絶滅危惧種すら撮影した赤坂御用地の「菖蒲池」なぜ改修 トンボ論文のココを探られては困るから?<その1>

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トンボ研究者としての実績を「こしらえる」ことに、かなり必死とみられる秋篠宮家の長男・悠仁さま。しかし、昨年11月に発表された『赤坂御用地のトンボ相 ―多様な環境と人の手による維持管理―』は、ヤゴを育てて放つ行為を伴ったトンボ飼育の観察日記でしかなく、多数の画像に「このトンボ、標本では?」という疑惑の声があがっている。

何度でもしつこく書かせていただくが、こちらにメールで情報を寄せてくださった方々の半数以上が、元あるいは現役の教育関係者さんである。どなたも「教育現場では正しいデータで誠実な論文を書くよう指導しているのに、このような論文をよりによって皇族が出すとは甚だ迷惑だ」と怒っておられる。これは誹謗中傷などと言われる類のものではないはずだ。

そんな中で8日前、赤坂御用地の菖蒲池で改修工が行われることを知った(たった1週間でその『Yahoo!ニュース』は削除される)。実はその論文に登場するトンボの多くが菖蒲池で発見されており、東京都のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている2種類も含まれている。「なぜそんな重要な環境を破壊するのか」と首をかしげる人は多い。

さらに、「あのトンボ論文を実地で検証されたら困るから証拠隠滅を?」との声もかなり多い。そこでここから数回にわたり、菖蒲池で実際に撮影されたトンボの写真や説明に対し、どういう点で疑義の声が上がったのかを改めてご紹介していきたいと思う。



 

◆画像No.85ヨツボシトンボの腹に丸い穴 

トンボ論文によると、悠仁さまは2022年5月23日、菖蒲池で絶滅危惧II類のヨツボシトンボを奇跡的に発見、撮影されたようだ。ここでは、トンボの腹、枝にできている影の色、背景の倒木にご注目をいいただきたい。

まずは、写真を拡大してみると腹の先端近くに丸い穴が開いていることがおわかりいただけただろうか。

 

絶滅危惧種2類を発見…のはずが、トンボの腹の先端付近に丸い穴が(画像は『J-Stage』のスクリーンショット)
絶滅危惧種2類を発見…のはずが、トンボの腹の先端付近に丸い穴が(画像は『J-Stage』のスクリーンショット)

 

◆「丸い穴」は一体何なのか

悠仁さまが撮影されたのであろうヨツボシトンボの腹の先端に開いている穴は、一体何なのか。その謎を解いてくれたのは、『吉丁虫色の日々』さんというウェブサイトであった。

これはトンボの標本を作る手順についての説明で、長期保存を目的とするなら腐敗を避ける必要があり、腹の先端部分に穴を開け、そこから内臓を引き抜きすというのだ。

トンボを標本にするとき、腹の先端から内臓を引き出すという(画像は『吉丁虫色の日々』のスクリーンショット)
標本にする際は腹の先端から内臓を引き出す(画像は『吉丁虫色の日々』のスクリーンショット)

 



◆他のトンボにも同じような丸い穴が

2022年7月2日に赤坂御用地の杏水田で撮影されたという画像No.66。そのアキアカネのメスについても腹の先端に丸い穴が確認できる。おまけに別の種類のヤゴにぶらさがるという驚きの「ミス」もあった。

詳しくは、今年2月中旬の『トンボ論文写真No.66アキアカネのヤゴは全くの別物 腹の先端の穴は内臓を取り出した跡か』という記事でご確認いただきたい。

こうなってくると、腹の先端がよく見えない画像も含め、何匹ものトンボが実は標本だったのでは…と疑いたくなる。

 

◆枝にできた影の色からわかる驚きの事実

また画像No.85では、トンボが止まっている枝にできた影がどうにも不自然だ。赤い線を添えたあたりの影の色に比べ、トンボの直下にできた影(黄色い線)は妙に青黒くて濃い。自然界において、このような色の違いは現れるものだろうか。

 

菖蒲池で撮影されたというヨツボシトンボ、直下の影が不自然ではないだろうか(画像は『J-Stage』のスクリーンショット)
菖蒲池で撮影されたというヨツボシトンボ、直下の影が不自然ではないだろうか(画像は『J-Stage』のスクリーンショット)

 

この点については、ロサンゼルス在住の方が同じ状況を復元し、写真を撮って検証して下さった。

 

メールには「太陽の光が乱反射するせいで影は真っ黒にならず、木肌がしっかり見えます。推察するに、85番の写真は光が乱反射しない室内で撮影し、背景は既にぼかされた景色のポスター等を使用しているのではないでしょうか」と書かれていた。

さらにTさんは、その枝の後ろにあるぼけた景色に倒木が横たわっていることが気になるという。論文中の菖蒲池全景写真には、倒木らしき物が見当たらないからだ。

4億円も予算を投じた庭園工事もあった。とても倒木があるようには見えない菖蒲池(画像は『J-Stage』のスクリーンショット)
4億円超の予算を投じた庭園工事もあった。とても倒木があるようには見えない菖蒲池(画像は『J-Stage』のスクリーンショット)

 

そこで詳細を調べてみたところ、2020年3月14日~2022年9月30日まで「秋篠宮邸の外観および庭園の整備」として、4億2,000万円もの予算を組んで工事が行われていたことを突き止めたそうだ。

撮影日の2022年5月23日はその工事のもう終盤であろう。悠仁さまが頻繁に出入りする池の周辺に危険な倒木がゴロゴロしているなど、紀子さまがお許しになるだろうか。

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信じられない、信じたくないとおっしゃる方も、どうか下のいずれかの論文にある実際の写真No.85を拡大してご確認頂きたいと思う。

『J-Stage』赤坂御用地のトンボ相 ―多様な環境と人の手による維持管理―

『国立科学博物館』赤坂御用地のトンボ相 ―多様な環境と人の手による維持管理―

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(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『宮内庁』皇室費 ― 令和6年度歳出概算要求書

『吉丁虫色の日々』トンボ類における標本の作り方と色残しの方法に関するあれこれ

『YouTube』水面ニュース ― 悠仁論文不正疑惑の証拠隠滅か? 研究最重要拠点の『菖蒲池 八つ橋』改修工事で生態系破壊の証拠隠蔽工作か?

『YouTube』イマン タロット使い ― 検証占いシリーズ《菖蒲池八つ橋の改修工事は ト◯ボ論文不◯疑惑の 証◯隠◯のためか?》❇️カードに聞いて視てみましょう❇️オラクルカードリーディング

『エトセトラ・ジャパン』「悠仁さまが絶滅危惧II類を大発見!」のはずが… 論文写真No.85ヨツボシトンボの腹にも丸い穴

『エトセトラ・ジャパン』トンボ論文写真No.66アキアカネのヤゴは全くの別物 腹の先端の穴は内臓を取り出した跡か

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