あの大学教授が秋篠宮さまを「ジョーカー」と 最高の切り札か不快で無能な人物か、深読みすると見えてくるもの
先のブログ記事『秋篠宮家になぜ「聖家族」という言葉が使われた? 神の子イエスと聖母マリア、そして養父のヨセフの関係』は、京都府在住のYさんという方から「クリスマスですので…」と送られてきた考察をご紹介したものだった。
この界隈では、「秋篠宮さまを擁護する記事、本を書いている」という理由で、数名のジャーナリストや知識人がすっかり嫌われてしまっている。だが、書かれている内容をちょっと異なる視点から見てみると、意外な「匂わせ」「含み」に気づくことがある ― Yさんはそんなことを教えてくださったように思う。
以下、Yさんからのメールの後半の部分を、ほぼ原文のままご紹介させていただきたいと思う。
秋篠宮家のいわゆる「取り巻き」と言われる人たちの発言や記事を見ましても、秋篠宮さまが安西孝之氏の子供であるという巷の推理は、正しいのではないかと思います。
『次の天皇は秋篠宮さまか、悠仁さまか…「皇嗣というジョーカー的立場」に期待していること』
こちらは、秋篠宮家や美智子さまの擁護記事を得意としておられる大学教授の八幡和郎氏が、今年6月にPRESIDENT Onlineに寄せた記事ですが、その題には非常に違和感がありました。秋篠宮さまのことを「ジョーカー的な立場だ」と記されているのです。
ジョーカーとはババ抜きのババで、番号が振られていないのです。現在の秋篠宮さまは皇位継承順位が第一位ですので、トランプに例えるなら「エース」と表現するべきではないでしょうか。ジョーカーに例えるのでは、まるで序列に入っていないかのようです。
八幡和郎氏は、秋篠宮さまが本来は皇統に連なる人間ではない、つまり安西氏の息子であると知っていて、そう書かれたのではないでしょうか。
しかも今の日本社会にとって、「ジョーカー」という言葉は印象が良くないと思います。「ジョーカー」で思い出されるのは、2021年10月末に京王線で起きた刺傷事件です。
皇族に対して「ジョーカー」などと言う言葉を使うのは避けるべきだったのではないでしょうか。
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以上が、Yさんから頂いたメールの後半である。
統一教会の人々が、故・文鮮明とその家族を表現する時に使っていると話題になった「聖家族」という言葉を、なんと秋篠宮家に使った『秋篠宮』の著者・江森敬治氏。そして、恐ろしい京王線刺傷事件の記憶もいまだ新しいなか、「ジョーカー」という言葉を秋篠宮さまに使った八幡和郎氏。
彼らの意図は、私たちには正確にはわからない。だが、例えば八幡氏によるPRESIDENT Onlineの11月8日付の『国民は「愛子天皇」誕生に期待しているが…たとえ女系天皇を認めても「皇室の継承問題」が解決しないワケ』という記事には、こんな文章も含まれている。
私は男系男子派だと言われているが、保守系論者と違って、女性天皇や女系天皇に全面的に否定的なわけではない。
いわゆる女性宮家は、配偶者や子も皇族になるので、これとは違う。眞子さんの夫になった小室圭氏を「殿下」と呼びたくない、という声が多かったために議論が下火になったのだ。
私は、もし、佳子さまや愛子さま本人が皇族に留まっておられ、男子がいたら、皇族の養子になるのもありだと考える。それならば、小室圭氏のような一般男性を皇族にしなくてすむ
皇室の永続性のためには、旧宮家の男系男子と女系の両方の可能性を残しておくことが必要だ。
私は正統性を維持するためには、男系男子が好ましいと思うものの、女性天皇も女系も絶対否定ではない中間派だ。
英国の王位継承権者は5000人ほどだが、日本でも100人くらいは確保しておきたいし、男系男子と女系の二陣営に分かれるのでなく、両方の可能性を残すほうが賢明だろう。
記事は読まれてナンボであり、アキシン系ジャーナリストと呼ばれてきた人たちにおいても、世の中の動きや雲行き次第で論調にちょっとした変化は起きてくるだろう。
「どうせ秋篠宮家を擁護するだけ」と頭から決めつけていた八幡氏の記事だが、これからは大いなる期待を込め、しっかりと読んでみようと素直に思う。
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
画像および参考:
・『PRESIDENT Online』次の天皇は秋篠宮さまか、悠仁さまか…「皇嗣というジョーカー的立場」に期待していること 2023/06/07
・『日刊スポーツ』“ジョーカー”京王線刺傷事件、服部被告に懲役23年の判決が確定 期限までに控訴なし
・『エトセトラ・ジャパン』秋篠宮家を「聖家族」と表現したのはなぜ? 本来はイエス・聖母マリア・養父ヨセフの関係を示すが…