小室眞子さんのレスター大大学院留学 修士課程は1年でOKも…あれこれ疑問が浮かぶ
日本の美術館のキュレーター(学芸員)として、できるだけ有名な美術館で働きたいと考えたとき、海外の大学院で「博物館/美術館学」を学んでおくと箔が付くという。なかでも秋篠宮家の長女・眞子さんがそうだったように、イギリスの大学院修士課程は1年で修了できるうえ、レスター大学修士課程の「Museum Studies」は大変評判の良いコース。留学希望者は多いそうだ。ここで眞子さんが取得した学位とは…?
◎MA(芸術系修士号=12ヶ月)
◎MSc(理系修士号=12ヶ月)
◎PGDip(ポストグラデュエート・ディプロマ=9ヶ月間)
この3種類で下の1つだけ期間が違う理由は修士論文。その提出が求められない分、短く修了するという。
当初、どんなに検索しても修士論文が確認できなかったことから、筆者は「眞子さんは最後のPGDipという学位を取得したのではないか」と推察していたが、Twitterのフォロワーさんより『博物館におけるオブジェクトの解釈の可能性』というタイトルの修士論文を提出していたことを奥野修司氏が紹介している、と教わった。そのためMAの学位を取得したことは間違いなかったようだ(この部分について、訂正をかねお詫び申し上げます)。
■修士論文を出せばMAかMScを取得
この博物館(美術館)学における座学は、なんと約半年で終わる。そのとき本人が「修士論文を書くぞ! 博士号も目指そう」と奮起し、3ヶ月半かけてそれを書き上げ教授に受理されればMAかMScを取得できる。
そして、「その後に博士号を目指すつもりもないし論文なんて無理」と判断すれば、学位はPGDipどまり。もっとも、これも修士号の1つではある。なお、修士論文は8,000文字。あるいは同等の評論文、リポートなどの提出でもよいそうだ。
■実際にそこで学んでいる学生が年間スケジュールを紹介
こちらは、実際にレスター大大学院の修士課程で「博物館/美術館学」を学んでいた女子学生さんが、留学中の昨年12月にYouTubeにアップした動画だ。コースの年間スケジュールについて、50秒めあたりから教えてくれている。
「9月末から半年間は授業を受けて、その後4月からは修士論文に各自取り組み、7月中旬に修士論文を提出した後は、2ヶ月間イギリス国内のミュージアムで実習をすることになっています」とあるため、彼女は修士論文にも取り組み、この秋にMAを取得したことが予想される。
■夏に圭さんを呼び寄せた?
ふと頭に浮かんだのは、眞子さんはその夏にも圭さんをイギリスに呼び寄せたのでは…という疑惑だ。エディンバラ大への留学では、卒業時期に合わせて圭さんと長期の豪華ヨーロッパ婚前旅行を(もちろん税金で)楽しんだという噂がある。そのためレスター大大学院でも夏休みには再び彼を呼び寄せ(もちろん税金で)…と邪推したくなってしまった。
■英語力は十分だったの?
一番疑問を抱いたのは、英語力についてだった。イギリスに留学するには「IELTS」という英語試験のスコアが最低でも5.5必要とされ、オックスフォード大学やケンブリッジ大学では7.0を要求している。
レスター大大学院の入学に関するページを見ると、求められている英語力(IELTSのスコア)は6.5とのこと。それは、医学部が世界的に有名なユニバーシティ・カレッジ・ロンドン大大学院と同等のようだ。
眞子さんが英語を話すシーンをなんとか探せないものか、筆者はさまざまなキーワードを用いて動画を検索してみた。イベントの壇上で紙に書かれた英語を読み上げるものはあったが、留学先の様子を捉えた動画でも笑顔でうなずく様子やナレーションのみのものばかりだった。
ニューヨークに暮らしてはや1年。今はさすがにペラッペラなのだろうか。
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
画像および参照:
『The University of Leicester』Museum Studies MA, MSc, PGDip 9 months-1 year, full-time
『YouTube』Study Abroad with beo ― Life at Leicester – レスター大学MA Museum Studies留学準備体験談
『YouTube』The University of Edinburgh ― Hosting Royalty
『Hello!』Princess Mako of Japan has been secretly studying at University of Leicester
『University of Leicester, UK』英国レスター大学日本事務局
『IDP IELTS日本』IELTSでイギリス留学する6つのメリットと「IELTS for UKVI」について