「#皇室典範改正」がTwitterのトレンドに 大量アクセスがあった皇室典範改正関連記事3つを再び

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元最高御裁判所判事の園部逸夫氏は、2005年に小泉政権下で「女性天皇の容認を」と訴えた有識者会議のメンバー(画像は『文芸春秋digital』のスクリーンショット)
元最高裁判所判事の園部逸夫氏は、2005年に小泉政権下で「女性天皇の容認を」と訴えた有識者会議のメンバー(画像は『文芸春秋digital』のスクリーンショット)

Twitterを利用していらっしゃる方はご存じだと思うが、国王の戴冠式に出席するため渡英した秋篠宮ご夫妻に対する世間からの批判は、ますますヒートアップしている。かねてから、世論調査では国民の9割近くが「愛子さまで女性天皇を」と望んでいることがわかっているが、その実現にとって障壁となるのが「皇室典範改正」だ。



秋篠宮さまが神武天皇のY染色体を継いでいると証明できないであろうに、なぜ日本は「万世一系。男子なら誰でもいい。国民からの敬愛の念などどうでもよい」といった発想で次の天皇を決めようとしているのだろう。国民が「女王」を愛し、「女系長子」が新国王になるイギリス王室と秋篠宮ご夫妻は、本当に親交を深めることができるのだろうか。

そんな中、皇室典範改正を求めるハッシュタグがTwitterでトレンド入りしているとわかり、弊ブログで今年1月に執筆していた記事を、改めてご紹介させていただくことにした。

現行の皇室典範、とくに皇位継承順位や女性天皇に関して「有識者会議」で出た意見、メンバーそれぞれの考え方、彼らのためにヒアリングに協力した21名の意見。さらに最高裁判所判事が女性天皇の誕生を推しているという事実や、「(悠仁様までは男系男子が継承することを)揺るがせにしてはならない!」と繰り返すなど、有識者会議の座長が女性天皇期待論に方向性がズレていくことを、決して許さなかったという事実を是非ともご確認頂きたいと思う。

 

最高裁判事経験者2名が「女性天皇」推し 皇室典範改正は有識者会議の座長次第なのでは…?【前編】

 

あの有識者会議、ヒアリングに協力した21名は「女性天皇」についてどう語ったのか

 

最高裁判事経験者2名が「女性天皇」推し 皇室典範改正は有識者会議の座長次第なのでは…?【後編】

 

なぜ2021年に行われた「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」で、皇室典範を変えることができなかったのか。それを理解された上で、次の有識者会議やヒアリングのメンバーに「誰が選ばれるのか」に、是非とも注目していただきたいと思う。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)