悠仁さまの参加も噂される日本自然保護大賞 「子どもが主体的に活動、研究」を重要視でも賞を獲れるのか 

この記事をシェアする
日本自然保護大賞の「子ども・学生部門」は子どもが主体的に取り組んだ活動、研究であることが重要とのこと(画像は『日本自然保護大賞』のスクリーンショット)
日本自然保護大賞2023の締め切りが迫る。子どもの主体的が何より求められるようだ(画像は『日本自然保護大賞』のスクリーンショット)

今月1日、『「広報」写真騒動から「焼畑手順書」まで なぜか京都の人が3人も協力しているという事実』という記事を書いた。その際、Uさんとおっしゃる方からの情報提供で日本自然保護大賞というコンクールについて触れていたが、2023年度の応募締め切りは今月の15日である。

この賞を主催する自然保護協会(NACS-J)の代表理事・亀山章氏は、秋篠宮さまが名誉総裁を務めておられるWWFジャパンの顧問でもある。何かのテーマで悠仁さまがこのコンクールの子ども・学生部門(小学生から高校生まで)に応募されれば、易々と入賞してしまう可能性はないだろうか。



 

◆審査員の皆さん、歌手のイルカさんも

こちらが、日本自然保護大賞の選考にあたる委員6名だ。左上が亀山章氏。そしてホームページから過去をたどると、子ども・学生部門の審査委員は主にシンガーソングライターのイルカさんが担当してきたようだ。

子ども・学生部門は主に歌手のイルカさんが担当しているようだが、悠仁さまが応募されたら事情は異なってくるだろう(画像は『日本自然保護大賞』のスクリーンショット)
審査員である6名の皆さん。子ども・学生部門は主に歌手のイルカさんが担当してきたようだが、悠仁さまが応募されるのであれば亀山氏が…!?(画像は『日本自然保護大賞』のスクリーンショット)

イルカさんの肩書には「親善大使」を務めているとあるが、そのIUCNは国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)のこと。この組織の住所は、東京都中央区新川 1-16-10ミトヨビル2F  日本自然保護協会内とあった。

応募の条件とも言えそうな「子どもが主体的に取り組んだ活動、研究」かどうかという点。イルカさんはこれまでは、そこもしっかりと判断してこられたように思う。2023年、もしも悠仁さまが応募されたとしても、必ず公平に願いたいものだ。

 

◆過去の入賞者たち

さて、日本自然保護大賞「子供・学生部門」の過去5年の受賞者について調べてみた。小学生から高校生まで、複数名で仲良く元気に活動を続けてきている様子が写真からも伝わってくる。

[2018年]
埼玉県 自然探険コロボックルくらぶ
「わたしたちは土の道がいい!」子ども未来環境会議を開催

2018年には埼玉県の「綾瀬の森」を守る子どもたちの地域活動団体が受賞した(画像は『日本自然保護大賞』のスクリーンショット)

 

[2019年]
北海道 士幌高等学校 環境専攻班・士幌環境講座
士幌の原植生、カシワ林を後世に伝えるために

2019年には北海道の士幌高等学校・環境専攻班・士幌環境講座が受賞した(画像は『日本自然保護大賞』のスクリーンショット)

 

[2020年]
三重県 鈴鹿高等学校 自然科学部
日本固有の淡水魚・ネコギギの保護と普及啓発活動

2020年には三重県の鈴鹿高等学校・自然科学部が受賞した(画像は『日本自然保護大賞』のスクリーンショット)

 

[2021年]

あいおいカニカニブラザーズ(兵庫県)

兵庫県相生湾のカニたち ~ 僕らの住むまちのカニを知りたくて

2021年には兵庫県の小学生京大が受賞した(画像は『日本自然保護大賞』のスクリーンショット)

 

[2022年]

京都府立宮津高等学校・宮津天橋高等学校フィールド探究部

丹後を駆けるF探のチカラ ー 地域の宝を探し、伝え、作り出す

2022年には京都府立宮津高等学校・宮津天橋高等学校フィールド探求部が受賞した(画像は『日本自然保護大賞』のスクリーンショット)

 

長期間、そして何年間も継続してきた調査、研究が評価された受賞者たち。ほかの写真も確認してみたが、誰も肌がこんがり小麦色に日焼けしているのは、フィールドワークなどが続いたことの証であろう。数泊どこかに家族旅行をし、それで論文を書くのとはわけが違うのだ。

そうなると悠仁さまには入賞のチャンスがない…!? いや、そうでもないようだ。



 

◆選考委員特別賞もある

この日本自然保護大賞において、悠仁さまがワンチャン狙えるものがあるとしたら、それは「選考委員特別賞」かもしれない。

2018年には、兵庫県立神戸商業高等学校・理科研究部が『海岸漂着ゴミの回収と、その漂流ルートの解明』で選考委員特別賞を受賞。2019年には、兵庫県在住の西垣 慎治郎くんが、『ヤマセミ一家の子育て観察をとおして、県の絶滅危惧種の保全をアピール』でそれを受賞。

さらに2020年には、愛知県在住の宮部 碧くんが、『自分にもできることはなにか~「猛禽新聞」をとおして伝えたいこと』で受賞している。

海岸漂着ゴミの回収といえば、紀子さまと悠仁さまが小笠原諸島への旅行でお世話になった認定NPO法人「エバーラスティング・ネイチャー」は、【絶滅危惧種であるウミガメ類の海洋ゴミ誤食調査と普及啓発イベント/海洋プラスチックごみ問題に対する取り組み】というプロジェクトにより、今年3月にはTOTO社から水環境に関する助成金を獲得していた。

この夏、悠仁さまは再び父島に向かい、その活動のお手伝いをなさるのだろうか。ただし、賞を獲得するには本人の意欲や主体性が評価される必要がある。よって、「ウミガメ保護のため悠仁さまがご発案された」などという話にされてしまうとか…!?

 

◆まとめ

悠仁さまに普段から覇気、積極性、行動力などが感じられればよいのだが、お写真を拝見する限り、春早くからフィールドワークを始めていらっしゃったようには見えない色白さだ。それでも結果的に何かの賞をお獲りになるなら、国民はまたヤフコメなどで「本当にご本人が?」と騒ぐことだろう。

繰り返しになるが、日本自然保護大賞に応募されるのであれば、締め切りは今月15日ともう待ったなし。紀子さまのヤキモキはいかばかりかと…。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)



画像および参考:
『日本自然保護大賞』日本自然保護大賞2023

『IUCN日本委員会』親善大使/イルカ「We Love You Planet!ひびけ!惑星に!」

『日本自然保護大賞』日本自然保護大賞 ― 過去の受賞者

『エトセトラ・ジャパン』悠仁さまにアオウミガメ生態調査を指導した小笠原の保護調査組織 TOTOから助成金を獲得していたことが判明