世も末の日本… 岸田首相はまるで韓鶴子氏の手下 そして悠仁さまは旧統一教会の影響がかなり残る筑波大へ…!?
今月上旬、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の韓鶴子氏が、演説のなかで日本の岸田首相を手下か何かのように扱った。
旧統一教会による「汚染」が問題視されている政治家たち。皇族にそうしたことはあってはならないはずだが、もしも秋篠宮家の悠仁さまが「東大はオジサマのように大学院から行けば」となり、筑波大学に進むことになったら、そのあたりは大丈夫なのか。
◆岸田首相は旧統一教会・韓鶴子氏の手下なのか
大きな社会問題であるにもかかわらず、世界平和統一家庭連合/旧統一教会の解散命令請求について、岸田首相はとにかく無関心、放置、動きが鈍い。そんななかで今月上旬、背筋も凍るようなニュースが日本を駆け抜けた。
教団の韓鶴子総裁が1,200人ほどの日本の幹部らを前に、「何というひどい仕打ち。世界平和統一家庭連合を追い詰めるなんて。岸田総理や日本の政治家を韓国に呼びつけ、教育を受けさせなさい」などと発言。鶴子氏を救世主として認めないなら、「日本は滅びるしかない」とも言い放ったという。
日本という国を背負って立っているというのに、鶴子氏に反論すらできない岸田首相。恐ろしいのは、岸田首相が「悠仁さま推し」でありながら、教団に好き放題操られている可能性があること。これは非常に由々しき問題だ。
さらに、悠仁さまが進む可能性がある筑波大学で、原理研究会(旧統一教会の学生組織)がどれくらい幅を利かせていたのかも気になる。郊外ののどかなキャンパスで学生たちが真面目に勉学に励む、筑波大や大阪大の学生は「落としやすい」などと言われていたではないか。
◆筑波大と旧統一教会の関係
やはり、筑波大は筆者が想像していた以上に旧統一教会の影響を受けていたようだ。
『Wikipedia』にもはっきりと記されているが、1980年4月~1986年3月まで第3代学長であった福田 信之氏(1994年没)は、世界基督教統一神霊協会という名称だった旧統一教会の久保木修己会長と出会い、文鮮明の思想に深く傾倒したとある。
1980~84年、筑波大学では福田氏のせいで、主要ポストが統一教会系の人脈で占められたもよう。そして福田氏は1992年、『文鮮明師と金日成主席 ― 開かれた南北統一の道』なる本も出版していた。
1970年代後半から、福田氏は統一教会系の学者・文化人が集まる「世界平和教授アカデミー」のナショナル・ゴール(国家目標)研究プロジェクトの代表として活動。なんと日韓トンネル研究会においては顧問も務めていたという。
◆統一教会汚染のなかで進む皇室忖度
一橋大大学院を卒業され、共同通信の記者を長年経験された後、海外に渡り、2007年からは東京を拠点に活動していらっしゃるというフリー・ジャーナリストの加治康男さん。
加治さんは2022年10月、「Press Activity 1995~ Yasuo Kaji」さんというご自身のブログに『右傾化の起点・筑波大学開学50年 統一教会汚染、左派排除、皇室忖度、体制順応を助長』という記事を投稿されていた。
間もなく開学50周年を迎えるという筑波大。だが、福田学長の影響で統一教会の色に染まり、運営が勝共連合を唱える学者たちや、自民党文教族の手に委ねられた歴史は否定しようもなく、その延長線上に筑波大附属高等学校の提携校進学制度が設けられ、悠仁さまのご入学が叶ったと見ることもできるようだ。
もちろん、これだけ騒がれている今、一般のツクフ生、および筑波大生にとって旧統一教会、原理研究会の存在や影響など、まるで関係のないことだろう。
◆福田学長は『希望の日 晩餐会』にも
福田氏は1974年5月、帝国ホテルで開催された『希望の日 晩餐会』にも出席したと指摘している加治康男さん。その晩餐会は、福田赳夫元総理が「アジアに偉大な宗教指導者現わる。その名は文鮮明である」と紹介したイベントである。
さらに1990年2月は、福田氏は旧統一教会の久保木修己名誉会長とともに、『わが心の文鮮明先生』と題し、対談を行っていた。
◆1982年に筑波大の学生有志が抗議のため立ち上がる
「原理研究会」をサークルとして認めた福田学長。キャンパスでの世界基督教神霊統一教会の布教活動、そして原理研究会の会員募集活動ももちろん認められていた。すると、その様子を良く思わない学生たちが立ち上がり、抗議するため1982年には『筑波學生新聞』を創刊した。
そして1984年6月、統一教会系列の「世界日報」を追放された副島嘉和氏が内部告発の手記を出し、「統一教会は筑波大の福田学長に定期的に手当てを支払っていた」と触れて騒動に。そのあたりはトップの画像にもあるとおり、筑波學生新聞にも大きく掲載された。
その同じ号、さらに大きな見出しを飾ったのは、文鮮明の息子で当時30代後半だった文聖進氏の筑波大大学院入学という一件だった。よく読むと聖進氏は日本大学や東海大学にも在籍していたという。
統一教会と癒着している筑波大学当局を批判し続けたものの、残念ながらこの学生新聞は2007年に廃刊となったという。
◆筑波大の自民党支持率は驚異的
2017年12月11日付『筑波大学新聞』第339号では、アンケートにより学生の71%が安倍内閣を支持している様子を記事にしていた。こちらは大学が発行する新聞である。
一方、同じ2017年に東京大学が新入生にとった支持政党に関するアンケートでは、自民党支持者は36%にとどまった。当時、18歳から20代の自民党支持率は多いところでも4割止まりであっただけに、東大の2倍もの支持率を叩き出した筑波大生には驚きを隠し得ない。
安倍内閣を支持する学生がそこまで多いことを、嬉々として新聞に掲載した筑波大。悠仁さまの附属高等学校ご入学を「とても光栄なこと」と喜んだ永田恭介会長は、学長選では選考メンバーをイエスマンでそろえ、任期の上限も撤廃し、現在まさに無敵の状態だ。
筑波大は、文教族、旧統一教会、勝共連合などが理想とする大学へと着実に育っていったのだろう。トップが文鮮明の教義に惚れ込み、原理研究会がサークルとして公認され、布教活動や会員募集が積極的に行われていた歴史があるのでは無理もあるまい。
ただし、安倍元首相の銃撃事件とその後の騒動をきっかけに、一般の学生たちやキャンパスの雰囲気も変わったことだろう。今、改めてアンケートを取って、それでも自民党の支持率が7割を超えるとは思えない。
◆まとめ
繰り返しになるが「国民も超うるさいし、東大には大学院から行けばよいかも」となれば、悠仁さまは、旧統一教会や勝共連合の影響が残っているであろう、筑波大学に進学される可能性がある。
純情な皇族の少年がそういう世界に入って大丈夫なのか。悠仁さまがまさかの鶴子氏を「真のお母様」と崇めるような日が来ようものなら、あっという間に週刊誌に書き立てられることだろう。
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
参考および画像:
・『産経新聞』旧宮家男子復帰案盛り込む 皇位継承最終報告 2021/12/22
・『PRESIDENT』今後、検討されていく…」皇室研究家が驚愕した、岸田内閣の「皇室の未来」への無責任と無関心
・『TBS NEWS DIG』韓鶴子総裁「岸田を呼びつけて教育を受けさせなさい」内部音声を独自入手「日本の政治は滅びるしかないわよね」旧統一教会
・『ヤフーショッピング』福田信之 ― 文鮮明師と金日成主席 : 開かれた南北統一の道
・『人類史の大真実』記念対談:久保木修己/福田信之「わが心の文鮮明先生」
・『YouTube』世界平和統一家庭連合公式チャンネル ― ドキュメンタリー 「平和を愛する世界人」(日本語吹替版)2014/04/18
・『Wikipedia』福田信之
・『筑波大学』筑波大学新聞 第339号 2017年12月11日
・『Press Activity 1995~ Yasuo Kaji』右傾化の起点・筑波大学開学50年 統一教会汚染、左派排除、皇室忖度、体制順応を助長
2022/10/31
・『筑波大学学生新聞会』筑波學生新聞 1985年9月10日号
・『note/K・Y生』『筑波学生新聞』が統一教会と癒着した筑波大学当局を批判し続けた件 2021年8月20日
・『東大新聞オンライン』東大新入生アンケート2017② 支持政党は自民36%、民進3.4% 無支持は4%減
・『エトセトラ・ジャパン』秋篠宮家の長男・悠仁様は吸い寄せられるように筑波大学へ進学か:その1 学長が入試方法を緩める