悠仁さまに噂される「炎症性腸疾患とインフリキシマブ投与」の先にくるもの《その3》糞便移植(腸内細菌叢移植) 

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糞便移植は潰瘍性大腸炎の治療としても大きな注目が(画像は『順天堂大学』のスクリーンショット)
抗菌薬を併用する糞便移植には潰瘍性大腸炎の患者さんも注目(画像は『順天堂大学』のスクリーンショット)

 

秋篠宮家の長男・悠仁さまについては、残念ながら炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎)では…?という噂がある。しかも、宮内庁が数年前から購入している非常に高価な抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤「インフリキシマブ」が悠仁さまのためであるなら、かなり重症ということになるようだ。

先の《その1》では、東京科学大学(旧・東京医科歯科大学)による「自家腸上皮オルガノイド移植」という最新の試みについて、《その2》ではストーマパウチの造設についてご紹介させていただいた。

このたびの《その3》では、健康な人の便に含まれる腸内細菌を病気の患者さんの腸に棲みつかせようとする「糞便移植(腸内細菌叢移植)」についてとなる。



 

◆糞便移植(腸内細菌叢移植)とは 

欧米を中心に行われるようになった糞便移植/腸内細菌叢移植(Fecal Microbiota Transplantation 略称:FMT)は、健康な人の便を移植して病気を治そうという1つの方法である。

シンバイオシス株式会社が提供するNanoGAS-FMT というウェブサイトの、『腸内細菌叢移植とは』というページにわかりやすい解説があったので、拝借してみた。

 

糞便移植は、いわゆる善玉菌を患者さんの腸に移植してみる治療法(画像は『neoGAS-FMT』のスクリーンショット)
糞便移植は、いわゆる善玉菌を患者さんの腸に移植してみる治療法(画像は『neoGAS-FMT』のスクリーンショット)

 

他の複数のサイトに書かれていることもピックアップしてまとめてみるとーー。

・ドナーは約50g以上の便を提供する

・生理食塩水で3~4倍に希釈して遠心・濾過

・200~300mlに集約されたものを内視鏡により腸管内に散布する

・疾病や状態により投与量、回数(3回~6回)は異なる

・保険適用外

・多剤耐性菌に感染し死亡した例がある。副作用などリスクも研究中

・「臨床倫理委員会」「医学研究倫理審査委員会」の承認を得る必要がある

 

◆皇族の病気と長年向き合ってきた東大でも

東京大学医科学研究所のウェブサイトを見ると、『糞便移植治療によって腸内細菌叢が機能回復するメカニズムを解明』というページでこう説明している。

腸内細菌叢の乱れと疾患(肥満、糖尿病、関節リウマチ、炎症性腸疾患など)との関係性が明らかとなり、乱れた腸内細菌叢を是正することで治療につなげようとする研究が世界中で進められています。

 

(略)

 

糞便移植治療は、国内ではまだ臨床研究が進められている状況ですが、欧米では既に治療ガイドラインに取り入れられている治療法です。

 

皇族の病気と長年向き合ってきた東大病院では、患者さんから5億円の寄付金を得たとして、各種移植手術のスペシャリスト8人を獲得し、ハード、ソフト両面で移植手術の体制を増強していくと公表したばかりである。

 

◆抗菌薬との併用で先進医療Bの承認

活動期潰瘍性大腸炎の患者さんを対象とする、順天堂大学の「抗菌薬併用腸内細菌叢移植療法」も先進医療Bとして承認され、大きな話題になっているようだ。重要な箇所を抜粋してみると…。

この度、当該共同研究講座で計画している臨床研究である「活動期潰瘍性大腸炎患者を対象とする抗菌薬併用腸内細菌叢移植療法」について、順天堂大学医学部附属順天堂医院は先進医療Bとして厚生労働省へ届出を行い、承認されましたことをお知らせいたします。

 

抗菌薬併用腸内細菌叢移植療法(Antibiotic Fecal Microbiota Transplantation療法、以下「A-FMT療法」)は、患者さんの乱れた腸内環境を改善するために、3種類の抗菌薬(アモキシシリン、ホスホマイシン、メトロニダゾール)を用いて患者さんの腸内細菌叢をリセットした後、健康なドナーの便から作成した腸内細菌叢溶液を内視鏡により注入し、バランスのとれた腸内細菌叢を構築する医療技術です。

 

順天堂大学における潰瘍性大腸炎に対するA-FMT療法の臨床研究では、2014年6月の研究開始以来、2022年12月までに210名以上の潰瘍性大腸炎患者さんと、160名以上の便ドナーが参加しました。

 

そういえば、上皇后美智子さまが大腿骨骨折騒動で東大にご入院された際、なぜか「お医者様は順天堂大学からいらっしゃった」という不思議な情報が出回っていた。

 

◆自閉スペクトラム症も改善か

また昨年、東京大学大学院総合文化研究科の坪井貴司教授は、腸内環境の改善は自閉スペクトラム症とも無縁ではないことを解説しておられた。

腸内マイクロバイオータの変化で自閉症の症状が改善する?

 

そうした腸の関与を調べるため、少々手の込んだ実験が行われました。まず、ヒトの自閉スペクトラム症児から採取した糞便中に含まれる腸内マイクロバイオータを、無菌マウスに移植します。つまり、糞便移植です。その後、自閉スペクトラム症児の糞便を移植されたマウスどうしを掛け合わせ、生まれてきた赤ちゃんマウスの行動を調べるのです。

 

その結果、自閉スペクトラム症児の糞便を移植された親から生まれ育ったマウスは、同じ行動を何度も繰り返す反復行動が高まり(こだわりが強く)、自発的な運動量も減り、社会性が低下するという、自閉スペクトラム様症状を示したのです。

 

(略)

 

これらのマウスによる実験結果から、腸内マイクロバイオータが変化することで、脳内で使われる遺伝子が変化し、自閉スペクトラム様症状が起こる可能性が示されました。

 

また、ヒトでも次のような実験が行われました。自閉スペクトラム症児では、消化器症状がよく見られます。そこで、健常なヒトの糞便から胃腸炎を引き起こす可能性のあるクロストリジウム属の細菌を除去し、7〜16歳の18人のアメリカの自閉スペクトラム症児に移植しました。その結果、消化器症状が著しく改善しました。

 

解説がかなり専門的なので、詳しくはこちらの記事でご確認を。

■『現代ビジネス』「発達障害」と「腸内細菌」の驚くべき「関連性」…自閉スペクトラム症を「腸から改善」する可能性を示した「衝撃の実験結果」

 

◆副作用はある。なかには死亡した例も

糞便移植にも、副作用やリスクがやはりあるもよう。

少なくとも死亡1例を含む4例のグラム陰性菌血症が発生したことを、米国食品医薬品局(FDA)は2019年6月の時点で把握しており、日経メディカルの『糞便移植療法で患者が死亡、FDAが警告を発出』という記事を無視するわけにはいかない。

今回の警告は、CDI患者に対し、同一のドナーが提供した便から調製されたFMTを行ったところ、免疫不全状態にあった2例に侵襲性感染症が発生し、そのうち1例が死亡したことから発出に至った。

 

2例は、基質特異性拡張型βラクタマーゼ(ESBL)産生大腸菌に起因する侵襲性感染症を発症。有害事象発生後に保存してあった同ドナーのFMT調製物を調査したところ、死亡患者から単離されたESBL産生大腸菌と同一の菌が検出された。

 

FDAは本事例について、「ドナーの便がESBL産生大腸菌のスクリーニングが行われることなく移植されてしまったこと、こうした致死的な菌が免疫低下状態の患者に移植されてしまったことで起きた」とし、FMT実施時は移植前にスクリーニングを行うことや、患者にリスクの説明をすることなどを要求した。

 

そもそも副作用として、こんなものがあるようだ。

・下痢や腹痛

・発熱、むくみ

・ドナーが肥満体なら移植を受けた患者も太る可能性がある

・潰瘍性大腸炎などでは、移植のタイミングにより出血が伴うことがある



 

◆まとめ:筆者が思うこと

秋篠宮家の男性陣に限らずだが、特別な力を持つ皇族の皆さまだからこそ、もしも重い病気にかかられた場合は、それを公表することが望まれているように思う。

なぜなら、ロールモデルとなって同じ病の患者さんを勇気づける活動に尽力していただけるほか、「~さまのご病気を何としても治す」という使命感のなか、原因や治療法の研究、薬剤の開発などが加速的に進歩することが期待されるからだ。

悠仁さまに強く噂される炎症性腸疾患も、全国に20万人以上の患者さんがいらっしゃるという。

 

【関連記事】
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悠仁さまに噂される「炎症性腸疾患とインフリキシマブ投与」の先にくるもの《その2》 人工肛門ストーマパウチ

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『シンバイオシス株式会社』NanoGAS-FMT ― 腸内細菌叢移植とは

『藤田医科大学病院』糞便移植(FMT)

『東京大学医科学研究所』糞便移植治療によって腸内細菌叢が機能回復するメカニズムを解明

『現代ビジネス』「発達障害」と「腸内細菌」の驚くべき「関連性」…自閉スペクトラム症を「腸から改善」する可能性を示した「衝撃の実験結果」

『日経メディカル』糞便移植療法で患者が死亡、FDAが警告を発出 2019/06/21

『順天堂大学』潰瘍性大腸炎を対象とした「抗菌薬併用腸内細菌叢移植療法」が先進医療Bとして承認、2023年1月より実施

『読売新聞』東大病院が移植医を8人増強、脳死臓器移植の人材育成目指す…患者からの5億円の寄付で実現

『エトセトラ・ジャパン』重い潰瘍性大腸炎か関節リウマチか… 宮内庁は年間1500万円をかけ特殊な薬剤を購入している

 

8件のコメント

  • 卓球の話の続きです。卓球はけっこう腹圧がががると思います。足を開いて腰を落とした姿勢が基本姿勢ですから結構お腹と下半身に力が要ります。

    少し汚い話ですみません。わたしは以前腸内環境が悪いときは、練習中にガスが漏れそうになってよく困っていました。また50代くらいの男性と一緒にダブルスの練習をしていたときは、その男性がガス漏れしたことがありました。最近練習に行くときは、練習場に入る前に腸だけでなく、胃を手で押してみてガス抜きをしています。

    人工肛門を作った方は腹圧のかかることは避けたほうが良いのですね。卓球は前傾気味になりますからそれも良くないのですよね。人工肛門で卓球をされている方はもしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、自分がもし人工肛門になって卓球ができるかと聞かれれば難しいと感じます。

  • 報道┅4月2日を「世界自閉症啓発デー」とし、平成20年度以降毎年祝うこととする 自閉症への一般の認識を高めるよう、すべての加盟国や国連その他の国際機関、またNGOや民間団体を含む市民社会に要求┅┅。

    自閉スペクトラム症とは、“広汎性発達障害”とほぼ同じ概念を指すものであり、自閉症やアスペルガー症候群、特定不能の広汎性発達障害などを含む概念です。自閉症やアスペルガー症候群などには互いの境界線を引くのは極めて厳しいこともあるので、病気の一連の続きとして“スペクトラム”として捉えられています。 …

    ❮mediVR KAGURA:神楽❯が開発され、医療施設や児童精神科医では取り入れられているようです。私も 見学会に参加し体験させてもらいました…が、仮想空間でのシュミレーションゲーム感覚…脳に直接働きかける物のようです。価格は500万円程。今や 最新の医療設備を常置する秋篠家専用赤坂東邸にも、有るのでは⁉️ 効果が有ると良いですね。

    繰り返しますが、「自閉症スペクトラム」とは精神科医でもつかみどころのない「知的障害・社会性欠如…」の総称で、反抗挑戦性障害や 汚言症等も含まれます。

  • 悠仁様が人工肛門ではないかとの疑惑ですが、思い当たるふしがあります。

    それは悠仁様が高校へ進学される際に、部活を卓球からバドミントンへ変更されていることです。パウチは通常脇腹に設置されるようですが、卓球は基本的に脇を締めて、速いピッチでラケットを振るため、人工肛門だとパウチが気になるのではないでしょうか。卓球は膝を曲げて重心の低い姿勢を取るため、前傾姿勢気味になります。またネット際に球が落ちた際には台に近づいて球を拾いますが、腹部に台が接触することがあります。

    バドミントンなら上を向いて背を伸ばす姿勢ですし、草ダブルスであればうまい人と組んでカバーしてもらえれば激しく動き回ることもなく、パウチが卓球ほど気にならないのではないでしょうか。卓球の試合は基本シングルスですし、バドミントンと違ってダブルスは交互に打ちますからかなりせわしないスポーツです。

    高1の段階で人工肛門だったかは分かりませんが、パウチ付けて卓球の激しいラリーは厳しいと思います。バドミントン部を悠仁様が選んだのは学習院との対抗戦を避けるためだろうと入学時は言われていましたが、あきらっちさんによるとバドミントン部の活動で学習院を訪問したこともあるそうですので、対抗戦が理由という説については少し疑っています。

  • YouTuber japan2010artさんのメンバーシップ動画からの情報。順天堂大学の先生は大腿骨手術のスペシャリストだそうです。

  • 紀子さんが産んだことになっている悠仁1号君の近況が知れないんですけど、人工肛門を避けようとして糞便移植を受け、感染症を起こし、治療に失敗した可能性が絶対にないとは言い切れないのでは?

    急に仮寓所を要塞化して、MRIまで買い込み、自宅の専門病院化を図ってきたのも、その前に致命的失敗体験があったからと考えればわかりやすくなります。これまで宮内庁職員の鬱憤のはけ口にもなっていた某サイトを強制閉鎖に追い込んだ時期のちょっと前に、絶対漏れては困る重篤医療事故が1号に起きていたのではないかとも思えるのです。

    悠仁2号君と悠子さんの二人が揃って人工肛門にされていたのではないかとの見方には同意で、1号君の悲劇を目の前にしたので、糞便移植法には期待しなくなり、インフリキシマブ使用で寛解を目ざすもうまくゆかず、他に手が無くなって大腸摘出、人工肛門を覚悟したのかなと。

    噂レベルでしかないことですが、1号については、お茶小でもお漏らしをまだするとして、学校内には専用の洗浄室があるような話がありました。噂の半分はお漏らしの話ばかりだったような印象です。それも潰瘍性大腸炎があったとすると可哀想な話で、それでもお漏らしがあっては公的な場所には出られず、第三条廃嫡必至として、藁にもすがる思いで副作用の起こりうる治療法を選択し、結局失敗していたとしたら? 

    その結果、2号君と悠子さんへの交代劇になっていたとしたら? ところが、この二人も潰瘍性大腸炎に罹患し、三人全滅との可能性もあるとなれば、いまだに存続しているとみられる罰則付き報道規制の存在意義も透けてみえてきます。

  • 秋篠宮のアル中の手の震えも治りますか?
    寛仁親王もアル中でしたね。寛仁親王には手の震えはなかったのかなぁ?

    秋篠宮家に関しては病気になっても隠しそうですね。
    そもそも、ご仮寓所病院を作ったから病気も隠せるし治療もそこで出来ますものね。
    昨年、紀子さんは胃腸に強い症状が出てという発表あったけどどこの病院に行き検査したかも書かれてませんでしたよね。
    それに検査機器も購入されてたような。病院に行ったならそんなものを買う、リースしなくてもいいわけで。
    変ですよね。あれから治ったとも聞きませんけどね。

    悠仁さまの場合は病気が病気だから言うと天皇になれないから必死に隠してるのでしょう。
    でも、いろんな装具を着けてるのがバレてますからね。それでもあくまで健康体?
    病気も治療も長い付き合いになるのかな?

  • 驚きの療法です。コアラが母親から腸内細菌を離乳食として体内に取り込む方法を思い出しました。子どもコアラはお母んコアラの出口から直接お腹に取り込むの。悠仁サマが婆さん正田美智子サマの菌ならばスーパーマンになって君臨するかも知れぬ恐怖。
    悠仁サマ、痛いの痛いの飛んで行け。面倒臭い進学も飛んで逝け。

  • 長生きで健康そのものの祖母の糞便を噴霧も良き。ですね。大腿骨骨折でも即歩行可能杖もほぼ使って無い位な最高ランクな肉体の持ち主。だから寧ろ病気に憧れてるのではないかしら。

    孫がそれで健康になれるなら有り難い事。東大入院はその為? 順天堂大学病院と言いながらお隣の科学大学からの医師やもしれませんね。

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