「皇后陛下は馬アレルギーではない」証拠を揃えてみた その設定を押し付けるのはもう無理!

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FNNプライムオンラインは、わざわざ記事のタイトルに「馬アレルギー」と(画像は『Yahoo!ニュース』のスクリーンショット)
FNNプライムオンラインは、わざわざ記事のタイトルに「馬アレルギー」と(画像は『Yahoo!ニュース』のスクリーンショット)

 

国賓として招かれた英国にご滞在中の天皇皇后両陛下。バッキンガム宮殿への馬車によるパレードは、最高の思い出のひとつとなったであろうに、皇后雅子さまは残念ながらマスク姿であった。

思い起こせば2019年秋、天皇即位の奉告で伊勢神宮を参拝(親謁の儀)された際、「重度の馬アレルギーがある」などという理由で皇后さまは陛下と馬車にお乗りになることが叶わず、御料車(オープンカー)が用意されてしまった。

 

だが、こちらの馬車に乗られる直前のお写真をご覧いただきたい。階段を降りれば目の前に馬が何頭もいる。もしも馬アレルギーがあるとしたら、皇后さまはマスクもせず、これほど馬たちに近づくことなどできるだろうか。

階段を降りればすぐに馬車が。馬アレルギーならこれだけ近ければとっくにマスクをしていたのでは…?(画像は『FNNプライムオンライン』のスクリーンショット)
階段を降りればすぐに馬車。馬アレルギーなら、とっくにマスクをしておられたはずだ(画像は『FNNプライムオンライン』のスクリーンショット)

 

実は最近も馬と触れ合っておられた皇后さま。今回は「馬アレルギーなどではない」と言える根拠を、様々な角度から検証してみることにした。



 

◆馬アレルギーは厳重な注意が必要

アレルギー専門クリニックのAlba Allergy Clinicさんによる公式ウェブサイトでは、『ネコ(猫)アレルギー』というコラム・ページにこう書かれている。抜粋してご紹介するとーー。

馬も珍しいですが、馬アレルギーの場合には、その体の大きさからアレルギー成分が多く、全身蕁麻疹や呼吸苦などの、大きな症状を起こすことが多いです。

 

馬アレルギーを引き起こす原因物質であるアレルゲンは、馬の皮膚から出るフケと言われています。
騎乗の前後にブラッシングをおこないますが、その際にフケが出て鼻や目に入ると、くしゃみや目のかゆみ鼻水が出る、蕁麻疹などの発疹の症状が見られます。症状が重い場合には、息苦しさを覚える人もいます。重篤な場合には呼吸困難になることもあります。

 

アレルゲンは一般的に細かい粒子のため、いったん舞い上がるとしばらくの間空気中に浮遊します。そのため、馬が近くにいなくてもアレルギー症状が出ることもあります。

 

検査の結果馬アレルギーと診断された場合は、アレルゲンを避ける、つまり馬に近づかないことが一番の予防法です。

 

皇后さまは十分に近づいていらっしゃるではないか。私達は過去に、こんな写真も見てきたのだ。

馬アレルギーは発症したら重症化することが多いもよう。こんな写真もあるのに…?(画像は『NEWSポストセブン』のスクリーンショット)
馬アレルギーは発症したら重症化することが多いもよう。こんな写真もあるのに…?(画像は『NEWSポストセブン』のスクリーンショット)

 

◆馬アレルギーなら犬や猫など飼えないだろう

そして、こちらの説明にも説得力がある。

ご存知の通り皇后さまと敬宮愛子さまは、いまや老犬となった由莉(ゆり)ちゃんを大切にお世話されており、かつてのお住まいであった赤坂御用地に迷い込んだ猫たちにも親切である。美しいキジトラの「みー」は2010年5月から、「セブン」は2016年9月から、皇居・御所に移られてからも愛情をもって育てていらっしゃるという。

 

先のAlba Allergy Clinicさんは、同じコラムでこんなことも書いておられる。

他の哺乳動物に感作された患者では、ウマやマウスへの感作のリスクが高いことが報告されています。したがって、犬猫アレルギーの患者は他の哺乳動物への暴露を避けることが望ましい場合があります。

 

印象的には、ネコアレルギーを持っている方は、ウサギとウマのアレルギーをもっていることも多数経験があります。

 

他のアレルギー・クリニックや動物園のウェブサイトも複数確認してみたが、動物アレルギーの観点からいうと毛が生えている犬、猫、ウサギのようなペットと馬、豚、牛などは無縁ではないもよう。たとえば上野動物園では、子どもを対象にした体験プログラムについて、種類にこだわることなく「動物アレルギーをお持ちの方はご参加をお控えください」と明記している。



 

◆さすがテレ東BIZ。動画で真実を伝える

そんななかで2023年10月、テレ東BIZは『皇后さまの馬アレルギーは?愛子さまの伊勢神宮参拝は?「神馬」ご覧で厩舎に3時間超』という動画を公開した。

 

2023年10月、「神馬」と対面される両陛下と愛子さま(画像は『テレ東BIZ』のスクリーンショット)
2023年10月、「神馬」と対面される両陛下と愛子さま(画像は『テレ東BIZ』のスクリーンショット)

 

餌のニンジンを与えると馬の唾液で手がベトベトになるといい、職員さんが心配して「大丈夫ですか?」と尋ねたところ「全然大丈夫ですよ」と答えられ、動物好きのご一家は、なんと厩舎で3時間もお過ごしになったそうだ。

 

◆馬の毛に触れるなど厳禁では…?

中央酪農会議の公式ウェブサイトでは、『牧場ではこんなことにきをつけよう』というページでこう示している。

アレルギーがあるなら、動物の毛に直に触れないようにしなければならない(画像は『●● 』のスクリーンショット)
アレルギーがあるなら、動物の毛に直に触れないようにしなければならない(画像は『中央酪農会議』のスクリーンショット)

 

早い話が、アレルギーがあったら馬の毛に触れてはならないそうだ。ところが、宮内庁の最近のインスタグラムにも、御料牧場で静養中の皇后さまが馬に触れておられる写真がある。

 

馬を愛おしそうに撫でる皇后さま(画像は『Instagram/宮内庁』のスクリーンショット)
馬を愛おしそうに撫でる皇后さま(画像は『Instagram/宮内庁』のスクリーンショット)

 

そもそも皇后さまが本当に馬アレルギーをお持ちなら、敬宮さまが乗馬を楽しめるわけがない。陛下も側近も、馬アレルギーの症状は特別重いものであることや、アナフィラキシーショック(喉頭浮腫で気道が閉塞すれば窒息する可能性がある)の危険性について熟知されているはずだ。

それでも馬がたくさん飼育されている御料牧場でご静養をされるなら、あまりにもお命を軽視していることになるだろう。


◆まとめ

犬や猫を長年飼い続けてこられた雅子さまは、どう考えても馬アレルギーなどではないだろう。

実際にX(Twitter)では、「雅子さまは重度の馬アレルギーと2019年に発表した(させられた?)宮内庁の面目を潰さないよう、思いやりのお気持ちでマスクを着用されたのでは…?」と考える方が多いようだ。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『FNNプライムオンライン』【速報】天皇皇后両陛下 国王夫妻と再会 国賓歓迎行事始まる

『NEWSポストセブン』2019.10.11 16:00 女性セブン 雅子さま、「馬アレルギー告白」は苦渋の決断と葛藤の末

『Alba Allergy Clinic』ネコ(猫)アレルギー

『中央酪農会議』牧場ではこんなことにきをつけよう

『文春オンライン』雅子さまと「重度の馬アレルギー」 知られざる“距離感”と、これまで公表されなかった“事情”

『テレ東BIZ』皇后さまの馬アレルギーは?愛子さまの伊勢神宮参拝は?「神馬」ご覧で厩舎に3時間超

『NEWSポストセブン』雅子さま、「馬アレルギー告白」は苦渋の決断と葛藤の末

『上野動物園』子ども動物園すてっぷ

『エトセトラ・ジャパン』6月のインドネシア訪問計画、ひょっとして海外王室2大行事への参加を阻むため? 馬アレルギー説はもうたくさん!

6件のコメント

  • 敢えて「皇后陛下は結婚前からの重度の馬アレ」を真実と仮定しましょう。
    つまり平成老婆は、適応障害に苦しみ心身の健康を崩しておられた皇太子妃殿下(当時)に、ホースセラピーという名目でアレルゲンを押し付けたということですね。「ジアイのコーゴーが勧めた」と美談が書かれてましたよね? 
    傷口に塩を擦り込むとはこういうことですね。「皇太子妃なんかどうなろうと知ったことではない」という、殺意すら感じる異常行動です。

    更に、オマーンから贈られたお馬さん。受け入れ体制や防疫があるでしょうから、いきなりお土産ですとポンと生き物を贈られるなんてあり得ない。宮内庁は事前にオマーンと調整していた筈です。宮内庁は「重度の馬アレ」の皇太子妃に馬が贈られることを止めなかったのですね。これは平成老婆と同様に「皇太子妃なんかどうなろうと知ったことではない」の表明ですね。
    そして同時に、オマーンに「皇太子妃にアレルゲンを贈った国」という不名誉を与えた。今回の馬車パレードでの皇后陛下のマスクと、その理由を知ったオマーンはどう感じたでしょうか。

    実際、英国での馬車パレードに、「馬アレの皇后ならば馬車に乗せるべきでなかったのでは」と王室への批判も出ているそうですよ。

    宮内庁、これでも「皇后陛下は重度の馬アレ」を貫くのですね? 日本だけの問題ではありませんよ。

  • ガルチャンでこの件に関して宮内庁にお電話してくださった方がいて報告されていて、宮内庁は”把握していない”というお答えだったそうです。
    皇后陛下のお召し物と共布とも思われるマスクは目元の素敵な皇后陛下をより一層際立たせておりました。
    このマスクで重度の馬アレルギーを防御することなど出来る訳がありません。
    ユーチューバーさんや雑誌記者によって、イギリスの機密情報が開示請求をされて私達の知るところとなっておりますが、美智子さん、宮内庁、これまでの数々の天皇ご一家への事は全て筒抜けだと思ったほうが良いですよ。
    だからこそオープンの馬車に皇后陛下をお乗せになったのだと思います。
    予想通り
    重度の馬アレルギーの方を馬車にのせるなんて
    という王室への批判も出て来ました。
    王室は想定内だと思いますし、これが皇后陛下がこれまで、今も受けている理不尽ないじめ、と世界中に知らしめて下さったのだと、チャールズ国王夫妻と天皇皇后陛下のお別れの挨拶でのチークキスを見てつくづく思いました。涙が出て来ました。

  • あの方は両陛下のイギリスご訪問を、絶対に行かせたくなかったのだと確信しました。馬アレルギーでは無い事は日本では知られていますし、なぜそうなったかも知っています。あのマスクは皇室の問題を世界に発信した事になるでしょうね。あの方は行くのは止められなかったけれど、晴れやかなパレードどは顔は出させなかった。
    そして、両陛下は宮内庁を守った。悔しいけれど最善の対応を取られたのだと。お別れの場面でのチークキスにイギリス側の深い意味を感じました。

  • 以前からずっと皇后陛下が馬と触れ合われているお写真は出ていたと思います。馬アレルギーの設定などあっという間に嘘だとバレるような話。
    宮内庁はなぜこのような子供の嘘のような話をでっちあげて平気なのでしょうか。恥ずかしすぎますし、誰も止めないのですね。
    もしどなたかの指図だとしても後々その方の不利益になるだけですのに。職員は優秀な公務員さんたちですから、当然それくらいは見通しはつくはずです。
    ということは、良いように考えれば、あえて宮内庁が平成組の失態を暴露しているということでしょうか?
    それならそれも良いかも、と思うことにします。

  • 雅子様が、もし馬アレルギーだとしても、英国側に対して失礼のないように考えたと思います、パレードは短時間でしたから、薬でやり過ごしたと思います。
    日本国内では馬アレルギーという事になっていましたから、どなたかから、マスクを着けるようにと指示があったのだと思います。
    きっと、その事は、英国側も御存知だと思います。恥ずかしいですね。

  • >実際にX(Twitter)では、「雅子さまは重度の馬アレルギー」と2019年に発表した(させられた?)宮内庁の面目を潰さないよう、思いやりのお気持ちでマスクを着用されたのでは…?」と考える方が多いようだ。

    絶対そうですよ。今年の春の御料牧場でのご静養でのお写真を見たときに絶対馬アレルギーではないと思いました。
    無理矢理、撫でてる所を写真に撮られたとしましょう。
    するとその後に大変な事になるのはわかりますよね?
    そんなことをしますか?無理強いしますか?あり得ないでしょう。

    嘘って一度つくと本当にするためにもう一度つかないといけなくなります。
    宮内庁(上皇后の指示で?)が馬アレルギーと発表させ馬車を使わせたくなかったと思います。
    その後はその設定で進んでいますがエサやりしたり撫でたり触ったりしてれば嘘というのがわかります。
    宮内庁はどう説明するのでしょうね。

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