紀子さまはハサミが使えなかったという事実 ベトナム「旅行」記者会見にみる脳機能低下も納得か
ベトナム「旅行」前の記者会見でみられた、秋篠宮妃紀子さまの “脳力” の明らな衰え。先の「前頭側頭型認知症が心配されるケースかも」という記事がおかげ様で大きな反響を呼んでいるが、「若い頃からそんな感じだった」というご意見がとにかく目立つ。
◆きれいに仕上げてもらった文字起こし
宮内庁のHPにやっとベトナム「旅行」の記者会見の様子が示された。テレ東BIZさんがノーカットで紹介して下さった動画と内容を比較すると、予想はしていたが、やはり「ええ……、んん……、また……」などは一切省かれていた。テレ東BIZさんの動画を見ていない国民は、「ご立派にお話をされた」とでも思うのかもしれない。
ただし、「それぞれの都市で温かく迎えていただき」「歴史を感じさせる街並み」「活気あふれる街の様子」「~~が育んできた豊かな文化」「長く受け継がれてきた~~」などは、皇族の方々の記者会見やご挨拶におけるテンプレである。こうした言葉を抜かしてみると、紀子さまの回答の内容は本当に薄っぺらいものであることに気づかされる。
そして、大変失礼な上皇后と皇后雅子様の言い間違えについても、何事もなかったかのように修正されていた。
最初の赤のX2つは「上」という文字があったので、それを消してみた。なにしろ会見で、紀子さまは実際には「皇后様」とご発言。さらに3つ目も、「皇后様…ぁ、上皇后様」と言い直していたのだ。
◆オウム返し、反響言語の現象では?
筆者がもっとも気になったのは、記者さんの「コロナ禍では難しかった皇室の外国訪問が再開しています。直接その国を訪問し交流する意義をどのようにお考えでしょうか」という質問への回答だった。
最初に秋篠宮さまが答え、続いて紀子さまにバトンが渡された(動画の30分10秒あたりから)が、なんと回答は「あの…質問をもう1度よろしいでしょうか」から始まった。
ずいぶんきれいに整えてもらったようだが、実際のご発言は以下の通りである。
「あの……、先ほど宮様も話されていたことと関係しますけれども、やはりこの数年間のコロナ禍で、直接会うことが非常に難しかった時期があって、そういう中で皆が工夫していろいろなことをおこなってきました。
その中の一つにオンラインがあり、画面越しに、例えば遠く離れている日本に暮らしている方と、また海外の方とも話したり、また最近は観光したりすることができるようになりました。一方で、そうやってつながることができた半面、画面を通しての交流では難しい、やはり実際に直接その場所を訪れることによって経験できることがいろいろあることに、特にこのコロナ禍を経験して気づくようになりました。例えば、その国を訪れて、直接お会いして目を合わせて笑みで挨拶を交わしたり、また、握手をしてその手の温ぬくもりを感じながら話をしたり、また外国ですと、再会した時にはお互いに、こうやって近づいて、ハグというのでしょうか、したりすることもあります。
何かそのようなことをしながら、なんかお互いの心が近づくような、また自分の持っている気持ち、あるいはお互いの気持ちが伝わりやすいように私は感じています。こうしてその……、直接出会って感じる、オンラインではちょっと難しいこととして他には、例えばある場所を訪れて、その場所の景色を見たり、こぇて(こうやっての略)見まわしたり、あるいは聞こえてくる音に耳を澄ましたり、それから、例えばいろいろな花の香りを楽しんだり、その場の空気とか息遣いを、より「旅」をすることでふれることができ、そうした経験がまたその場所に住む人とかその場所のことを理解する手がかりにもつながっているように思います。
何かこのように、ええ……、直接お会いしてまたその場所を訪れることで、学ぶことも考えることもいろいろとあって、とてもこの過程というのは大切であり、直接その場所、その国、その地域を訪れて交流することは大事だと感じております。」
「直接~」がここまで計6回。同じような話を繰り返し、2分もあれば終わる話を5分近くかかって話しておられた。
さらに記者さんが「佳子様、悠仁様の国際親善の担い手として期待されていることをお聞かせいただけますでしょうか」と問いかけると、その回答でも…。
(略)子どもたちにとっても、こうして直接若い世代の海外で暮らす人たちと会うことで、話を聞きながら学び考える貴重な機会になっていると思います。
ひたすらわが道を行く姿勢が強まる前頭側頭型認知症では、言葉の度忘れのほかに、くどくどダラダラとひとりで延々と話をしてしまう上、同じ言葉を頻繁に繰り返す「常同言語」の言語機能障害が目立ってくる。
記者会見の動画では、ボリュームの関係で記者の質問を十分に把握していなかったが、文字起こしされたものを見て、記者さんが「直接その国を訪問」という言葉を用いていたことに気がついた。
記者さんの言った言葉を、オウム返しのように頻回に使用した紀子さま。こうなってくると「反響言語」という兆候にも該当するのではないだろうか。
◆ハサミが使えなかった紀子さま
秋篠宮さまが、紀子さまに「あなた料理をしないでしょう」「自分でコーヒーも淹れないでしょう」などと、会見か何かでバラしたことがあると聞く。やる気がないのか、できないのか。ちなみに皇后雅子様は、敬宮さまと一緒にキッチンに立たれることがあるご様子だ。
そしてTwitterで「紀子さまはハサミがうまく使えない」という事実が拡散したことがある。親指を使わずハサミに人差し指と中指を通し、テープカットが全くうまく行かず、ハサミを横にしてみたりするおかしなGIFが出回っているのだ。
◆まとめ:悪いものはさらに悪くなる
誰にも持って生まれた認知機能、知能指数というものがある。昭和生まれの場合、それらがちょっと低いくらいでは検査など受けていないことが多いが、成人してから車の運転、料理、パソコン操作がテキパキとできず、また役所、保険会社、金融機関などのために提出書類を揃えたり、複雑な書類に記入したりという作業もうまくできず苦労するものだ。
周囲が「なぜこんなにも手際や要領が悪いのか」「IQが低そうだ」などと感じるような人の場合、中年期を過ぎるとさらにその機能が衰える。そして、残念ながら若年性認知症を発症するリスクも高いそうだ。その主たるものが前頭側頭型認知症であり、脚力など身体的な機能も50 歳代で急激に衰えるという。
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
画像および参考:
・『宮内庁』秋篠宮皇嗣同妃両殿下の記者会見など ― ベトナムご訪問に際し(令和5年)
・『YouTube』テレ東BIZ ― お人柄がうかがえる…紀子さま珍しい記者会見 秋篠宮ご夫妻ベトナム訪問にあたり【皇室ちょっといい話】(112)
・『東京メモリークリニック蒲田』認知症のいろは~認知症はなおる