昆虫博士は登山も潜水もオールマイティ 秋篠宮ご夫妻は小笠原・父島のある人物に強力なミッションを託していないだろうか

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父島に発見された地底湖(画像は『山さ行がねが』のスクリーンショット)
父島に発見された地底湖(画像は『山さ行がねが』のスクリーンショット)

九州・福岡県北九州市を訪ねた秋篠宮ご夫妻が、いち民間企業のTOTO社となぜ懇意なのか、こちらで少し前に、自分なりの “妄想” を記事にしていた。

北九州市は、何かと秋篠宮家とご縁がある様子。長男・悠仁さまの筑波大附属高校入学を叶えたといわれる作文『小笠原諸島を訪ねて』も、北九州市立文学館主催の作文コンクールだったが、その旅行でかなりお世話になったとみられる現地の認定NPO法人、エヴァーラスティング・ネイチャー(以下ELNA)に今年の3月、TOTO社が水環境関連の特別な助成金を授けていたことも判明している。

これには、多くの人が「ひょっとして、秋篠宮家に関連するお金がぐるぐると回っているのでは…?」と感じたもようだ。

 

◆TOTOの件からずっと気になっていたこと

一般受験ではなく、推薦で悠仁さまを国立トップの難関大学に進学させるためには、何らかの賞の獲得が欠かせないだろう。秋篠宮ご夫妻はここ2年ほどの間に、ELNAのどなたかアクティブでフットワークの軽い方に、悠仁さまの研究のサポートとして、何らかの協力を求めたということはないだろうか。

もちろん、秋篠宮ご夫妻から直接だとは考えられない。宮内庁職員を通じてなど、依頼の方法はいろいろあるだろう。

◆さっそくググってみたところ…

高校ご入学後の悠仁さまについて、関心をお持ちだと報じられたのは、稲、トンボを含む昆虫観察、3,000m級の登山を含む長野県への旅行、焼畑などだろうか。

それに絡めてあれこれググっていたところ、ELNAのトップで(株)小笠原エコツーリズムリゾートを運営する竹澤博隆社長が、これらの複数のテーマにおいて、かなり専門的であることがわかった。

ELNAの責任者である竹澤博隆さんは、昆虫少年だったことをインスタグラムで告白(画像は『インスタグラム』のスクリーンショット)
ELNAの責任者である竹澤博隆さんは、昆虫少年だったことをインスタグラムで告白(画像は『インスタグラム』のスクリーンショット)

小麦色に日焼けし、よく鍛えられた大柄な体と実にさわやかな笑顔が魅力的で、プロのダイバーでもある竹澤さん。Facebookを拝見したが、ビジネスが忙しいなかでも非常に子煩悩で、小学校のPTA会長もされているという。

島を訪れるお客さんに慕われている一方、幼馴染や学生時代の友人とのFacebookでの交流も大切にしておられるようなので、おそらく誰からも好かれるタイプの方なのだろう。

父島では、海・山の各種アクティビティのお世話をするツアー会社の「竹ネイチャー・アカデミー」を運営され、カジュアル~ラグジュアリー・タイプまで揃えた宿泊施設の「ハートロック・ヴィレッジ」、話題のサメ・バーガーを提供する「ハートロック・カフェ」、森のボールペンや島はちみつが人気商品だという土産店も経営しておられる。

竹澤さんは小笠原諸島の魅力について旅行番組、雑誌、情報サイトなどの取材にも頻繁に応じるなど、島の観光業界にとっては、もはや欠かせない存在となっているようだ。

 

◆繁忙期の9月上旬に島を離れ東京・港区へ

神奈川県川崎市の出身で、17歳で小笠原の魅力を知ると虜になり、22歳にして移住を決断した竹澤さん。そこからは無我夢中で島の観光ビジネスを拡大してこられたようだ。そんな中で昨年9月6日に父島を離れた竹澤さんは、12日にご自身のFacebookで興奮気味にこう綴っておられた。

ELNAの竹澤博隆さんは、三宅島を経由してなぜか港区・西麻布に 「凄まじい引き寄せ」とは一体何が待っていたのだろう(画像は『Facebook』のスクリーンショット)
ELNAの竹澤博隆さんは、三宅島を経由してなぜか港区・西麻布に 「凄まじい引き寄せ」とは一体何が待っていたのだろう(画像は『Facebook』のスクリーンショット)

 

急な展開で、以前ヘルパーをやってもらったスタッフが家を借りた三宅島に飛んでみた。24時間弱の滞在だったけど、見知らぬ自然と他地域の可能性を知った。

 

そしてその足からの西麻布。島暮らしの俺には刺激が強すぎるけど、小笠原のブランドのお陰で、凄まじい引き寄せに会う。またしても予期せぬ新しい世界に進むことになりそう。

仕事から物理的に離れたいとして三宅島を訪れ、島暮らしの人間にはどうにも刺激が強すぎるというのに東京都港区へ。向かった先は西麻布の「Ferri’s」というバーだった。そこはどうやら、秋篠宮家とは直線距離で2kmのところにあるようだ。

西麻布のバーと秋篠宮邸は直線にして2kmの距離だ(画像は『Google Map』のスクリーンショット)
西麻布のバーと秋篠宮邸(★印)は直線にして2kmの距離だ(画像は『Google Map』のスクリーンショット)

竹澤さんはそこで、どなたか親しい方の身の上話に付き合ったなどと綴っておられたが、「凄まじい引き寄せに会う」とは一体どういう意味なのだろうか。

ビジネスを成功させ、地位も資産もあるアラフィフの成功者がそこまで興奮されるのは、よほど光栄な話が舞い込んできたということなのでは…?

 

◆その数日後、長野県の3,000メートル級の山へ

竹澤さんのFacebookをさらに読み進めたところ、9月17日、長野県の仙丈ケ岳(標高3,033m)に登山されたことが綴られていた。

竹澤さんはお疲れのなか、仙丈ケ岳への登山に望まれた(画像は『Facebook』のスクリーンショット)
竹澤さんその後、何日も間を置かず仙丈ケ岳登山に臨まれた(画像は『Facebook』のスクリーンショット)

 

なんというハードスケジュール。置いてきた仕事のことも気になっていらっしゃるようで、しかも「足が痛い、つりそうだ」などとバテ気味な様子も感じられる。実は早く父島に戻りたいと感じておられたのでは…?

とてもお疲れだったのに、無理して登山をされたのではないだろうか(画像は『Facebook』のスクリーンショット)
とてもお疲れだったのに、無理して登山をされたのではないだろうか(画像は『Facebook』のスクリーンショット)

 

ちなみに7~9月の小笠原諸島は、水温も25度以上。海水浴やダイビングなどのマリンレジャーで一番の繁忙期だ(運が悪ければ台風がやってくることもあるだろうが…)。大学生は9月のその頃はまだ夏休みであり、そういう時期にツアー会社のトップがぶらりと一人旅で登山をされるというのも、何か不自然な気がする。

まさかとは思うが、悠仁さまの研究論文のテーマは「父島あるいは三宅島に生息するトンボが、長野県・南アルプスの標高が極めて高い地点で発見された」ではあるまいな…。

 

◆水に潜り何かを…?

作文には「イルカと泳ぐことを楽しんだ」と書かれていないが、女性自身、週刊女性PRIME、FNNプライムオンライン、さらには「小笠原諸島返還50周年記念事業実行委員会」までもが、悠仁さまは父島の海でイルカと一緒に泳いだなどと伝えていた。

小笠原村の人たちも悠仁さまはイルカと一緒に泳いだと聞いているもようだ(画像は『Facebook』のスクリーンショット)
小笠原村の人たちも悠仁さまはイルカと一緒に泳いだと聞いているもようだ(画像は『Facebook』のスクリーンショット)

マリンスポーツが大好きという噂もない、肌も真っ白な小学校5年生が、水深もかなりある海でイルカと一緒に泳いだとは驚いた。プロのダイバーである竹澤さんが指導したのだろうか。

水を怖がらず、本当に泳ぎが得意でいらっしゃるなら「悠仁さまがどこかに潜って、何か驚くようなものを発見した」という設定も考えておく必要があるかもしれない。

紀子さまと悠仁さまは父島に滞在中、小笠原諸島戦没者追悼之碑を訪れ、小笠原村ビジターセンターで島の開拓や戦争の歴史について学び、戦災の跡を見て回られたという。また、その対岸の境浦では、浜から100メートルほどの浅瀬で座礁したままになっている「濱江丸(ひんこうまる)」を見たそうだ。

太平洋戦争で空襲により海底に沈んだ濱江丸を見たと作文に書かれた悠仁さま(画像は『Google Map』のスクリーンショット)
太平洋戦争で空襲により破壊され、浅瀬で座礁した濱江丸を見たと作文に書かれた悠仁さま(画像は『Google Map』のスクリーンショット)

この船は1944年8月4日、太平洋戦争のなか軍需物資の輸送に使用されていたが、米機動部隊による魚雷で炎に包まれた。誰もがそこに泳いで近づけるため、驚きの発見はもはや期待できないだろう。では、もう少しミステリアスな場所、たとえば地底湖などはないだろうかと探っていたところ…。

 

◆父島になんと地底湖が

ここでご紹介したいのは、道路、廃線、隧道、橋梁などを巡る旅に出ては冒険心に満ちたレポートを投稿していらっしゃる、『山さ行がねが』というブログである。

そのブログ主さんは、かつては父島の軍用道路であったとされる「幻の軍事国道=特30号と特31号」について、2019年2月28日から2022年8月10日まで調べ、悠仁さまが濱江丸を見たあたりから南に進んだ扇浦から北袋沢までを現地で調査。そのなかで、予期せず地底湖を発見したそうだ。

父島に発見された地底湖(画像は『山さ行がねが』のスクリーンショット)
父島に発見された地底湖(画像は『山さ行がねが』のスクリーンショット)

竹澤さんはベテラン・ダイバーでいらっしゃる。まさか「その地底湖に潜り、軍関係だろうが生き物だろうが、非常に貴重な何かを見つけていただきたい」などと、あり得ない無茶をお願いしてはいないだろうか。

なお、5月12日を最後に竹澤さんのFacebookは更新されていない。

◆まとめ:皇族に頼られ断れる人などいない

無理が通れば道理が引っ込む、それが秋篠宮家のやり方だ。竹澤さんはとにかく観光事業でお忙しいが、にもかかわらず長男の大学進学を叶えるため、旅行シーズンの盛りに彼を振り回していた(いる)としたら、とんでもない話だ。

ただし、神々もいい加減お怒りになっておられるだろう。どれほど優秀な人たちに協力を求めたところで、結局は「収穫なし」に終わるのではないだろうか。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

参考および画像:
『YADOKARI』第4回:毎日が自由研究!小笠原のプロに聞く秘密の島遊び。|スゴイ!が日常!小笠原

『北九州市立文学館』第12回子どもノンフィクション大賞(P79)

『小笠原エコツーリズムリゾート』世界遺産 小笠原へ

『Facebook』竹澤博隆

『MULBERRY』泳いで見る境浦座礁船「濱江丸」

『産経新聞』海底のレクイエム ― 小笠原の「濱江丸」

『山さ行がねが』道路レポート 旧特別国道30号 扇浦~北袋沢

『エトセトラ・ジャパン』グリーンフラッシュだけじゃない! 『小笠原諸島を訪ねて』作文の奇妙な点はこんなにも《後編》

『エトセトラ・ジャパン』秋篠宮ご夫妻とTOTOの関係 赤坂御用地の改修工事に1つの可能性を邪推

『エトセトラ・ジャパン』悠仁さまにアオウミガメ生態調査を指導した小笠原の保護調査組織 TOTOから助成金を獲得していたことが判明