秋篠宮夫妻の白々しすぎる会見 ご長男がいくらトンボ好きでも「表町池」「表町水田」破壊はオトナの事情?

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2015年、秋篠宮さまはお誕生日の会見で、紀子さまとともに悠仁さまの「昆虫好き」をアピール(画像は『宮内庁』のスクリーンショット)
2015年11月、秋篠宮ご夫妻は会見で長男の「昆虫好き」をアピール(画像は『宮内庁』のスクリーンショット)

秋篠宮家の長男・悠仁さまが関わったというトンボ論文に関し、この所いくつもの考察を弊ブログに寄せて下さっている埼玉県在住のSさん。12月15日付の『悠仁さまトンボ論文「前回の調査結果と比較し」で墓穴か 表町池は宮邸改修・増築の大工事で…』という記事を読んで下さった方も多いと思う。その件に関し、今から8年前のある記者会見に注目してみたところ…。


追加、追加で、いつになっても完了せず、すでに経費は60億円にも及ぶのでは…と言われている秋篠宮邸の大工事。特に宮邸からすぐの「表町池」や、佳子さまが占拠しておられる分室(旧ご仮寓所)からすぐの「表町水田」は、悠仁さまのトンボ調査に少なからず影響を与えたと考えられている。

 

◆平成27年の会見に注目

その宮邸工事は最近になって、「設計の段階で異様に月日とお金がかかっていた」とも伝えられたが、構想はなんと2006年、そして設計は平成27年(2015年)に始まっていたそうだ。

2015年は、まさに秋篠宮邸の改修増築工事について設計が始まった年だった(画像は『Yahoo!ニュース』のスクリーンショット)
2015年は、まさに秋篠宮邸の改修増築工事について設計が始まった年だった(画像は『Yahoo!ニュース』のスクリーンショット)

 

にもかかわらず、ご夫妻は同じく平成27年11月19日、殿下の50歳お誕生日の会見にお二人で臨むと、こんな白々しい言葉を述べておられた。

2015年、秋篠宮夫妻は悠仁さまが「昆虫が棲みやすい環境づくり」を考えておられると(画像は『宮内庁』のスクリーンショット)
2015年、秋篠宮夫妻は悠仁さまが「昆虫が棲みやすい環境づくり」を考えておられると(画像は『宮内庁』のスクリーンショット)

 

セミと同様に、とてもはかないトンボという生き物。彼らがちょっとした環境の変化にも弱いことを、生物学に造詣の深い秋篠宮さまがご存じないわけがない。

「長男は、以前からの興味が更に広がり、また、新たな興味も加わってきました。田んぼの生き物などにも興味をもつようになり…」

 

「今まで興味を持っていました昆虫の採集や飼育をするだけではなく、(中略)生き物が暮らす環境にも関心を向けています」

 

「例えば、トンボやホタルなどが棲みやすい場所、好む環境を作りたいと、自分の家の庭や御用地内を歩いて植生などを確かめ…」

 

息子の健気な姿を見て、そんな風に感じるのであれば「表町池の浚渫はやめてほしい。トンボもヤゴ(幼虫)も棲めなくなる」と、なぜ言わないのだろう。

秋篠宮邸の池というと通常は「表町池」のこと(画像は『J-Stage』のスクリーンショット)
秋篠宮邸の池というと通常は「表町池」のこと(画像は『J-Stage』のスクリーンショット)
表町池にいたトンボは改修工事の影響をまともに受けたことだろう(画像は『Google Earth』のスクリーンショット)
表町池にいたトンボは改修工事の影響をまともに受けたことだろう(画像は『Google Earth』のスクリーンショット)

 

◆「秋篠宮池」に起きた変化

前回の調査論文となる、2005年の国立科学博専報(39)『赤坂御用地のトンボ類』。手つかずの自然が残っていた頃の赤坂御用地については、こんな文章が存在する。

今回の調査で、御用地内の池の中では、小規模な水域であるが、秋篠宮邸池(表町池)の植生、付近の環境が特段に優れていることがわかった。

 

御用地内で見られるトンボの多くは、秋篠宮邸池を主たる発生源としていることが確認できた。赤坂御用地で記録された24種のうち、発生が確認できた種は半数の12種で、このうちの11種が秋篠宮邸池で発生している。

 

ところが…。

表町池では,2019年まで薄暗い場所に静止している成虫や産卵,幼虫がよく観察でき,黄昏飛翔も池周辺でみることができたが,池の東側を覆っていた樹木の伐採により池が明るくなり,2020年以降は個体数が減った.(15. ヤブヤンマPolycanthagyna melanictera)

 

表町池は秋篠宮邸の南側にある池である.2021 年から2022年にかけて浚渫工事が行われたため, 2021年秋までの環境を記す.(10. 表町池)



◆赤坂御用地に戻ってきたトンボを…

2022年9月、宮内庁皇嗣職は16歳のお誕生日を迎えられた悠仁さまについてーー。

2022年9月、16歳になられた悠仁さまは「トンボが棲みやすい環境づくりに取り組んでおられる」と(画像は『宮内庁』のスクリーンショット)
2022年9月、16歳になられた悠仁さまは「トンボが棲みやすい環境づくりに取り組んでおられる」と(画像は『宮内庁』のスクリーンショット)

 

こうした文章を読む限り、悠仁さまご自身は宮邸の大工事や池の浚渫工事でトンボがいなくなってしまったことにお心を痛め、工事が一旦落ち着くと、どんなトンボが戻ってきたのかを観察し、喜び、彼らのために少しでも棲みやすい環境を維持したいと考えておられたように思う。



◆まとめ:オトナの事情が最優先?

メールを下さったSさんは、「悠仁さまの周りの大人たちは、これらの嘘、矛盾をどう説明されるのでしょうか? わが子がここまでしていることを知っていながら、『やれ大理石を、やれ金を』と号令をかけていた母親には、怒りが湧いて来ます」と書いて下さった。

そして、「この論文のテーマは『人の手による維持管理』であり、『人の手による破壊』ではありません。書き直し再提出が妥当です」とも。筆者もSさんとまったく同じ気持になった。

延々と工事が長引いていることに、悠仁さまは「いつになったら工事やめてくれるの? トンボたち、戻って来なくなるよ」くらいおっしゃったように想像する。ご両親はそれに何とお答えになられたのだろう。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『J-Stage』赤坂御用地のトンボ相 ―多様な環境と人の手による維持管理―

『エトセトラ・ジャパン』悠仁さまトンボ論文「前回の調査結果と比較し」で墓穴か 表町池は宮邸改修・増築の大工事で…

『宮内庁』文仁親王殿下お誕生日に際し(平成27年)文仁親王同妃両殿下の記者会見

『Yahoo!ニュース』秋篠宮邸に伊国「大理石」 女性誌報道は全くの虚偽 社会学的皇室ウォッチング!/95 成城大教授・森暢平

『宮内庁』悠仁親王殿下16歳のお誕生日に当たり