ブラジルで「佳子さまは大学院卒」の件 秋篠宮家びいきの下院議員がまさか意図的に箔付けを? Wikiの修正も必要
このたびのブラジルご訪問で、あちらの政府運営通信社および連邦議会が、佳子さまの学歴について「大学院で心理学の学位を取得」と伝えてしまった件。埼玉県在住Sさんの気付きのおかげで、こちらでは以下の2本の記事を書いていた。お時間があるときにでも、是非ご一読いただきたいと思う。
ところがSさんのその後の調べで、一番先に報道したあちらの大手民放局は、佳子さまの学歴を正しく伝えていることがわかってきた。なぜブラジル政府系列のメディアだけが…?
◆6月5日に民放は正しく報道
ご連絡を下さったSさんのメールには、このように書かれていた。
連邦議会上院公式チャンネルと政府系通信社アジェンシア・ブラジルは、佳子さまの学歴に関して、6月11日付で『大学院で心理学の学位を取得』と報道していることを先にお伝えしました。11日は連邦議会での記念式典に出席された日です。
ところが、日刊スポーツの『佳子さまブラジル訪問を現地複数メディアが報道 白ジャケット姿で植樹 皇位継承にも触れる』という記事によると、「R7」という現地メディアは、佳子さまがブラジルに到着された6月5日に『佳子さまは日本の国際基督教大学で心理学を専攻し、英国のリーズ大学で舞台芸術と心理学を専攻しました』と正しく伝えていたようです。
佳子さまは国際基督教大学の3年次にリーズ大学に短期留学をされていたため、「R7」は概ね正しく報道しています。
つまり、現地ご到着の6月5日に正しく報じるメディアがあったというのに、その1週間近く後にニュースを配信した政府系メディアが、誤った情報を伝えてしまったというわけだ。
そうなると気になるのは、「R7」が報道機関としてブラジル国内でどのような位置づけなのか、である。
◆「R7」は日本で言えば…
SさんはそのあたりをMicrosoft社による生成AI「Copilot」に質問しておられ、するとこんな答えが返ってきたという。
「R7(エル・セッチ)」は、ブラジルで2番目に古い大手テレビ局「RecordTV(ヘコルジ・テーヴィ)」が運営するニュースポータルサイトです。2009年に開設され、テレビと連動したオンラインニュースメディアとして急速に存在感を高めました。
日本では、1953年2月にNHKが初めてテレビ放送を開始し、続く8月に日本テレビが開局したそうだ。ブラジルの民放最大手とも言える「R7」がすでに正しく報じていたにもかかわらず、よりによって「連邦議会上院公式チャンネル」「アジェンシア・ブラジル」という政府系のメディアが、なぜ佳子さまの学歴を「大学院卒」などと箔付けして国民に伝えてしまったのか。
Sさんはここに関してもしっかりと調べてくださった。
これには連邦議会の伯日友好議連が関与していると思われます。おそらく、外交樹立130周年記念式典にブラジル政府がご招待した人物が、「天皇陛下の姪」では役不足であることを危惧したのでしょう。
今回は、本来11月に開催されるべき連邦議会下院における「外交樹立130周年記念式典」が、毎年、伯日友好議連主催で6月に開催されている「日本移民記念式典」に被せたものであることはすでに判明しています。伯日友好議連が昨年、来年の外交樹立130周年に向け盛り上がっていたことをブラジル日報が報じています。
この伯日友好議連の代表者が西森弘志ルイス会長です。彼はどのような人物か。産経新聞は “ブラジル・パラナ州マリアルバ生まれ。4歳から高校卒業まで高知県で過ごした後、ブラジルに戻り、農業関連会社社長、同州議会議員を経て2011年から連邦下院議員。伯日友好議員連盟会長。令和6年旭日中綬章受章” と紹介しています。
そしてこの西森会長は、佳子さまがブラジルから帰国されると同時に(もしや同行?)に来日され、真っ先に秋篠宮ご夫妻を訪問されたことをフジテレビが報じています。この人物の協力なしには、外交樹立記念式典を日本移民記念式典に被せることはできなかったでしょう。さらに、3月のルーラ大統領国賓来日の際にも同行されていたことを産経新聞が報じています。
参考:
・『ブラジル日報』伯日議連=連邦議会で日本移民116周年式典=来年130周年に向け盛り上がる=4月に上院にも議連発足 - 南米の鼓動をキャッチ!
・『産經ニュース』日系ブラジル国会議員、西森弘志ルイス氏 伯日関係「緊密になることを期待」
◆西森会長は昨年、天皇陛下からから叙勲を
FNNプライムオンライン(フジテレビ)による記事『秋篠宮ご夫妻がブラジルの下院議員らと面会 佳子さまとブラジル訪問中に交流 2025年6月18日』には、こんなことが書かれていた。
秋篠宮ご夫妻は次女の佳子さまがブラジルで交流した日系の議員などと面会されました。17日午後3時頃、秋篠宮ご夫妻はお住まいで、ブラジルから来日した「日伯友好経済使節団」と面会されました。
団長を務める日系人のルイス・ヒロシ・ニシモリ下院議員は、17日にブラジルから帰国した佳子さまとの現地での交流について振り返り、「1人1人と丁寧に言葉を交わされていたことに感激した」と伝えました。
それに対し、ご夫妻は佳子さまが滞在中に多くの歓迎を受けたことに感謝を述べたほか、10年前にブラジルを訪問した際に交流した人とも再会するなど、和やかに懇談されたということです。
Sさんによると、西森会長は昨年、天皇陛下からから叙勲を受けていたもよう。メールには「これはむしろ、佳子さまブラジル訪問での連邦議会記念式典開催、大統領表敬訪問御膳立てへの尽力を労うため、秋篠宮ご夫妻が西森会長を招待したとみるのが妥当でしょう」と書かれていた。
外交樹立130周年記念で日本の皇族をどなたかお迎えしたことのお礼を述べるのであれば、真っ先に天皇皇后両陛下を訪問するのが外交上の常識であろうに、なぜか訪問先は秋篠宮夫妻のみ。この顛末には首を傾げざるを得ないという。
◆ただしブラジル日報は、あわやのドタキャン劇を報道
今回は、日本テレビが思わぬところでグッジョブを働いてくれた。ルーラ大統領表敬訪問について、「明日は都合が悪いから」と日程をいきなり直前に変更するよう求められるハプニングがあったことを報じてくれたのだ。
またSさんによると、連邦議会の上院議長・ダヴィ・アルコンブレ氏も本来なら記念式典に出席予定だったもよう。ところが直前にルーラ大統領との緊急会合が入り、ドタキャンになったことをブラジル日報が報じたという。そのようなドタキャン騒動は外交上あり得ないほど失礼なこと。こうしたことからも「大統領の側から正式なご招待があった」と考えるのは困難だという。
Sさんからのメールの最後には「やはり、敬宮愛子さまからの横取り海外公務であったのでしょう。伯日議連の根回し、セッティングの甲斐もなく、様々な報道から図らずもそれが露呈してしまったと言えそうです。ペルー、ギリシャ、そしてブラジルと続いた佳子さまの写真集撮影を兼ねた豪華海外旅行。これで本当に最後にしていただきたいものです」と綴られていた。
◆Wikipediaも修正が必要
実はこの件で神奈川県在住のHさんより、ブラジル政府はwikipedia(ポルトガル語版)を元に「佳子さまは大学院で心理学の学位を取得」と伝えた可能性がある、というご連絡をいただいていた。
(Google翻訳)
2019年4月に彼女は心理学の大学院課程を修了したが、その際に研究はそこで終了すると述べ、カラス・デ・ポルトガルによれば、今後は「自分のしたいことをするのではなく、頼まれたことをする時」であり、「皇室の義務に身を捧げるつもりであることを明確にした」という。[ 8 ]
参考URL:https://pt.wikipedia.org/wiki/Kako_de_Akishino
[ 8 ]のソースを確認すると「Caras」というメディアの記事が現れたが、日本からは閲覧ができないもよう。Hさんから案内されたウェブ魚拓のWayback machineで確認したところ、確かに該当する部分があった。
(DeepL翻訳)
「素晴らしい学生生活を送れたことにとても感謝しています」。これは、日本の佳子さまが、心理学の修士課程を修了し、今まさに終わろうとしている学生生活に別れを告げるために選ばれた言葉である。佳子さまは2013年に東京の学習院大学に入学され、国際基督教大学で6年間の学業生活に終止符を打たれた。その間、文仁親王の末娘はイギリスのリーズ大学で9カ月を過ごした。
参考URL:https://web.archive.org/web/20190402115200/https://caras.sapo.pt/realeza/2019-04-02-princesa-kako-do-japao-termina-os-estudos-e-dedica-se-aos-compromissos-reais/
「ポルトガル語圏の人たちは、ずっとこれが事実だと思っていたのではないでしょうか」とHさん。学習院大学に入学され、国際基督教大学で6年間?さらにリーズ大学とは、読んだ方々は「佳子さまは大変お勉強がお好き」と解釈したことだろう。
問題は、Wikipediaが世界の大勢の人々が閲覧する “辞書” であること。宮内庁もポルトガル語ができるお知り合いは大勢いらっしゃるだろうから、ただちにWikipediaのこちらの部分を修正していただきたいと思う。秋篠宮家のエース・佳子内親王に関する情報に誤りがあってはならないはずだ。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
画像および参考:
・『日刊スポーツ』佳子さまブラジル訪問を現地複数メディアが報道 白ジャケット姿で植樹 皇位継承にも触れる 2025年6月7日
・『ブラジル日報』伯日議連=連邦議会で日本移民116周年式典=来年130周年に向け盛り上がる=4月に上院にも議連発足 - 南米の鼓動をキャッチ!
・『産經ニュース』日系ブラジル国会議員、西森弘志ルイス氏 伯日関係「緊密になることを期待」
・『FNNプライムオンライン』秋篠宮ご夫妻がブラジルの下院議員らと面会 佳子さまとブラジル訪問中に交流 2025年6月18日
・『ブラジル日報』《記者コラム》佳子さまの連邦議会でのお言葉=モッタ下院議長、西森議連会長も=130周年の式典ハイライト – 南米の鼓動をキャッチ!
間違いは正してもらいたいですがそれより大事なのはじょうろの使い方や手袋のはめ方と子供でも普通にできることですね。
日本の内親王は行動がおかしいと思われたくないですよ。日本を代表して行ってるわけです。その自覚はお持ちではない?
そういうのが出来てから海外に行ってもらえますか?いや、もう行かなくていいか。