これは大きな損失 英戴冠式で陛下の「代理」に愛子さまが選ばれていたらレセプションで… 気になる秋篠宮ご夫妻の着席位置も

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来月6日、ロンドンで開催されるイギリス国王の戴冠式。招待状は天皇陛下宛てであったにもかかわらず、秋篠宮ご夫妻が出席することで間違いはないようだ。代理なら成人されている愛子さまでもよいはずだが…。



2機で飛ぶため、単純往復でも2億5,000万円ほどを費やす政府専用機を利用しての渡英。もったいないのは経費ばかりか「機会」も同様だ。日本の多くの国民を沸かせるに違いない、特別な3ショット写真が5日のレセプションで撮影されたかもしれないのだ。

そして翌日の戴冠式で、世界に生中継されるテレビカメラは秋篠宮ご夫妻の姿を捉えることができるのだろうか。座席の位置がわかったので、お知らせしてみたい。

 

◆秋篠宮さまご夫妻はやはり末席か

こちらは、英『Daily Mail』が報じたもの。「海外のロイヤルたち」というオレンジ色のリストの一番下に秋篠宮ご夫妻の名がある。一番上からスペイン国王夫妻、モナコ公夫妻、スウェーデン国王夫妻、オランダ国王夫妻、デンマークの皇太子夫妻、ノルウェー皇太子夫妻、そして日本の順となっており、おそらく末席ということなのだろう。

秋篠宮ご夫妻の名は、リストの最下段に(画像は『Daily Mail』のスクリーンショット)
秋篠宮ご夫妻の名は、リストの最下段に(画像は『Daily Mail』のスクリーンショット)

 

◆4列目に夫婦ふたりだけで…?

まずは昨年9月、同じくウェストミンスター寺院で行われたエリザベス女王の国葬に参列した天皇皇后両陛下を、イギリスのChannel 4Newsが配信した動画より探してみた(白い丸で囲む失礼を、どうかお許しいただきたい)。寺院そのものの正面は、この画像では左手奥になる。

白い丸で囲ませていただいた部分、アラブの王族の後ろに天皇皇后両陛下のお姿がある(画像は『Channel 4 News/YouTube』のスクリーンショット)
白い丸で囲ませていただいた部分、アラブの王族の後ろに天皇陛下のお姿が、その右に皇后陛下のお姿がある(画像は『Channel 4 News/YouTube』のスクリーンショット)

この写真で覚えておいていただきたいのは、誰もが寺院のホール中央に安置された女王の棺に向かって着席しているということ。一方、戴冠式での「正面」は主役であるチャールズ国王ご夫妻が着席される、下の画像でいえば紫色の●が2つある、グレーの部分となる。

海外から招かれたロイヤルはオレンジ色のブロックで二手に分かれる(画像は『Daily Mail』のスクリーンショット)
海外から招かれたロイヤルはオレンジ色のブロックで二手に分かれる(画像は『Daily Mail』のスクリーンショット)

紫色の丸の部分に国王ご夫妻がお座りになり、そちらを正面として参列者は着席するため、エリザベス女王の国葬の光景(下の画像)と重ね合わせた場合、秋篠宮ご夫妻はオレンジ色のブロックの白い★のあたりになるだろうか。なお、ピンク色のブロックにはイギリスのロイヤルファミリーが着席する。参列者の数は女王の国葬も2,000人超と同規模だ。

紫色の丸の部分の国王ご夫妻の方向が正面となる 白い★印におそらく秋篠宮ご夫妻が(画像は『Channel 4 News/YouTube』のスクリーンショット)
紫色の丸の部分の国王ご夫妻の方向が正面となる 白い★印におそらく秋篠宮ご夫妻が(画像は『Channel 4 News/YouTube』のスクリーンショット)

夫婦ごとでのご出席のため、オレンジ色のブロックでは1列が4座席で組まれるとして4名×3列で12名。すると、秋篠宮ご夫妻はひょっとしたら4列目にお二人だけの座席が用意されるのかもしれない。

いくら英語がお上手な紀子さまでも、周囲の会話は聞き取れない言語ばかりであろうし、秋篠宮ご夫妻も4列目にお二人だけというのは気楽だろう。ただ、「それで皇室外交のお役目は果たせるの?」という話にはなるだろうか…。

 

◆秋篠宮ご夫妻は前夜のレセプションにご出席されるのか

気になるのは、バッキンガム宮殿で開催されるレセプションだ。戴冠式前夜となる5月5日のレセプションについて、時事通信は今月11日の記事のなかで、秋篠宮ご夫妻も参加すると伝えていた。これは、宮内庁に確認した結果なのだろう。

5月5日はイギリス国王主催のレセプションに出席と報じられる(画像は『時事通信』のスクリーンショット)
5月5日はイギリス国王主催のレセプションに出席と報じられる(画像は『時事通信』のスクリーンショット)

レセプションとは、大勢の方と気軽に会話を楽しむことができる立食形式の食事パーティーのこと。イギリスの『Daily Mail』やスペインの『HOLA!』によれば、1,000人以上の上級ゲストがその出席を予定しているそうだ。

海外からも要人がわざわざ来てくれるため、豪華な食事をふるまう昼食会や晩餐会が設けられるのではと予想していたが、関係者は『Daily Mail』に「堅苦しい晩餐会のようにせず、500人以上の外交団を招いて毎年12月にバックキンガム宮殿で開催される『Diplomatic Reception(外交団レセプション)』の雰囲気に近くなると思います」と話しているという。

5月5日の英国王主催のレセプションについて、「こんな感じになるだろう」と王室関係者が(画像は『The CIGO-UK』のスクリーンショット)
5月5日の英国王主催のレセプションについて、「こんな感じになるだろう」と王室関係者が(画像は『The CIGO-UK』のスクリーンショット)

どんどんアイコンタクトを図り、挨拶をし、会話をはずませ…。こういうスタイルの外交は紀子さまはお好きかもしれないが、寡黙な秋篠宮さまはいかがであろうか。誰とも目と目を合わさないようにして端の飲食コーナーで独り酒、などという事態にならないとよいのだが…。



 

◆プリンセスの3ショットが見たかった! 将来の女王お2人がご出席 

スペインの人気雑誌『HOLA!』は今月25日、ベルギーとオランダの未来の女王となる若手プリンセス2名が、戴冠式前日のレセプションに招かれていることを伝えている。筆者にとって「最大の損失」と感じられたのは、ここに敬宮さまのご出席が叶わなかったこと。これが悔しくてならないのだ。

 

将来の女王たち、ベルギーとオランダのプリンセスが5月5日の英国王主催のレセプションに出席される(画像は『HOLA!』のスクリーンショット)
将来の女王たち、ベルギーとオランダのプリンセスが5月5日の英国王主催のレセプションに出席される(画像は『HOLA!』のスクリーンショット)

上の画像の右側は、ベルギーのエリザベート王女(21)。フィリップ国王には4人の子がおり、上から順に女・男・男・女。なんと男子が2人いるなか、王位継承順位について「長子が第1位」と法律で定められたため、次の国王は長子のエリザベート王女と決定。父親のフィリップ国王は戴冠式には妻のマチルド王妃と出席するが、前日のレセプションには娘のエリザベート王女を同伴させるそうだ。

続いて写真の左側は、オランダのカタリナ=アマリア王女(19)。ウィレム=アレクサンダー国王とマクシマ・ソレギエタ妃には娘が3人おり、その長女である王女が王位継承順位の第1位だ。

この王女は、大学在学中かつコロナ禍で何ら活動ができていないことを理由に、18歳から受け取れる年間160万ユーロ(約2億2,000万円の王族手当てを放棄した。「それよりお金をコロナ対策に使ってください」と述べ、国民を感動させたことがある。

カタリナ=アマリア王女は祖母、つまりオランダの第6代国王であったベアトリクス女王とレセプションに出席されるという。

「いずれこの娘が我が国の女王となります。どうぞ皆さまよろしく…」と、若い王女を紹介しながら挨拶して回ると思われる、ベルギーの国王とオランダの前国王。海外から王族が多数集まるレセプションは、未来の君主となる若い皇族が人々から顔も覚えてもらい、皇室外交の基礎を固めていく大切な場となりそうだ。

 

◆まとめ

このたびの戴冠式に、もしも招かれた通りに天皇皇后両陛下がご出席され、レセプションに敬宮さまを同伴された場合、カメラマンたちは、カタリナ=アマリア王女とエリザベート王女と敬宮さまの3ショットを撮りたがることだろう。

敬宮さまの品のある立ち振る舞い、優れた語学力、コミュニケーション能力に、多くの王族が「プリンセス・アイコは将来きっと日本のエンプレスとして活躍するだろう」と感じて下さるだろう。陛下の代理なら、何としてもここは愛子さまであってほしかった。

宮内庁は、ひょっとしたら皇室内の実権を握るどなたかに、「そのような事態とならないよう阻止して」などと命令されたのだろうか。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)



画像および参考:
『Daily Mail』So who’s in and who’s out of Charles’s big day? How the world of politics, high society, entertainment and foreign royalty will rub shoulders at the King’s Coronation… but there are some surprising names missing

『YouTube』 Channel 4 News ― Queen’s funeral: Service at Westminster Abbey for Queen Elizabeth II

『HOLA!』KING CHARLES TO HOST RECEPTION AT BUCKINGHAM PALACE ON EVE OF CORONATION

『HOLA!』TWO FUTURE QUEENS TO ATTEND PALACE RECEPTION AHEAD OF KING CHARLES’ CORONATION

『The Royal Watcher』Diplomatic Reception at Buckingham Palace 2022

『時事通信』秋篠宮ご夫妻の訪英決定 5月、国王戴冠式で

『エトセトラ・ジャパン』「男系男子」にこだわれば日本は浮く! 海外の王室では愛子さま世代の王女が次々と女王に

『The CIGO-UK』HRH The Queen’s Annual Diplomatic Ball