海外メディアもあきれた報道統制 眞子さん英大学院留学の「質」ますます謎めく

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眞子さまアゲアゲ記事ばかりの日本のメディア。一方、イギリスの地元紙の伝え方は異なっていた(画像は『COURRIE』のスクリーンショット)
眞子さまアゲアゲ記事ばかりの日本のメディア。一方、イギリスの地元紙は異なることを伝えていた(画像は『COURRIE』のスクリーンショット)

現在、ニューヨークで暮らしている秋篠宮家の長女・眞子さん。博士号さえ取っておけば、そして英語が流暢なら、メトロポリタン美術館の学芸員として正規採用される道もあったと考えられるため、修士課程で「終わり」としたことについては、ご本人もひょっとしたら後悔しておられるのかもしれない。

そのあたりに関し、有名メディアによるちょっと興味深い記事があることをTwitterのユーザーさんから教わったので、今回はそちらを紹介してみたい。



弊ブログでも、10月24日に『小室眞子さんのレスター大・大学院留学 修士課程は1年でOKも…あれこれ疑問が浮かぶ』という記事で触れてみた眞子さんのイギリス留学の話題。同大学院の「博物館学(Museum Studies)」には、一流美術館の学芸員を目指す学生や専門家が世界じゅうから集まるといい、眞子さんは2016年1月に修士課程の修了証書を手にしたそうだ。

その記事に関し、「クーリエ・ジャポン(COURRIER JAPON)」による2015年11月7日付の記事『英国の地元紙が報じた「日本のプリンセス」眞子さまの謎に包まれた留学生活』に興味深いことが書かれている、とTwitterで教えてくださる方があった。

その記事は、レスターシャー州とラトランド州をカバーする「レスター・マーキュリー」という地元新聞に掲載された内容を、日本の人々に向け日本語で紹介するものだった。

 

■大学院で記者会見が開催されるも…

2015年9月まで、約1年をかけ同大学院・博物館学の修士課程で学ばれたという眞子さん。その記者会見に参加した現地のイギリス人記者は、眞子さんの留学についてどう伝えたのか。記事の文章を抜粋しながらご紹介したい。

ほとんどの市民は、眞子さまの滞在について何一つ知らなかったといっても過言ではない。さらにほとんどの学生も、キャンパスを歩く“日本のプリンセス”に気づかなかったようだ。

 

眞子さまの指導教官を務めたサイモン・ネル教授によると、日本人学生たちだけは彼女が誰なのかわかっていたが、それを大ごとにすることはなかったそうだ。

そしてある日、同大学院の博物館学研究科が使用している小さな部屋で記者会見が行われることになった。だが報道陣に対しては、広報担当者から事前に「内容について他言は無用。眞子さまへの質問も一切禁止」との通達があったという。

 

■感想はたった一言

当日、現地に集まった大勢のカメラマンや記者の大半が日本人で、報道陣はなぜかテープが張られた一角に集まって立つよう指示されたという。やがて眞子さんとシーラ・ワトソン教授が入室し、着席した2人は木製のブロック玩具のラッピング作業を始めた。

ほどなくして、日本人広報担当者が、写真を撮っていいと告げた。しかし質問をするのは、やはり厳禁である。

 

眞子さまとワトソン教授は、礼儀正しく雑談を交わし、玩具のラッピングを続けた。その間も室内にはシャッター音が響き続ける。数分後、広報担当者が写真撮影の終了を告げると、眞子さまは立ち上がって部屋を出た。

その後、報道陣は同じような雰囲気の別の部屋へと移動するよう案内されたが、そこでも「質問はしないように」とクギを刺されたという。

眞子さまが部屋に入ってくると、今度は前出のネル教授とテーブルを挟んで座った。彼は、21世紀に制作されたある陶芸作品について語り始める。

 

眞子さまは膝の上に手をのせ、礼儀正しくネル教授の話に耳を傾けた。2人はまるで取材陣にまったく気づいていないかのように振る舞い続ける。

そして眞子さまが部屋を退出する時間になった。どうしても質問したいという気持ちを抑えきれなくなったのか、日本人の女性記者が思わずこう声に出したという。

「ご留学のご感想をお聞かせください」

 

例の広報担当者は彼女に慌てて駆け寄り、「質問はしないでください」と大声で言った。それでも眞子さまはお辞儀をすると、日本語で一言こう答えた。

 

「大変よい経験でした」

その一言を以て会見はお開きになった。日本からもわざわざ集まってくれた記者たちに、たった、そのたった一言を聞かせるだけで記者会見を終わりにした眞子さん。秘密主義、サービス精神のなさ、気の利かなさ、そんなものを感じないわけにはいかない。

同席した「レスターマーキュリー」紙の記者の目には、「質問は禁止。他言は無用」という事前の通達も、かなり威圧的で奇異に映ったことだろう。質問した日本人女性記者について、記事には「わざわざこの会見のために長時間をかけ、飛行機でレスターまでやって来たのかもしれないのに…」といった、同情が感じ取れる文章もある。



 

■授業は毎度マンツーマン? 友達はいたの?

眞子さんのこの留学生活については、「日本のプリンセスだと誰にも気づかれずに留学生活を送り、周囲にも溶け込んでいる」などと報じられていたわりには、クラスメートと交流するような、キャンパスライフを捉えた写真が全く存在しないことが不思議だった。

その地元紙の記事でも、使用されたのは博物館学の教授からマンツーマンで指導を受ける眞子さんの姿でしかなく、ご学友と楽しく語らうといった、24歳の女子大学院生らしい雰囲気を感じとることはできなかった。

 

■日本のメディアが伝えなくても…

講談社の「クーリエ・ジャポン」が使命としているのは、「世界は日本をどう見ているのか」「日々起こる世界中のニュースを、海外の現地メディアはどう伝えているのか」を知らせることだという。

皇族の話題に関しては、このように海外メディアの方が厳しい言葉で事実を伝えることがよくある。たとえば秋篠宮家の長男・悠仁さまが佳作を受賞した作文で起きた剽窃の問題は、欧州の王族も読むような大手メディアがより厳しいタイトルで伝えていた

そして今回ご紹介させていただいた眞子さんの英大学院留学の話題も、日本のメディアがいかに表現や言論の自由を奪われ、規制を受けながら記者会見に臨んでいるかがよくわかる1件だった。

 

■探せない眞子さんの修士論文

「デイリー新潮」は2015年9月24日付の記事『英留学から帰る「眞子さま」のキラリと輝く研究対象』で、眞子さんが19世紀のチェコのガラス工芸家・ブラシュカ父子が作った海洋生物の模型「ブラシュカグラス」を題材に、博物館における展示方法について修士論文を執筆したと伝えていた。

あれこれキーワードを入力し、かなりの時間をかけ様々な論文の検索サイト、アカデミックな組織の検索サイトから探し出そうとしてみたが、筆者は眞子さんのその修士論文をどうしても探せずにいる。

ちなみに、英オックスフォード大学のマートンカレッジに留学された三笠宮彬子さまは、2010年に同大学院で日本美術史の博士号を取得された。その際の博士論文『Collecting and displaying ‘Japan’ in Victorian Britain : the case of the British Museum』は、「EThOS」という論文検索サイトからすんなりと探し出せた。

 三笠宮彬子さまの博士論文はすぐに見つかったが…(画像は『EThOS』のスクリーンショット)
三笠宮彬子さまの博士論文はすぐに見つかったが…(画像は『EThOS』のスクリーンショット)

大変な向学心と努力で学問を極めた彬子さま。海外の大学院における博士号取得は皇族として、また女性皇族として史上初だといい、その知性が国内外から高い評価と支持を得て、今年3月には日英協会(Japan-British Society)の名誉総裁に就任した。

秋篠宮家の人々の名誉総裁職については筆者も疑問を抱いている1人だが、彬子さまのように適材適所、かつ敬意を集めておられる方の就任なら大賛成だ。やみくもに皇族の名誉総裁職に不満の声を上げているわけではないことを、宮内庁には理解していただきたいと思う。



(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参照:
『COURRIER』英国の地元紙が報じた「日本のプリンセス」眞子さまの謎に包まれた留学生活(2015.11.7)

『EThOS』 Princess Akiko of Mikasa ― Collecting and displaying ‘Japan’ in Victorian Britain : the case of the British Museum

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