悠仁さまの2019年夏のブータン訪問 あの質疑応答レベルでトンボ調査など可能だったのか
トンボ論文『赤坂御用地のトンボ相 ―多様な環境と人の手による維持管理―』で、またもや「ホントに関わったの?」と話題になってしまっている秋篠宮家の長男・悠仁さま。国民からの疑惑の声はまだまだ収まりそうもないが、調査能力の有無という点にも着目してみたいと思う。
初めての海外渡航として、2019年8月に両親とともにブータンを訪問していた悠仁さま。自然が豊富に残るこの国を訪ねていたことが、今となっては「むしろマズかったかも…」と筆者は思う。
◆「草や木が似ている」と…
ブータン訪問では、現地の新聞でも1面で大きく取り上げられるほどの歓迎を受けた秋篠宮ご一家だが、FNNプライムオンラインはこのように報じていた。
『「日本とすごく似ている」悠仁さまブータン訪問 “初海外”で見えたご成長ぶり』と、タイトルこそ “ご成長” なる言葉を使っているが、親子でペアルックといった感じの服装で散策を楽しまれた秋篠宮さまと悠仁さまは、ブータンの印象を記者に聞かれるとーー。
記者:
悠仁さま、ブータンはいかかですか?
悠仁さま:
楽しいです
記者:
日本とは違いますか?
悠仁さま:
すごく似ている感じがします
記者:
どういうところが?
悠仁さま:
木とか草とか、そういうところが
秋篠宮さま:
どう違う?
悠仁さま:
まだわかんない
残念ながらこの記事には、世間も「これが中学1年生の回答か?」と仰天。「何も学ぶものがなかったのか」「美しい国なのに、その良さがわからないとは…」などと話題になってしまった。
◆建築物も独特の美しさ、昆虫は切手にも
豊かな自然ばかりか、厳しい絶壁の岩肌にタクツァン僧院が建ち並ぶ様子や、独特のカラフルな建具がとにかく珍しく、美しいブータン。人々は高い山に囲まれた標高1,000~2,000mのあたりに暮らしている。
植物や昆虫の切手も大変多いそうだ。
異国情緒もタップリのこの国を訪れ、自然を見て、嗅いで、触れても違いがよくわからなかったという悠仁さまは、何かを感じ取る「感性」そのものが、あまり敏感とは言えないのかもしれない。
◆その頃、赤坂御用地では熱心な調査が
こちらの表は、この度発表された論文のなかの「赤坂御用地で確認されたトンボ類」という一覧表である。
赤坂御用地で、トンボの調査が本格化していた2019年の夏に、自然の宝庫であるブータンという国を訪れた悠仁さま。取材に「めずらしい植物や昆虫を見つけました(見つけてみたいです)」くらい言えないものだろうか。
◆まとめ:もしや調査隊に丸投げだったのでは…?
昆虫博士として現在ご活躍の皆さんは、「幼い頃から寝ても醒めても昆虫のことばかり考えていた」などとおっしゃっている。そんな中で、このような少年が、そのわずか3年半後にトンボ調査の学術論文を完成させるとは驚くばかりだ。
繰り返しになるが、好奇心や探求心のある少年なら、日本とは異なる植物や昆虫が生息しているブータンを訪ねたなら、草木ではないところに目が行くはず。興味深い「気づき」があってもよいはずだ。
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
画像および参考:
・『FNNプライムオンライン』「日本とすごく似ている」悠仁さまブータン訪問 “初海外”で見えたご成長ぶり
・『J-Stage』赤坂御用地のトンボ相 ―多様な環境と人の手による維持管理―
・『ヤフーオークション』ブータン 2018年 トンボ シート イトトンボ
・『JIJI PRESS』 Japan’s Prince Hisahito Visits the National Museum of Bhutan
・『エトセトラ・ジャパン』テレビ局も実は悠仁さまの力量に「物足りなさ」を…!? FNNの2年前の報道にも苦笑