【YOUR VOICE】育児をなした親を評価しないこの国では、育児手当で出生率を上げる政策自体が間違い
※ こちらは10月23日付の【YOUR VOICE】超高齢社会の日本が防衛費を工面したところで… 政治はもう党でなく「政策が同じ議員同士」が協力し合ってに対し、読者様から寄せられたコメントです。
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超高齢化が急速に進む理由は、若年層の低収入が原因では無い。
個人的に知る高学歴・高収入の夫婦も、「子ども要らない」というのは珍しくない。この国は、育児をなした親を評価しない。育児手当を出したところで、育児手当にかかる支出の方が多いのだから、いくら出しても「2人でいいと思っていたが、3人目を生もうか」とはならない。育児手当で出生率を上げるという政策自体が間違っていると思う。
子育ては著しく親の自由を拘束する。金も時間もかかる無償奉仕。それでも、かつては子どもと老親が同居し、祖父母が孫の世話をみつつ、介護が必要になれば家族にして貰えるシステムだったため、子育ての苦労を厭う人はいなかった。
一方、現代は老親は子に養って貰えるわけでもなく、同居すらして貰えない場合も多い。老齢年金だって、育児負担はカウントされない。キツい言い方をすれば、子育ては「なかったことにされる」。
だから、育児のために金と時間を奪われるより、自由に楽しく人生を送りたい、そういう若年層が急速に増えている。子どもはせいぜい一人でいい、という若年層も入れると相当割合になるだろう。これじゃ、人口減少は止まらないし、年金制度は維持できない。
老親と子世帯の同居は難しいが、老齢年金に育児負担を考慮して加算することは比較的容易だ。子なしの老後は大変だぞ、となれば、子どもを儲けよう、という気にもなる。まず政府には、出来ることからやっていたたきたい。
(コメント欄:匿名さんより)
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根本的な要因は、高齢化が進み過ぎたことだと思います。ひと昔前は50〜60代で父母や義父母を亡くした。多かれ少なかれ遺産も相続しました。しかし今や、その年代になっても老親の何人かは生きていて、自分が老齢に差し掛かって自分に孫ができても、“子”や“嫁”の立場をやめられない閉塞感。超高齢となった親世代にはいろいろ想定外のお金がかかり毎月どんどん消費して遺産を残すどころではない。しかもそれにかかる出費は、年限の目安を立てられる子育てと違って、いつまで続くかわからない。
いくつになっても自分は“子”や“嫁”からイチ抜けられず、かつては退職金と並んでこの年代でまとまって受け取れた遺産も遠のき、老いても生きる高齢親を目の当たりにして自分も備えるべく、子や孫に財布の紐を緩めるわけにはいかない。結果、世の中にお金が回らない。
子世代は子世代で、親はいつまでも元気で長生きするイメージがあるから家に居着いたまま家事も料理も親任せで、そこを出て結婚するモチベーションが低下している。適度なタイミングで親を亡くし、親が遺してくれた資産を元にパートナーと共に新たな自分の家族を成して生きていくしかない、というような追い立てられ方もしない。
子を産んでも、自分は子をやめられず、子は子を産まず、未来へ展望が開けない。
超高齢化の弊害が巡り巡ってそんな社会構造をもたらしているのに、小手先の育児手当や年金を上乗せしても産む気にならないと思います。
ご皇室も例外ではなく、お代替わりしたはずなのに実質は超高齢者がフタをして顔色を伺い意向を汲まざるを得ず、今上天皇皇后両陛下はそのご身位となられても尚“子”として振る舞うよう要求されて何かと呼びつけられ、ご自分たちらしさを発揮なされる自由が制限されていらっしゃるかに映ります。
子を成人まで扶養した親には「年金割増」の制度が必要ですね。
親は自腹で子を育てているのですから国はちゃんと報いるべき。
人は社会の中で生きているのです。
あなたが稼いだ1万円札が1万円の価値を持つのは機能する経済社会を「他人の子達」が用意してくれているからです。
自分の能力だけで稼いで生きていると言いたい人は「無人島」で暮らしなさい。
あなたが食べるパンも着る服も「他人の子達」が作ったものです。