がり、それなりの動きを見せていることを女性自身が伝え、『Yahoo!ニュース』が大変な盛り上がりを見せている

ところが記者さんは、紀子さまは国を救おうと40歳で命がけの出産をなさったのに…とちょっと同情もしておられる様子だ。今回はその件について、紀子さまが過去にトンダ発言をなさっていたことを示す、日本経済新聞のある記事をご紹介させていただきたいと思う。



 

◆前置胎盤という悪条件の下、命がけで産んだのに?

いやいや、救うというより「男児を産んでやる!」と早くから決意されていらっしゃったのでは…?(画像は『Yahoo!ニュース』スクリーンショット)
国を、皇室を救うというより、ご本人は「なんとしても男児を産んでやる!」だったのでは…?(画像は『Yahoo!ニュース』スクリーンショット)

 

女性自身の記事でも紹介された「前置胎盤」。これは妊娠中の大出血や産後の子宮摘出の原因にもなる危険なものだが、紀子さまの場合は、胎盤の一部が子宮の入口(内子宮口)にかかっている「部分前置胎盤」であった。

さらに結婚平均年齢があがり、不妊治療を続けてやっと妊娠が叶ったという女性も増え、「40歳で産んだのに」はちょっと恩着せがましい気がする。ちなみに、着床前診断などの生殖補助医療の力を借りて妊娠すると、前置胎盤を起こす率が高くなるそうだ。

「命がけ」という意味では、妊娠・出産はどの女性にとっても命がけである。日本においてさえ、妊娠も出産も順調、無事となる確率は85%。15%の人は何かしらのトラブルを抱え、ひどい難産になるケース、思いがけない大出血や麻酔の事故で命を落としてしまうケースもある。

 

◆第2子も女の子で紀子さまはガックリ…

佳子さまは今の秋篠宮家にとって、ダークでダーティなイメージを少しでも浄化してくれる希望の光、輝かしい存在であろう。ところが佳子さまが誕生された時、紀子さまは「女の子」であること自体が不満だったかもしれない。

こちらは日本経済新聞の『平成の天皇と皇后 悠仁さまと皇統への憂い 30年の歩み(33) 平成11~20年』という2018年12月21日付の記事である。

 

佳子さまご誕生直後にこの質問。わが子は「男」でなければ意味がないとでも…?(画像は『日本経済新聞』のスクリーンショット)
佳子さまご誕生直後にこの質問。わが子は「男」でなければ意味がないとでも…?(画像は『日本経済新聞』のスクリーンショット)

 

「先生、男の子はどうやって作ったらいいんでしょう」。1994(平成6)年12月に秋篠宮家の第2子、佳子さまが生まれたあと、紀子さまは担当医にそう言われたという。

 

もちろん冗談だったが、皇室では65年に秋篠宮さまが誕生して以降、皇位継承資格のある男子が生まれず、女子が8人続いていた。その後も10年以上、天皇陛下の孫世代に皇位継承者がいない状況は変わらず、皇室にとって先の言葉は冗談ではなくなってきた…

 

様々なことが明らかになった今ならわかるが、紀子さまは担当医におそらく真顔でそう尋ねておられたのだろう。もしや、ここで「紀子さまのため第3子は確実に男児を」というミッションが生まれ、日本の生殖補助医療の専門家たちが、やがてちょっとした動きに出たのでは…と筆者は想像している。



 

◆運悪く「パーコール法」が利用禁止に

日本産婦人科学会が「合法で安全な男女産み分けの方法」と認めている人工授精に、海外で1978年に生まれた「パーコール法」がある。ただし成功率は7割ほどだという。

男性の精子をパーコール液に入れて密度勾配の遠心分離器にかけ、X精子とY精子を分離。X精子はY精子より約7%重いため「下」に沈むといい、そのX精子を子宮に入れれば女の子を妊娠するという仕組みである。

ところが佳子さまが誕生された1994年、奇しくもそのパーコール法を「用途は実験に限るべき」と海外の開発者が警告し、日本も利用を禁じてしまった。もしも遠心分離器で「上」に集まったY精子を採取することができれば、紀子さまはもっと早く男児を出産なさっていたのかもしれない。

 

◆2006年の春にこっそりと起きていたこと

そして2006年春、つまり悠仁さまが誕生される数ヶ月前に、なぜか日本は12年ぶりにパーコール法を解禁した。

これは「紀子さまは、日本産婦人科学会の生命倫理委員たちが認めたパーコール法を利用した」と世間に思わせることにもつながったが、紀子さまが妊娠された2005年の暮れはまだ利用は禁止されていた。担当した産婦人科医がその方法を採用していたのなら、とんでもないことになる。

そのため悠仁さまのご懐妊においては、「着床前診断による男女産み分け法」が採用されたのではないかという説が有力だ。これは生命倫理の観点から、重い遺伝子疾患が子に伝わるのを回避する目的にのみ認められ、「男の子が欲しい」といった理由での利用は日本ではまだ認められていない。



◆まとめ

「とにかく男児さえ生まれれば、もうこっちのモノよ」といった感覚を、紀子さまはひょっとしたら30年も前からお持ちだったのではないだろうか。

しかし今、国民の間では「悠仁さまは心身ともにお健やかでいらっしゃるのか」という疑問が渦巻いている。その結果が、現在の「愛子天皇」論なのだと思う。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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画像および参考:
『日本経済新聞』平成の天皇と皇后 悠仁さまと皇統への憂い 30年の歩み(33) 平成11~20年

『Yahoo!ニュース』90%が女性天皇に賛成!岸田政権内でも高まる「愛子天皇」実現の機運で心配される「紀子さまの胸中」

『亀田IVFクリニック幕張ブログ』体外受精が周産期予後に及ぼす影響について(エコチル調査)