悠仁さまが論文でスルーした東京都絶滅危惧種Ⅱ類「ミヤマアカネ」 読者さまが発見し撮影に成功
時々、鮮明かつ特大ピクセルで美しいトンボの画像を送ってくださる関西在住のCさん。アイキャッチ画像として今も使用させていたただいているが、トンボ好きにはたまらないであろう感動的なお話が、このたびそのCさんから寄せられた。
まずはCさんからのメールを、ほぼ原文のまま紹介させていただきたいと思う。
先日、ブログのアイキャッチ画像にホソミオツネントンボの画像を発見し、とても懐かしく思いました。というのも、昨年は来る日も来る日も出会っていたホソミオツネントンボなのに、今年は一度も出会えなかったのです。
昨年とは水草の様相が違っていたからかも知れません。珍しい品種のトンボって、いつでも例年通り出会えるとは限らないので、貴重なタイミングだったとつくづく感じます。あの『赤坂御用地のトンボ相』論文のために、庭園課の皆様が色々とお手伝いをされたと思いますが、今は亡き課長さんもどれほどご苦労されたことか…。
今の時期はアカネ科のトンボしか見られないものですが、なんと地元では準絶滅危惧種の「ミヤマアカネ」の雌に出会えました!
ミヤマアカネは日本でいちばん美しいアカネトンボと言われ、調べたところ、翅に茶色の帯があるアカネトンボは、世界中でミヤマアカネだけなので、ほかのトンボと見間違える事はないとのことです。
◆東京都ではどうなのだろう
Cさんが、トンボの画像をときどき弊ブログに送ってくださるのは、昆虫についてはド素人の筆者があの『赤坂御用地のトンボ相』論文の杜撰さについて記事を書くうえで、該当するトンボの鮮明な画像を著作権に関係なく紹介できるようにと考えてくださってのこと。
「エトセトラさんの読者の皆様にもご覧いただきたく画像をお送りいたします」と必ず書かれているが、執筆がスムーズに進むよう、“痒い所に手を届けてくださる” ことも本当に多い。
このたびも、では東京都でのミヤマアカネの発見はどうなのだろう、悠仁さまの論文では扱っているのだろうか、といった視点で、権威あるトンボ専門家・須田真一氏が国立科学博物館から発表した「自然教育園のトンボ類」という報告書を確認してくださったそうだ。
■『国立科学博物館』PDF自然教育園報告 第34号 2002. 自然教育園のトンボ類 須田真一
この120頁に「表1皇居と自然教育園で記録されたトンボ類の比較」があります。皇居、そして東京都港区にある科博の自然教育園で1949-2001年に調査が行われ、ミヤマアカネは皇居では発見されず、自然教育園でのみ、1949-1985年に発見されている旨、記載があります。
それほどまでに貴重な、珍しい出会いだったのかと不思議なくらいです。
続いて、国立科博専報(50)のPDF 109頁にある一覧表のスクリーンショットをご覧ください。こちらは2009~2012年に、皇居および都心部3緑地で記録されたトンボ類についてとなります。
■『国立科学博物館』PDF国立科博専報(50)皇居のトンボ類 須田真一、清拓哉
ここに「ミヤマアカネ」の記録はありません。つまり、自然教育園での1949~1985年の調査で須田真一氏が発見した記録のみとなってしまったようです。
緑豊かな皇居でも、そこは都心部である。ミヤマアカネは「東京都レッドデータブック2023」で、より深刻な絶滅危惧Ⅱ類 の扱いである。
◆悠仁論文のリストになぜミヤマアカネの記載がないのか
悠仁さんの『赤坂御用地のトンボ相』論文を改めて読んでみたのですが、上のリストと構成がそっくりです。共通して清拓哉氏が関わっていますから “ミヤマアカネの記載のない” リストが、そのまま『赤坂御用地のトンボ相』論文にも活かされたことを思わせます。
やはりミヤマアカネの名称は記載すら有りませんでした。
■『J-Stage』赤坂御用地のトンボ相 ―多様な環境と人の手による維持管理―
◆悠仁さまは皇居のトンボ相調査に本当に参加したのか
ところで、「皇居のトンボ相調査には悠仁さまも参加。第三期調査ではその範囲が赤坂御用地にまで広げられた」などと報じられた際、悠仁さまのあまりの肌の白さに「嘘ではないか」と疑う声もあがった。
だが、今回のCさんからのメールにより、疑うべき根拠は肌の白さだけではないことを感じる。
もしも本当に、悠仁さまが皇居と赤坂御用地にまたがるトンボ相調査に参加しておられたなら、須田真一氏が過去に作成していたリストを必ずや目にし、強く意識したはずだからだ。「ミヤマアカネは千代田区の皇居では発見できなかったが、港区の自然教育園では発見があった」と。
『赤坂御用地のトンボ相』論文では、オオイトトンボ、オツネントンボなど、東京都では絶滅危惧Ⅰ類に指定されたトンボが、悠仁さまにより次々と発見されたことに一応なっている。
となると、それより危機感の低いⅡ類、つまり発見のチャンスはオオイトトンボやオツネントンボより多く、かつ日本一美しい赤トンボと称えられているミヤマアカネが発見、掲載されなかったことが不思議である。
考えたくはないことだが、「発見したことにしなさい!」と命じられても、ミヤマアカネだけはメルカリでも標本を探せなかったとか…?
◆Cさん撮影のミヤマアカネの美しいこと!
最後になってしまったが、このたびCさんが送ってくださったミヤマアカネの写真をご堪能いただきたいと思う。
「ひなたぼっこ中の3匹画像は、2匹はマイコアカネの赤色雄と茶色雌、そしてお仲間入りのミヤマアカネ雌です」と説明が添えられていた。翅脈の美しさはもちろんだが、翅の付け根はまるで宝石の粒をちりばめたようだ。



Cさんが送ってくださった画像は、《11月8~9日》皆さまからコメントが寄せられました!をはじめ、ときどきアイキャッチ画像に使用させていただいている。特大ピクセルでお送りいただくのに、小さくしかご紹介できないことが毎度とても残念だ。
ところで、トンボ研究の権威たちが長年続けてきた皇居の生物相の調査範囲を、宮邸増改築の大工事が続く赤坂御用地にまで広げたのは、やはり悠仁論文をサポートするよう求められたからだろう。
そのあたりの疑問については、埼玉県在住のSさん、関東在住のAさんによる情報提供を元にした記事を是非どうぞ!
■悠仁さま論文の裏にある不自然さとフライング疑惑 皇居生物相調査(第Ⅲ期)になぜ宮邸大工事中の赤坂御用地が加わるのか



ミヤマアカネと聞いて、トンボ論文の正誤表にあったリスアカネの奇妙な学名間違いを思い出しました。
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p. 144. 右段13 行目,リスアカネの学名
(誤)Sympetrum ris risi (Selys, 1872)
(正)Sympetrum risi risi (Bartenef, 1914)
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https://www.jstage.jst.go.jp/article/bnmnszool/50/3/50_137/_article/-char/ja
“Bartenef, 1914” を “Selys, 1872” にスペルミスするとは考えられないので、これは何かの学名と取り違えたものがベースになっていたのではないかと思います。
そこで、東京都レッドデータブック(本土部)2023のP551~P745 「8. 昆虫類」を見ていくと…。p.572(PDFのp.12)に「ミヤマアカネ」と「リスアカネ」の項目が並んでます!
参考:
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/nature/animals_plants/red_data_book/400100a20230424184941875
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/kankyo/red_data_book-400100a20230424184941875-files-17_08-
レッドデータブックの学名表記では命名者を省略していますが、ミヤマアカネこそSympetrum pedemontanum elatum (Selys, 1872)と、学名に”Selys, 1872″が付いているんです。(注1)
以下、私の推測ですーーーーー
査読に回っていた時のトンボ論文の原稿には、「ミヤマアカネ」という項目が存在していたのではないだろうか。
ところが、査読後に急遽、その項目をリスアカネに差し替えることになった。そこで “トンボの学名” を知らない人が、レッドデータブック(製本)のページを参照しながら、ミヤマアカネの学名表記のうち “(Selys, 1872)” を残したまま、”Sympetrum pedemontanum elatum” の部分だけをリスアカネの学名に書き換えてしまった。タイプミスもあり、結果として正誤表の(誤)のような状態に。
なぜなら、共著者の清拓哉氏が関わっていたら、学名にあんなお粗末な誤りを残したまま、同業の学者に向けて査読に出すはずありません。学名の誤りが混入したタイミングは、査読終了後かつ製版工程に送るための最終原稿を提出する直前だと思います。(注2)
そして、悠仁さまにおいても何らかのミスがあったのではないでしょうか。ここで思い出されるのが、悠仁さまが13歳の時に「制作した」という盆栽「春飾り」です。
テレ東BIZ 2020/01/02
『悠仁さまの「春飾り」公開』
https://www.youtube.com/watch?v=gFJiQLIvN0s
「今回は紀子さまと皇居を訪れ、悠仁さまがこけを張ったり、川を表現する白い化粧砂を敷いて、仕上げの作業を行ったということです。」
つまり悠仁さまは、職員さんが作ったほぼ完成状態の盆栽に、苔と砂を振りかけるだけの「仕上げの作業」を行なって、自分の作品として発表していたのです。
トンボ論文の制作もこれと同じパターンだったのではないでしょうか? 査読の対応は共著者が全部やってあげて、査読が終わった原稿を紀子さんに渡す。ここで初めて悠仁さまがご登場です。
職員さんがトンボ数種の学名を一旦削除して、悠仁さまにちょっとだけ「書き直しの作業」をしていただく。それで、“論文執筆に関わった筆頭著者” としての役割を果たしたことにする。
悠仁さまが記載された箇所に仮にミスがあったとしても、誰がそれを指摘できるのか、書き直すことなど許されるはずもない。こうして、清氏さえ中身に口出しすることなく、そのまま最終原稿として提出したのでしょう。
(宮邸改修工事と同じで、このタイミングでも写真の差し替えなど、アチラ側の意向でイレギュラーな追加・変更が行われた可能性も考えられます)
そして、国民からあれだけ「ミスが多すぎる。いったん論文を取り下げられた方が」と指摘がなされたにもかかわらず、正誤表の発表はあまりに遅すぎました。ネットがいよいよ騒がしくなった時、科博側は「あれ?ちゃんと査読して問題なかったはずだけど」との認識だったかもしれません。
それらの学名ミスが、もしも原稿の清書作業を手伝った職員さんがやったことであったなら、紀子さんの苛烈な叱責の後、即座に正誤表を出させたことでしょう。ところが調べていくうち、悠仁さまが編集した箇所に問題があったと判明したら…?
科博側で訂正するとしたら紀子さんの許可が必要でしょうが、紀子さんがすんなり事実を受け入れるとは思えません。それで正誤表が出るまで半年近くかかったのではないでしょうか。
少し前、悠仁さまの高校の同級生だったという人たちがテレビに登場し、口々に「トンボの種類を即答した悠仁さま」のエピソードを語り始めました。あれも、正誤表が公になったことで苛立った紀子さんが「うちの悠仁はトンボの学名を間違えるような子ではありません」と打ち消したかったのだろうと思います。
<参考資料>
注1)デジタルトンボ図鑑「ミヤマアカネ」
https://www.odonata.jp/03imago/Libellulidae/Sympetrum/pedemontanum_elatum/index.html
注2)日本水産学会誌 (2010 年)
投稿論文が出版されるまでのプロセス・編集幹事からひとこと
https://www.jstage.jst.go.jp/article/suisan/76/1/76_1_76/_pdf/-char/ja
p.77 図1「投稿審査システムによる論文審査と出版までの流れ」
(誠に勝手ながら【YOUR VOICE】掲載にあたり、一部文章を編集させていただきました。ご了承下さいませ。朝比奈より)
木枯らしが吹く季節に移ったので、虫の姿は見られなくなりました。時々コオロギが頑張って囀るから寒さが強調されます。今年の酷暑をどうやって凌いだのでしょうか? アキアカネが10月に突然大集団で飛来して今は全く確認できません。(当然)
写ったトンボ達がみんな綺麗ですね。翅がピシッと伸びて「生きています!」と教えてくれます。真上から撮影したように見受けるのですが、逃げないようにトンボにお願いしたのか知らん?
《赤坂御用地のトンボ相》論文の考察が鋭い。
須田真一さんは、赤坂安西家の魔の手を逃れ「廃墟の法則」を切り抜けたものの、清拓哉サンはガッツリ取り込まれて、研究者としての人生を搾り取られる始末。何故ミヤマアカネが抜け落ちたのかというと、須田真一さんが関わっていなかったから。で良いですか?
田邊仁庭園課長さんが急逝された件りは胸苦しくなります。怨念で苦しまないように、あの宮家には全員皇籍剥奪で赤坂御用地から離れていただき、浄化しましょう。
赤坂御用地は、赤坂安西家の財産ではありません。日本国民が所有している土地を「貸与」しているんです。「地代とお部屋代」は戴きとうございますわ。高市早苗サンも同意でしょ?
Cさん、いつも素敵な写真をありがとうございます。
こういうふうに見ていくとトンボも奥深いですね。好きならどんどんのめり込むでしょうね。
でも、悠仁さまはこれに稲にビオトープでしたか多くのことに興味があるのでしたね。これだとどんなに時間があっても足りませんね。
そこに本来の勉強とバドミントン等のサークルとなれば寝る時間もなく?なんて事はないですね。
しかし、論文が終わったら赤坂ご用地の池の改修工事には反対することもなくて生態系の心配はしないのですね。
全然話題は変わりますが悠仁さまのリュックサックの中には何が入ってるのでしょうね。
筑附の入学式の時?説明会ではパンパンでした。でも、大学の入学式でもリュックサックを背負っていて式だけなのにリュックサックが要る?と思いました。他の学生で背負ってた人は少なかったと思いますが。背負ってないと落ち着かないのかな?
最近あった筑波大の学園祭(○○祭の名前を忘れました)の悠仁さまはAIだと書かれてるのも見ましたが本物の悠仁さまはどこに?