一橋大大学院の夜間ビジネススクールを「法学部卒と同等の教育」と小室圭さん 入学できたことすら疑問なのに
小室圭さんのニューヨーク州司法試験の合格を受け、さっそく「子作り」を話題にし始めた日本のメディア。だが世間からは「眞子さんが本当に複雑性PTSDで治療を受けているなら、妊娠は胎児に危険だ」といった声が続出している。
眞子さんの複雑性PTSDはすでに解決済みなのか、ニューヨークに暮らし始めただけで治る原因だったのかと気になった筆者は、1年前のあの結婚会見の後半に記者団に配られた「質問に対する回答文書」を『NHK』のウェブニュースにあったページで読んでみた。すると、ある所でちょっと違うことが気になってしまった。
眞子さんは、日本雑誌協会からの2つの質問に恐怖で怯えておられたという。質問の内容が初めて知ることばかりで強いショックを受けてしまったということなのか、それとも触れられたくない事柄をズバリ尋ねられてしまったということなのか…。
■眞子さんの感情を刺激した2つの質問
筆者が注目したのは、例の回答文書のうちの日本雑誌協会による質問だった。今、小室さん夫妻に関する過去の報道がどんどん削除されているとの情報があり、筆者も念のためスクリーンショットをとっておくことにした。
特に(2)の質問と眞子さんの回答には注目が集まった。
(2)について、小室さんの留学先である米フォーダム大学が公式サイト上で「プリンセス・マコのフィアンセ」と紹介したことがありました。関連して、本来は法学部の学位を所有している人に入学資格がある「LLMコース」に法学部を卒業していない小室さんが入学したことや、学費全額免除の奨学金を受給したことなどから、「婚約者」として特別な待遇を受けたのではないかと、疑念の声が上がっています。
【日本雑誌協会質問】
そして最も注目されたフォーダム大ロースクールへの入学については、圭さんがこのように説明した。
フォーダム大学のAdmission policy(大学の入学者受け入れ方針)には、入学資格は法学部卒業生だけでなく、それと同等の法学教育を受けたことと規定されています。私の場合は、フォーダム大学ロースクールが、ロースクール入学以前に修了したlaw studiesを認めたため、申請が受け付けられました。
■圭さんは四年制大学で法学を学んでいないと自覚
法律を専門に勉強してきたわけではないだろうと言われ、それを否定しなかった圭さん。彼自身も学士(法学)を取得していないことを自覚しているのだろう。しかし「法学部卒業生と同等の法学教育を受けた」とし、「それまでに修了したlaw studiesがフォーダム大ロースクールに認められたために入学できた」という部分にはちょっと驚いた。
カリキュラムに法律関係の科目がいくつか含まれ、海外留学や編入学でその単位の振り替えが認められるというのは理解できるが、社会人向け夜間コースの経営法務専攻で学んだことを、「四年制大学で法学を学ぶのと同等の教育を受けた」と言って大丈夫なのだろうか。
なお、学費全額免除の奨学金については「提出した成績を含む総合的な評価に基づいて決まった」という主張だ。一橋大大学院の社会人向け夜間コースであるICS国際企業戦略研究科・経営法務専攻の成績表、そして推薦状がさぞかし立派な内容だったのだろう。
■一橋大・法学部は超難関
一橋大学の法学部に入学する際に必要な偏差値は、なんと72。そして司法試験の累計合格率はなんと日本一だ。皆さんは「圭さんをニューヨーク州の弁護士に育て上げるという壮大なスキームに、誇り高き母校まで巻き込まれるなんて」「自分たちと同等の勉強をしてきたとか、冗談じゃない」と怒っておられるのだろう。
またICS国際企業戦略研究科においても、圭さんの周囲は社会経験を積んだ30代から40代の弁護士、弁理士、公務員、民間の企業戦士ばかりだったようだ。彼らにしても「メガバンクでの仕事が2年に満たない20代のパラリーガルが、なぜここにいるんだろう」と不思議に思ったことだろう。
■単位を比較すると…
一橋大学の法学部・法曹コースと、ICS国際企業戦略研究科・経営法務専攻の単位数を比較してみることにした。
一橋大学の法学部・法曹コースでは、学部教育科目を含め学士(法学)取得のために必要な単位数は124以上。そして学部基礎科目が最低でも46単位必要。これには以下の13科目の履修が必要だそうだ。
「憲法(総論・人権)」
「憲法(統治機構)」
「行政法(総論)」
「行政法(救済法)」
「民法(総則・物権)」
「民法(債権総論・担保物権)」
「民法(債権各論)」
「民法(家族)」
「民事訴訟法」
「会社法」
「刑法(総論)」
「刑法(各論)」
「刑事訴訟法」
一方、圭さんが学んだICS国際企業戦略研究科・経営法務専攻では、修士課程の修了に最低必要な単位数は30。講義科目が22以上、演習が8以上だそうだ。
圭さんが通っていた頃のICSの経営法務専攻についてウェブ魚拓で当時のホームページを確認してみたところ、そもそも入学対象者について「企業、法律事務所、特許事務所などにおいて企業法務、知的財産業務及びそれらの関連業務に従事していることが望ましい」とある。
さらにディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)として「経営法修士号に相応しい、経営法の諸分野に関する基礎的能力を習得していること」とも。つまりこのビジネススクールは、すでに弁護士や弁理士の資格を取得済みの社会の精鋭たちに、経営法の諸分野に関する基礎的能力を身に付けさせるビジネススクールであり、学歴や職歴の土俵からして圭さんとは違っていたようだ。
■ホームページに「法律系大学院」と明記
2018年春、ICSの経営法務専攻は「ビジネスロー専攻」という名称に生まれ変わり、一橋大大学院・法学研究科に吸収された。国立市のあの立派なキャンパスにあるようにもみえるが、場所は千代田区のビルの中だ。
■まとめ
アメリカの人々が現在の一橋大大学院のビジネスロー専攻についてホームページを見たら、誰もが「ミスター・コムロは日本屈指の法科大学院で学んできた」と勘違いすることだろう。
研究科の改編は以前から検討にあがっており、たまたまフォーダム大ロースクール入学の時期に実施のタイミングが重なったということであれば、こちらもビフォーアフターで分けて考えてみたうえで、このように尋ねてみたい。
圭さんのICS経営法務専攻の同級生あるいは先輩、つまりビフォーに在籍していた学生さんで、卒業後に米国のロースクールに進んで「3年間」も学んだ例は、彼の他にいらっしゃいますか?と…。
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
画像および参照:
『一橋大学』法学部 ― 開講科目と履修要件
『NHK』【全文】眞子さん 小室圭さん 事前質問に対する2人の回答 2021年10月26日
『ICS』一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 経営法務専攻
『一橋大大学院』法学研究科 ビジネスロー専攻(English)
『一橋大学院』大学院・法学研究科
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