【皇室、徒然なるままに】第83話:筑波大学は開かれた大学です! 外周10キロ超も塀はなく… 西村 泰一
§1 毒を喰らわば皿まで
先日、悠仁君達のトンボ論文の正誤表が公表された。すべて、遥か前にこちらのブログに情報が集まり、記事で指摘した内容ばかりであった。科博の清拓哉君も、これ以上知らぬ振りをしているわけにはいかなくなったということなのだろう。写真の捏造も認め、論文を撤回することになるのも時間の問題だと思われる。
私がプレプリントとして「ResearchGate」に投稿した『Oops !…Prince Hisahito did it again !』も、現時点で読者数が16,469にもなり、海外の医学や生物学の研究者は言うに及ばず、国内でも、東大あたりからご覧になっている方は数知れない。
このままあの論文が放置されれば、「日本の昆虫学というのは、捏造は気になさらないんですね」と馬鹿にされ、世界の昆虫学界から相手にされなくなってしまう。
東大としても、あの論文が捏造を含んでいなければ、推薦で入学させるという選択肢もあったのかもしれない。だが、捏造を含んだ論文を根拠に入学を認めてしまえば、「もしも論文が撤回された折には、どうなさいますか?」という苦渋に満ちた問題に向き合わされることになり、それは絶対に避けたいだろう。
小保方晴子さんも、例のSTAP細胞の論文を撤回しただけでなく、早稲田大学で得ていた博士号も取り消されている。
……ということで、筑波大学にお鉢が回ってきたということなのだろうか。
AO入試(筑波大学ではAC/Admission Center入試と呼ぶ)というのは、もともと選抜基準があって無きがごときものであるから、これで筑波大学に入学しておくのが、悠仁君や紀子さんにとっては一番賢明な選択だと思われる。
一度しゃぶりついたら、最後の一滴までしゃぶり尽くすともいわれている秋篠宮家。これは、嵐山通船事件で嫌と言うほど示されている。永田恭介学長も「提携校進学制度」などという屁理屈で筑附に入れてしまった以上、もう諦めるしかあるまい。
紀子さんというのは、一度抱きついたら絶対に離さない人。秋篠宮を陥落させ、見事に皇室に入ってしまわれたのである。
永田学長もそういうのが嫌だったなら、押しかけ女房になろうとする佳子さんを門前払いし、間髪を入れずに塩を撒かれた島津家に倣うべきだったのである。もうこうなったら、「毒を喰らわば皿まで」と腹を括るしかあるまい。ご愁傷様です。
この章の最後に、次の本を永田学長のために御案内しておきましょう。多少は癒やしになるかと思います。
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§2 開かれた大学
まず筑波大学のキャンパスの広さについて見てみましょう。
筑波大学のキャンパスは、敷地面積が約258ヘクタールで東京ドーム約55個分、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを合わせた面積の約2.5倍にもなります。単一キャンパスとしては国内で2番目に広く、日本有数のキャンパスの大きさを有しているのです。
また、正門がなく、森林公園のような景観の中に斬新なデザインの施設が配置されており、建学の基本理念である「開かれた大学」を体現しています。キャンパスの外周は約10kmにも及びますが、そこに塀の類は一切ありません。つまり、どこからでも筑波大学のキャンパスに立ち入ることができるのです。
ちなみに、日本で最も広い大学は北海道大学で、敷地総面積は約660平方キロメートル。東京23区(約626平方キロメートル)よりも広い面積を誇っています。そのうち、札幌キャンパスは札幌市中心部に位置し、東京ドーム約38個分に相当する面積を有しています。
§3 都市伝説としての「開かれた大学」
なぜ筑波大学がこういう物理的に「開かれた大学」になったかについては、こんな都市伝説がありますので、それをこれからお話します。
筑波大学の開学は1973年です。1960年代には学生運動が日本国中に吹き荒れました。若い人でも「東大で入試が行われなかった年がある」ということはご存知でしょう。中止になったのは1969年度で、本来東大を受けるはずだった人たちがすべて京都大学に押し寄せてきたので、京大の入試が荒れに荒れました。無事、その年に京大に入学できた方というのは本当に優秀な方です。
東大の入試が中止になった原因は、1968年から1969年にかけて続いた東京大学における大学紛争で「東大闘争」とも呼ばれています。主に学部生・大学院生と当局の間で、医学部処分問題や大学運営の民主化などの課題を巡り争われました。
こういう大学紛争は東大に限った話ではありませんが、どこでも決まって見られた光景が、大学のバリケード封鎖です。つまり門のところに机や椅子をうず高く積み上げ、教官や他の学生を中に入れさせないのである。こういうことが可能になるのは、キャンパスが塀で庇われていて、門からかしか出入りできないためです。
そこで逆転の発想が生まれ、「塀で庇わなければバリケード封鎖などできないじゃないか」として生まれたのが筑波大学だった、という次第です。
§4 悩むツクバ警察
筑波大学は上記のように非常に開放的につくられているので、悠仁君の警備をする側からすると、悩みはつきないでしょう。
今年4月のNEWSポストセブンの記事、『【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」』によると、皇室の御用邸がある神奈川や栃木の県警と比べて茨城県警は皇族警護に不慣れで、「何かがあってからでは遅い」と強く緊張しておられるようです。
§5 通学か学生宿舎か? それが問題だ(悠仁)
TXことつくばエクスプレスは、秋葉原とつくばを最短45分で結んでいます。千葉や埼玉あたりからと同じく、ツクバに住んで東京に通勤しておられる方も珍しくないのです。ただし片道約1時間、往復で約2時間と見ておかねばなりません。他方、筑波大学には学生宿舎が完備されています。悠仁君が希望すれば、難なく入居は可能と思われます。
宿舎については『筑波大学の宿舎情報を紹介』というウェブサイトに写真つきで詳しく説明されています。
単身用の部屋は7平米ちょっとくらい、江戸間換算で4.5畳に届かないと思っておいたほうがいいです。台所やトイレは共用で、刑務所の独居房の広さと大体同じくらいと思っていればいいでしょう。もっとも刑務所の独居房にはトイレがついているそうです。私は、まだ刑務所の御厄介にはなったことがないので、あくまで伝聞による話しかできませんが…。
悠仁君がこの広さを受け入れるかどうかは、正直わかりません。ただ、筑波大学の卒業生に思い出話を聞くと、まずこの宿舎の思い出から始まるのです。彼らは筑波大学での友人もガールフレンドも、すべてこの宿舎を通して得ていると言っても過言ではないでしょう。悠仁君もこの宿舎で4年間を過ごせば、助さん、格さんといった単なるパシリではなく本物の友人が、そしてうまく行けば、生涯の伴侶も見つかると思われます。
どうするかを決めるのは、悠仁君、君です。
§6 体育の授業の後の黄昏
筑波大学の授業時間は次のようになっています。
1限 8:40 ~ 9:55
2限 10:10 ~ 11:25
昼休み(学生) 11:25 ~ 12:15
3限 12:15 ~ 13:30
4限 13:45 ~ 15:00
5限 15:15 ~ 16:30
6限 16:45 ~ 18:00
授業時間は75分で、昼休みを別とすれば、授業と授業との間の休み時間は15分です。さて、私は4限に生物の学生たちに数学を教えたことがありますが、手前の3限は体育の授業でした。
皆さんも高校あたりで体験されていると思いますが、体育の授業の直後の数学の授業なんていうのは、最悪なのです。昼ご飯も食べ、体を目いっぱい動かした後というのは、心地よい睡魔に襲われ、とても数学なんてやる雰囲気ではない…。
高校は校舎と校庭が隣り合っているので、まだいい方です。広大な筑波大のキャンパスにおける教室移動距離は、ちゃんと調べた人によれば最大で3.3kmにもなるそうです。理論上15分の間に移動を行わなければなりませんが、普通の学生はこれを自転車もしくは徒歩で行っています。
筑波大は体力の要る大学なので、東京の大学のような着飾った女子学生というのはあまり見た記憶がありません。「それどころじゃない」というところなのでしょう。生物と体育関係の施設の隔たりは3.3kmまではいかないと思いますが、それでもその半分くらいは優にあると思われます。
実際に私が、体育の直後の生物の学生たちに数学の講義をした経験からいうと、かれらは大体15分くらい遅刻して教室にやってきました。そりゃ、そうでしょう。移動ばかりか、体育の後は着替えも必要だし、学生を責めるわけにはいかないのです。責めるとすれば、こんな机上の空論としかいえない仕組みを作って、それでこと足れりとしている大学当局です。
さて、悠仁君はこの長距離教室間移動をどうやってするのでしょうか? 悠仁君の「特別扱い」というのがよく問題になっていますが、彼は運転手付きの車を待機させておき、体力を消耗するこの教室移動を高級車で行うであろうと私は予想しています。ただ、そんなことをしていては友人なんてできません。こんなことをさせておくから、自分一人では何もできない、あんな「バカ殿様」になってしまったんですよ。
§7 米国にドナルド・トランプあり、葦原中国(あしはらのなかつくに)に川嶋紀子あり
米国の最大の問題児と言えば、言わずと知れたドナルド・トランプ氏でしょう。彼の言動の中で一番度肝を抜かれたのは、移民の流入を防ぐための、メキシコ国境の壁の建設でした。どこか、悪名高いベルリンの壁を思い起こさせるものがあります。
さて、日本でそのトランプ氏に匹敵する問題児と言えば、川嶋紀子をおいて他にいないのではないでしょうか。悠仁君が筑附に入って一番大きな変化は、筑附の周りを有刺鉄線と忍び返しで覆ったことです。
悠仁君を筑波大学に入れたがるのはよいとしても、筑波大学の10kmを超える外周を「安全確保のため、壁で覆え」と言いかねないのでは…と大変心配しています。口には決して出されないでしょうが、永田恭介学長も恐らくこういった懸念をお持ちではないかと思います。
本当に困ったオバサンですね。
§8 Concluding Music
それでは、日本初の女性総理を目指すあの方の熱唱を聴いて終わりましょう。
(理学博士:西村泰一/画像など編集:エトセトラ)
【皇室、徒然なるままに】のバックナンバーはこちらから。
【西村先生のご経歴】
1966年4月ー1972年3月 洛星中高等学校
1972年4月ー1976年3月 京都大学理学部
1976年4月ー1979年10月 京都大学大学院数理解析専攻
1979年11月ー1986年3月 京都大学附置数理解析研究所
1986年4月ー2019年3月 筑波大学(数学)
参考:
・『YouTube』北朝鮮 「前衛街竣工式公演より『親近なる父』 (전위거리 준공식 공연 중에서 친근한 어버니)」 KCTV 2024/05/15 日本語字幕付き dprknow
・『ResearchGate』Oops !…Prince Hisahito did it again ! ― Hirokazu Nishimura
・『Wikipedia』東大紛争
・『NEWSポストセブン』【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
・『筑波大学の宿舎情報を紹介』筑波大学 学生宿舎のすべて
・『つくいえ』【筑波大トリビア】筑波大における理論上の最大教室移動距離は3.3km!徒歩1時間!おにぎり1.2個分!
・『FNNプライムオンライン』「有刺鉄線」に「忍び返し」も…悠仁さま“筑附”ご入学で警備強化「24時間体制」へ
・『YouTube』高市早苗が X JAPANの Rusty Nail を歌ってみた 2016年1月1日金放送「超豪華歌うま正月SP 十八番で勝負!!新春!オールスター対抗歌合戦」480p toshiyathai
一々面倒臭いな~。何方かが提案されていた、赤坂のでっかい家に悠仁シ専用の大学を作って入学すれば警備も国民の目にも触れず心配ないのに。広いんだもん遣えば良いんだよ。加地シは役立たずだし論外の長官は省いて吉田尚正皇嗣職大夫が特任教授で治まるでしょ。何でも疲弊した国民の税金を当て込みやがって、いい加減にしろっ!って話です。敵対心を煽ってどーする?! 皇室に対する敬愛心が離れるね。コイツ等は全員一般人と密入国者の血筋だから御所から出て行ってくれ。そうだ、大切なDNA鑑定が待っているよ。
西村先生の記事は深刻な内容をサラリと記されるので好感を持ちます。《悪魔の詩》の件が未解決なので充分に御注意ください。
高市早苗議員は日本がバブル景気で浮かれていた頃、先月に都知事選で打ち破れた蓮舫シと一緒に夜中の番組に出演していましたね。互いに党首を狙う位置取りになるとは思わなかったけど、高市議員は「いつかは総理大臣になりたい。」と話していました。手が届きそうで…。故・中曾根康弘シの「近くて遠きは首相の椅子。」を思い出します。
男に負けたくない!が基準で楽器ドラムを叩きまくり、750㏄バイクを乗り回していた男勝りのオバちゃんです。
やはり筑波大学のAC入試にまで来ましたか!
筑波大学附属高校に入る時点で、「(東大に寄付もしましたけれど)東大がダメなら(筑波大学にも寄付もしてるのですから)筑波大に(無試験で)入りますわよ。」とシナリオがあるのかもしれませんね。 なんの捻りもない,面白味もないシナリオですが、背筋が寒くなります。
西村先生もご存知だとは思いますが、筑波大学の学生寮には最新の設備を備えたグローバルビレッジもあります。悠仁様が入寮条件に合うかどうかなんて関係ないでしょう。 構造にもよりますが、壁を取り払って部屋を広くするのは難しいことではありません。
つくば警察が筑波大学の南端(つくば駅徒歩圏内)からの生物学類の近く(直線距離で1キロくらい)に移ったのでさえ、まさか、、、と思ってしまいます。
(移転したのは警察署の駐車場増設、つくば市の中心地が研究学園駅、みどりの駅にまで大規模住宅地が広がり、単に都市計画の一端だと思います。)
テレビよりもドラマチックなA宮物語。次章へつづく。。。
※筑波大学の学生寮 上記に西村先生の投稿されたページをクリックしても削除されてるようなのでちょっと怖いです。https://www.tsukuba.ac.jp/campuslife/support-healthlife/pdf/syukusya-pamphlet.pdf
事実上、ペットボトル対策が必要で、登校日=地方公務並の厳戒態勢が敷かれると思われ、地方の大学は現実的ではないと思います。現実的ではないことが起こらないと思いきれないのが、また恐ろしいところではありますが。
五十嵐助教授の1991年の事件は筑波大キャンパス内で起きましたが、結局未解決事件です。最近は部外者が車で大学内に入る場合は守衛所に断らないと駄目ですが、塀囲いのない大学なので警備が難しいのでは。
筑波大関係者ではないのでよくわかりませんが、キャンパス内の、とくに生物のある第二学群の建物がリフォームされたりしているという情報はあるのでしょうか?東大駒場や農学部みたいに。
つくば中央図書館の東向かいの筑波大職員用の官舎があった用地が更地になっています。大学側はアリーナが建設するようなことを言っていましたが、まだ予算の面などで色々未定の部分があるような、はっきりしない説明でした。ただ民間に土地を売ることはせず、筑波大所有のままだ、ということでした。
まさか、一人の皇族を受け入れるための、なにか変なものが急に建ったりしないでしょうね。
今回も大笑いいたしました。
ここまではっきり言ってくださるのは西村先生しかいらっしゃいません。
まさに
バカ殿
と
困ったおばさん
トランプ氏に匹敵するヒトなんですね。
日本史に残る日本人ではないヒト。