【YOUR VOICE】昭和天皇は邪気なく日本古来の木を選ばれたのでは? 栂=磔、高野槙=棺桶といった記述は不要
※ こちらは9月18日付の記事Wikipediaの「栂/ツガ」から削除された磔の木・咎人の文字 「秋篠宮文仁親王のお印」までも消されるに対し、読者様から寄せられたコメントです。
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始めにお断りしておきますが、私は一刻も早い秋篠宮家の廃絶を望んでおり、アキシンではありません。しかし、栂が罪人の磔に使われていたという記述は不要であり、削除されるのが妥当だと思っています。
理由は以下の通りです。
①お印は古来から日本に生育し、特に社寺等の境内に植えられるなどが選ばれていると感じるからです。昭和天皇は特に植物に詳しい方であり、お印を選ぶにも日本の古来からの自然を守るという観点をお持ちだと思います。
②かつて、木は何より重要な建築資材であり生活道具を作るための素材で、その固さや性質によってさまざまな用途に使われるものです。この文献には獄門台に栂が選ばれたとありますが、それはおそらく堅牢な素材だからです。全国的に栂だけが獄門台の材料とされ、その他の用途に使われなかったのであればこの記述は意味があります。しかし、そうでなければ、この事例だけを取り上げるのは誤った先入観を植え付けるものとして有害だと思います。
③このwikiの記述には、建築材料としての栂についてあまり記述がなく、栂普請という語も掲載されていないなど記述に偏りがあります。栂は堅牢で木目が美しく、木材関連や建設関連のサイトには多くの説明があります。以下にその例を挙げます。
●岡山理科大学 サイト
(https://www1.ous.ac.jp/garden/hada/plantsdic/gymnospermae/pinaceae/tsuga/tsuga.htm)
➡ ツガは本州の福島県以西から屋久島にまで分布する常緑の高木。モミとともに神社では「当て木」として植栽されることが多く、…(中略)…材は良質で、建材、船舶材、楽器などに利用される。
●成澤木工株式会社 サイト
(https://www.naru-moku.co.jp/column/1914/)
➡建築材としてもツガ材は、よく使用される傾向にあります。例えば、柱や造作材、床材など日本のツガ材は、高級といわれることもあるため、ヒノキよりも評価されるケースも見られます。
●森のかけら(大五木材)サイト
(https://morinokakera.jp/?p=42359)
➡ツガの木言葉は『堅固』 日本固有の種 かつて城や武家屋敷にも使われた栂は、粘りがあり趣きのある木目が美しい。
●建築図面受注センター サイト
(https://www.e-zumen.jp/blog_70.html)
➡瀬戸内の町家では、柾目が美しく、色調が濃くて染付けが不要なツガが高級木として珍重されており、大規模な町家では総ツガの建築(「栂普請(つがぶしん)」と称されていた)が多く見られました。
●阿部蔵之 サイト(木と人とのかかわりの専門家)
(http://kurayuki.abeshoten.jp/blog/28972)
➡針葉樹『つが』『こめつが』は、優れた建築構造柱材であり、香木香料増量にも秘かに。木造建築技術を支え、建具・家具・車体大工、船舶ぎ装、パルプ原料として工業製紙に大量に使われ、天然林大径木は伐り尽くされました。家屋・土蔵・城造営には、構造体の耐久力がダントツの栂普請が一番上等なのです。
●国産材総合情報館 サイト
(https://lohas-home.com/dom/2012/11/tsuga.html)
➡柱、土台、種々の造作材に用いられますが、特に栂の良材を使用した住宅建築は関西方面で高級なものとされ、桧よりも高く評価されることもあるほどです。反対に関東では、硬さが好まれない傾向にあります。
鮮明な木理が通ったものは美しく、床柱、床まわり、長押、鴨居、敷居、天井板などに使われ、特に四方柾の床柱は銘木とされます。
そのほか、縁材、屋根板、戸障子、門扉や、器具材では漆器木地、槌、畳縁木、箸、仏具、曲げ物など、土木材、船舶、木型、楽器材、梱包材、パルプ材、玩具などの用途があります。
●株式会社グロースリング サイト
(https://growthring.co.jp/tsuga/)
➡栂(ツガ)は建築材として広く使われています。特にフローリング材として人気があり、多くの住宅や商業施設で使用されています。また、栂普請(ツガぶしん)と呼ばれる数奇屋建築や高級邸宅材としても需要があります。数奇屋建築では、栂の独特の木目と美しい色合いが茶室や和風建築にぴったりで、高級感を引き立てます。さらに、梁や柱などの構造材としても用いられています。
床柱
栂(ツガ)は床柱としても高く評価されています。特に蟹杢(かにもく)と呼ばれる独特の木目模様が現れることがあり、これが非常に珍重されます。蟹杢は、節と節がつながって蟹のような模様を形成するため、その美しさと希少性から高価な床柱として使われます。伝統的な和風建築や茶室などで床柱として栂を使用すると、独特の風情と見る人を魅了する存在感を持つため、装飾的な役割も果たします。
例を挙げるのは以上にしておきますが、他にも多くのサイトに出てきます。
朝比奈さまは「特に、お印となる植物は外見的な印象も大事だが、別名、花言葉や意味、古くからの言い伝え、人間生活とのかかわりなども無視できないはず。それらを総合した上で決まるものだと筆者は思っていたが、違うのだろうか」とおっしゃっていますが、この中に花言葉を含める意味が分かりません。
花言葉は19世紀以降西洋で広まったものです。それを天皇家が取り入れる必要があるでしょうか?
また、人間生活との関わりを言うならば、日本では「栂普請」や城の造営や高級な茶室建築で重視されてきたという歴史の方が重要ではないでしょうか。そのような事例を恣意的に無視して、獄門台の事例だけを喧伝するのは明らかに偏向があり、そのことを言い募るアンチ・アキシンには不快感を覚えます。昭和天皇は邪気なく日本古来の木をお印に選ばれたのだと私は思います。
ちなみに、悠仁さまの印の高野槙にしても、棺桶の材料という点のみを言い募るアンチ・アキシンには不快感を覚えています。高野槙も日本にのみ残る固有種で神社仏閣に植えられており、その点によってお印として選ばれたのではないかと思います。
私は真言宗徒ですが、高野山(真言宗)では高野槙を仏花として用いますので、アンチ・アキシンによって高野槙が貶められるのは不快です。
(奈良県在住:Mさんより)
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「雑草という草はない」と言った牧野富太郎と昭和天皇。確かに木に罪はありません。
しかし、ここで論じられていることは、何故わざわざ処刑場や葬儀に用いられる材木名を好きこのんでお印に選んだか、なのです。特に「栂」はトガとも読まれ、これは「咎」と漢字になって、「けしからん行い、罪状」の意味にもなります。ちょっと知る人にかかれば、ははんお産まれからすでに消せない穢れがあるからなんだな、と暗示するような植物をお印に選んだことが重要な事実なのです。
この穢れを暗示する表記は息子の代にも及び、高野槙は、高野山に限らず、関西一円のスーパーでも売られていて、仏花というより、夏でも長持ちするお墓用のお供え物と考えられており、夏の盆、秋のお彼岸では重宝されています。死者への供え物なのです。
ただ天皇家は現在神道であり真言宗とも距離を置かれていますから、やはり悠仁にはたくさん同名者がいて、あくまで日陰者としてこの世に生を受けた海外代理母児らである、とのここで指摘されてきたような悲劇的境遇を意味するには、高野槙はあまりにぴったりだと思われるのです。
文仁氏や悠仁s氏らの出生が本当はどうであったのか。
当事者が黙して語らずであっても、お印をみれば、すぐにわかるように、優雅かつ残酷な手法で、宮内庁では我々に考える端緒を残してくれているとみるべきです。
ですから、wikiには遠慮せずにどんどん栂は獄門の生首台に使用される木材であり、高野槙は棺桶に使用される木材であることもありのまま表記すべきです。国産材しかない時代は、木材の用途に応じて、伊勢神宮用から、処刑・磔の行刑用に至るまで、木材が使い分けられ、国内産だけで充足してきたのですから、先人の智恵は素晴らしいものがあります。そうした伝統的価値観がそのまま、お印に現れているとみています。
そういうお考えもあるかもしれないな、とは思いますが、「【YOUR VOICE】命名式で発表された御名「文仁」に異常な創作文字 今ならわかる60年前の昭和天皇のメッセージ」を拝読させていただくと栂に含むところが無かったとは正直、思えません。
高野槙については、昭和天皇が崩御されたのが1989年、悠仁氏が誕生したのが2006年なので昭和天皇の意向が影響することはないでしょう。お印に意見できるほど昭和天皇が長生きされていれば、そもそも悠仁氏は生まれていませんものね。
「どの程度、由来などに配慮するのか?」は確かに不明ですけどね。