余計なお世話と思いつつも…その4 悠仁さまが「心身ともにお健やかにご成長」って…空間認識・認知・把握能力の問題は?
今、秋篠宮家の長男・悠仁さまについて、PRESIDENT Onlineが放った『「愛子天皇」は選択肢に入っていない…「旧宮家男子を養子に」という政府の皇族確保策が妙案である理由』という記事が話題になっている。
そのなかの《「愛子天皇」は国会における議論の対象外》という章に「悠仁さまが、心身ともに健やかにお育ちになり、帝王教育も順調に進んでいる中で、現実的な選択とはいえまい」という部分があるが、筆者はそうは感じていない。帝王教育が順調という表現にも呆れるが、最近の玉川大学ご訪問で「おっと…! これは大丈夫なのか」と感じるシーンがあったからだ。
ビオトープ “視察” でのいきなりの「これは四角い」にも驚かされたが、今回のその4は、悠仁さまが見せた不思議な身体的反応について触れてみたい。
◆運動会での数秒間の「固まり」に不安
まずは、ANNnewsCH が2018年5月に配信した『悠仁さまが「大玉おくり」 小学校最後の運動会』というニュース映像について。この12秒目から16秒目あたりまでをご覧いただきたい。
前方から迫りくる大玉の動きを、うまく受け止められない悠仁さま。皆は手を挙げて玉を後方に送るのだが、悠仁さまは腕が上がらずアタフタと動揺しておられたようだ。
◆ハチの巣が手から離れると…
続いて、テレ東BIZ による先日の『悠仁さまに聞く「一番好きなトンボは何ですか?」陸上アワビ・ミツバチ研究・希少トンボ…自然科学に関心深く【皇室ちょっといい話】』というニュースの映像。こちらの6分53秒目から6秒間ほどご覧いただきたい。
ハチの巣をずっと持っておられる悠仁さま。気づいた玉川大学の先生が、そっと手を差し伸べて巣を引き取ったのだが、すると悠仁さまの手はそのまま固まってしまった。
その雰囲気に筆者はあの大玉送りの腕を思い出し、同時に「悠仁さまはおそらく、協調運動能力や空間認知能力などが低くていらっしゃるのだろう」と理解した。
◆空間認識・認知・把握の能力とは
スピーディーに、あるいは弧を描きながら飛んでくるボール(バドミントンならシャトル)の落下地点を想像し、瞬時に動き、捕る、打ち返す。成長と共にそれらができるようになるのは、ヒトには空間認識・空間認知・空間把握の能力が備わっているからだという。
健常児ならそれらは3~5歳の間にみるみる発達するといい、例えばブロックを積む遊びで「崩さないためには、次にどんな形の、どんな大きさのブロックがいいか」を考え、しっかりとつまみながら静かに乗せ、崩れなければ「成功」だと覚える。
単純な遊びに見えるが、そうした目に見えない部分の能力が基になって文字、絵、図形などを上手に描くことができるようになり、勉強はもちろん、スポーツも上達。生活面では後片付け、整理整頓などが上手になっていくそうだ。
参考:
・『こどもプラス』発達障害で空間認識能力が弱い子の特徴とトレーニング法
・『NEIGHBORFIT』空間認識能力(空間認知能力、空間把握能力)は子どもの可能性を大きくする!
◆粗大運動や協調運動が苦手な悠仁さま
そして目に見える部分での運動の能力について。運動とは微細運動、粗大運動、協調運動があるという。まずはこちらから簡単に…。
■手や指などを使う「微細運動」
箸を使ってご飯を食べる、積み木をする、字を書く、ハサミを使う、ボタンを留めるなど。これらは幼い頃からの訓練の賜物で、続けているうちに上手になる。
■自分の全身の力やバランス感覚で行う「粗大運動」
走る、泳ぐ、ジャンプ、鉄棒、ブランコ、平均台を歩くなど、自分の力とバランス感覚で行うもの。走る速度には差があり、水泳や鉄棒などは「苦手」と言う人もいる。
■ボールや道具を使う「協調運動」
ボールやシャトル、ラケット、バット、ゴルフクラブなど、目、手、足の協調が必要。かつ、スピーディーに飛んでくるボールがどのあたりに落ちるかを予測する、シュートの際にゴールの幅や距離を考えるなど、「脳」との素早い連動も必須になる。
参考:
・『安心して通わせられる放課後等デイサービスを調査』発達障害児は運動が苦手?特性とケアの方法について
・『へやすぽNAVI』運動のコツ ― 発達障害の子はなぜ球技が苦手なの?
◆発達障害が疑われるケースも
野球で例えると、いつ飛んでくるか分からないボールへの準備ができず、結果的に手が出なかったり、うまくキャッチできない子供さんがいる。また、手先の不器用さが顕著な子供さんもいる。そうしたお子さんが、念のためADHD(注意欠陥・多動性障害)、LD(学習障害)やDCD(発達性協調運動障害)の検査を勧められることは多いそうだ。
ここからは、へやすぽNAVI による『運動のコツ ― 発達障害の子はなぜ球技が苦手なの?』という記事からの引用となる。
■LD(学習障害)
読み書きが苦手なことが多いですが、これは空間認識能力が弱いことが原因のひとつです。これが弱いと、文字を追ったり、枠に収めて書くことなどが苦手になりますが、これは球技にも影響している可能性があります。
空間認識能力が弱いことで、LDの子どもたちはボールの位置や動きを正確に把握するのが難しいことがあります。さらに見た情報を処理することにも時間がかかるため、迅速な判断や反応が求められる球技でのパフォーマンスに影響します。
「ボールが飛んできたから手を伸ばす」「バウンドしてるからグローブの出し方を変える」といったほとんど何も考えないようなことにもつまづくことがあるかもしれません。
■DCD(発達性協調運動障害)
大きな病気やケガがないのにもかかわらず、運動の不器用さが極めて大きい障害のことです。すべての運動はつながっており、体をスムーズに動かす必要がありますが、DCDの子はぎこちなさを認めています。
手足の協調運動が苦手で、例えばキャッチをする時に①正面に移動②手を伸ばす③掴むといったことがスムーズに行えないことがあります。さらに目と体の協調が苦手な子は、目で見たものに対し体で反応することが難しいです。
参考:『へやすぽNAVI』運動のコツ ― 発達障害の子はなぜ球技が苦手なの?
◆まとめ:運動面ばかりか精神面にも大きな影響が
最後のDCDについて、これに問題を抱えていると精神面にも影響が出て、ひいては身体的な問題を様々もたらすことがあるようだ。
NHKハートネットの『発達性協調運動障害(DCD)とは』のなかで、小児科医の中井昭夫さんはこのように注意喚起を促している。
協調の発達は子どもの認知、社会性、情緒の発達、学習とも密接に関係していることから、DCDは身体活動の苦手意識や参加機会の減少、自尊感情や自己肯定感の低下、怠学、いじめ、不登校など情緒的・行動的問題につながってしまっている。
大人になると逆上がりや縄跳びをする機会こそ少なくなりますが、ひげ剃りや化粧などの整容、料理や家事、自動車運転、タイピングや書字、細かい手作業など、そのライフステージ特有の協調の課題が生じます。
これらが困難な状況が続くと、二次障害として、うつ病・不安障害など精神障害、肥満から糖尿病、高血圧などの生活習慣病、脳卒中や狭心症・心筋梗塞など心血管障害などのリスクとなることが報告されています。
PRESIDENT Onlineの記事には「心身ともに健やかにお育ちになり…」とあるが、男系男子論者のせいで悠仁さまが将来、身の丈をはるかに超えた重責を担うことになるなら、あっという間に精神が破綻してしまいそうな気がする。
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
画像および参考:
・『PRESIDENT Online』「愛子天皇」は選択肢に入っていない…「旧宮家男子を養子に」という政府の皇族確保策が妙案である理由
・『NEWSポストセブン』《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
・『テレ東BIZ』悠仁さまに聞く「一番好きなトンボは何ですか?」陸上アワビ・ミツバチ研究・希少トンボ…自然科学に関心深く【皇室ちょっといい話】(143)(2024年4月17日)
・『ANNnewsCH』悠仁さまが「大玉おくり」 小学校最後の運動会(18/05/19)
・『安心して通わせられる放課後等デイサービスを調査』発達障害児は運動が苦手?特性とケアの方法について
・『こどもプラス』発達障害で空間認識能力が弱い子の特徴とトレーニング法
・『NEIGHBORFIT』空間認識能力(空間認知能力、空間把握能力)は子どもの可能性を大きくする!
・『へやすぽNAVI』運動のコツ ― 発達障害の子はなぜ球技が苦手なの?
・『エトセトラ・ジャパン』余計なお世話と思いつつも…その2 悠仁さまの左耳のモノ、補聴器でないほうが実はヤバイ