今こそ問いたい! 日本学生科学賞は剽窃作文、赤点報道、ギフトオーサー疑惑のトンボ論文でも、勝利のキップを悠仁さまに与えるのか

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推薦入試においてもかなり有利な受賞者(画像は『日本学生科学賞』のスクリーンショット)
推薦入試を目指すなら、受賞者は超有利だ(画像は『日本学生科学賞』のスクリーンショット)

 

剽窃作文、成績低迷・赤点報道、それにトンボ論文でもギフトオーサー疑惑が…。ここ数日間、またしても秋篠宮家の長男・悠仁さまの話題が沸騰している。そして、間もなく受賞者が発表される日本学生科学賞についても大きな注目が集まっている。

「そんな悠仁さまに、日本学生科学賞は本当に勝利を与えるのだろうか。もしも与えるようなら、世間はまた大騒ぎするだろう」と。

ちなみに、中央予備審査は1ヶ月前に終了しているが、日本学生科学賞はホームページでもX(Twitter)でもそのことを公表していない



昨年11月に弊ブログでこの件に触れたのは、Uさんという方のお陰であった。そのときの記事と重複する部分も多いが、非常に優秀な少年少女が多数集まる日本学生科学賞とはどんなものか、そして受賞すると進学上どういったメリットがあるのか、まず先にそちらをご確認いただきたいと思う。

■東大の学校推薦型選抜は熾烈な競争

まずは、東京大学が行ってきた学校推薦型選抜(旧推薦入試)について。公式ホームページの説明を見ると、農学部の競争倍率は毎年だいたい3倍前後で推移しているようだ。

3倍という数字は、真に優秀でなければ入れないことを意味し、倍率が低い=入りやすいということではない。秀才が集まるレベルの高い大学では、たとえ「2倍」でも非常に厳しい競争となる。

倍率は毎年3倍前後。油断大敵だ(画像は『東京大学』HPのスクリーンショット)
倍率は毎年3倍前後。これは油断大敵だ(画像は『東京大学』HPのスクリーンショット)

 

さらに東京大学は、推薦入学を狙う高校生たちにも共通テストの点数を提出させるという。近年は数学Ⅱに加え、数学Cも復活。理科も2科目を受けなければならないようだ。

国数英理社オールマイティで超優秀であることが推薦入学ですら求められる(画像は『東京大学』のスクリーンショット)
国数英理社、オールマイティであることが推薦入学ですら求められる東大(画像は『東京大学』のスクリーンショット)

 

 

■学力に不安なら「日本学生科学賞」を狙う禁じ手が?

読売新聞社主催で毎年行われ、日本で最も伝統と権威のある中・高校生向け科学コンクールといわれている「日本学生科学賞(Japan Student science Award, JSSA)」。これで何らかの賞を受賞すれば、悠仁さまも東大入学に大手をかけるのかもしれない。

誤解のないよう加えておくと、こういう賞を獲る少年少女は、たとえ東大の一般受験に挑んだとしても普通に合格する、そういう学力を基本的にお持ちだそうだ。

これに加え、親族の手を借りるのもアウトなのでは…?(画像は『日本学生科学賞』のスクリーンショット)
獣医の叔父さんの手を借りるのもアウトだろう(画像は『日本学生科学賞』のスクリーンショット)

 

日本学生科学賞のコンクールには、たくさんの賞が用意されている。

【賞】

・内閣総理大臣賞 2点(中学・高校から各1点) 副賞:50万円
・文部科学大臣賞 4点(中学・高校の個人・共同研究から各1点) 副賞:30万円
・環境大臣賞 2点(中学・高校から各1点) 副賞:30万円
・科学技術政策担当大臣賞 2点(同) 副賞:30万円
・全日本科学教育振興委員会賞 2点(同) 副賞:20万円
・読売新聞社賞 2点(同) 副賞:20万円
・科学技術振興機構賞 2点(同) 副賞:20万円
・日本科学未来館賞 2点(同) 副賞:20万円
・旭化成賞 2点(同) 副賞:20万円
・読売理工学院賞 2点(同) 副賞:20万円

 

【入選】

1等 18点 (中学・高校から各9点)
2等 20点 (中学・高校から各10点)
3等 22点 (中学・高校から各11点)

 

こうした賞を獲得した学生たちは、国公立・私立の名門大学への入学の切符を手にしたのも同然。日本学生科学賞のホームページでは、「入賞すると」として2021年の推薦入試のデータが示されていた。

入賞者は、東京大学(理学部)、慶應義塾大学(理工学部など)、早稲田大学(先進理工学部)、大阪大学(理学部など)、神戸大学(工学部)、筑波大学(医学群医学類)などで総合型選抜の受験資格が得られます。

 

2021年推薦入試では、第64回の受賞者が東京大学や東京工業大学に合格したほか、多くの入賞・入選者が自己推薦で国公立・私立大学に入学しています。

 

以上が昨年11月に執筆した記事のおおまかな内容である。

Uさんはその後、秋篠宮さまが設立に尽力した「生き物文化誌学会」という組織の動きを注視。今年の初夏のシンポジウムが、興味深い研究発表のオンパレードであったことも教えて下さった。



そんなUさんから、このほど「トンボや稲だけじゃない、論文の題材は他にもあるのでは」とメールが。そう、取り巻きが大勢いる秋篠宮さまだけに、トンボ「だけ」のはずがない。もっと広い視野で、同時に何が行われているか予想しておくことも必要だ。

Uさんによる焼畑のその後の情報を再びご紹介してみたい。

 

◆2023年6月、東大農学部で一大イベントが開催される

毎年6月頃に恒例の学術大会を開催している生き物文化誌学会。昨年6月25日の『第20回東京大会シンポジウム「生き物文化誌の新たな視点」』では、東京農業大学の米澤隆弘氏が座長を務めたセッション3において、「焼畑・トンボ・ウミガメ」という発表があった。夢のような3点セットは、まるで悠仁さまに贈る資料か何かのようでもある。

セッション3の内容が濃い。「焼畑、トンボ、ウミガメ」夢の3点セットのような勉強会であったに違いないが…
セッション3の内容が濃い。「焼畑、トンボ、ウミガメ」夢の3点セットのような勉強会であったに違いないが…

 

なお、ポスター部門では、総合研究大学院大学の川上 香氏による「こぼれ種子を用いた地カブ栽培 ―焼畑衰退後の常畑における自給的農耕―」という発表も。こちらも焼畑がテーマであったようだ。

 

◆秋篠宮さまの関係者が揃い踏みの「生き物文化誌学会」

秋篠宮さまの関係者が揃い踏みするといわれる「生き物文化誌学会」。組織の事務所は世田谷区上用賀の馬事公苑のすぐとなり、東京農業大学の「食と農」の博物館内にある。

トップを務める池谷和信氏は、国立民族学博物館の教授。大阪の国立民族学博物館で2022年3月に行われた第83回学術例会では、焼畑例会として「九州山地の生き物と人:佐々木高明と焼畑文化複合に注目して」を主催。また2023年3月には、『図説 焼畑の民 : 五木村と世界をつなぐ』を出版しておられる。

また、秋篠宮さまが世間の想像をはるかに超える抜群の英語力で論文を提出し、ロンパクこと論文博士号を取得した総合研究大学院大学の教授でもあるそうだ。

 

忘れてならないのは、2019年8月、悠仁さまの初めての海外渡航となるブータンへのご旅行にも、その池谷氏が同伴したこと。秋篠宮さまの思惑により、そのご旅行では宮内庁職員や皇嗣職は“蚊帳の外”となり、警備の担当を予定されていた警察庁出身職員もクビに。この池谷氏がすべてを取り仕切っていたことが、女性セブンにすっぱ抜かれていた。

 

◆まとめ:まさか悠仁さまの名で、すでに複数の論文が存在する?

あれがダメならそれ、それがダメならこれ…とばかり、ひょっとして、悠仁さまが著者に名を連ねる論文が、すでに複数作成されているという可能性も?

大勢の研究者たちが「我こそが悠仁さまのお役に立ち、秋篠宮殿下に喜ばれたい」などと、鼻息を荒くして論文執筆合戦を繰り広げるなど、不快すぎて想像すらしたくない話であるが…。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『東京大学・入学案内』高等学校段階までの学習で身につけてほしいこと

『東京大学・入学案内』 東京大学学校推薦型選抜のアドミッション・ポリシー

『東京大学・学校推薦型選抜についての各種情報』過去の学校推薦型選抜・合格者数

『日本学生科学賞』スケジュール・概要 ― 入賞すると

『生き物文化誌学会』学術大会+シンポジウム

『宮内庁』秋篠宮家のご日程(令和5年4月~6月)

『生き物文化誌学会』役員・評議員一覧

『NEWSポストセブン』悠仁さまの初海外旅行で「責任者クビ」、背景に秋篠宮さま

『エトセトラ・ジャパン』悠仁さま筑波大『科学の芽』コンクール受賞はナシ 『日本学生科学賞』は状況をまるで公表せず