小室圭さんが上流階級の資質…? NEWSポストセブンの提灯記事にただ違和感 

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小室さんに上流階級の資質…?(画像は『NEWSポストセブン』のスクリーンショット)
小室さんに上流階級の資質…?(画像は『NEWSポストセブン』のスクリーンショット)

3月15日付のNEWSポストセブンの記事、『小室圭さん「眞子さんとのセレブ生活に即適応」備わっていた上流階級の資質』を拝読した。なんという提灯記事だろう。しかしトップには酷評された、あの「胸毛ぽっちゃり」写真を持ってきている。この後味の悪さや違和感は、読者の炎上が目的なのか…。



マンハッタンでも、静かな地域ではなく若者に人気で活気のあるヘルズキッチンを選んで暮らしている小室圭さん・眞子さん夫妻について、その記事ではこうつづられていた。

私立の国立音楽大学付属小から中高一貫のインターナショナルスクール、そして国際基督教大学(ICU)と、庶民というよりも上流階級といっていい教育を受けられてきました。

つい先日の司法試験再挑戦で、圭さんはぼさぼさに結ったポニーテールにデニムシャツのボタンをだらしなく開け、上からは胸毛、下からはぽっちゃりとしたことを思わせる白いシャツを見せて歩いていた。着こなしには品の良し悪しが出る。アルマーニ・ブランドだろうが何だろうか関係ない。

その姿は、日本国民から「元皇族と結婚したってのに、もうそんななのかよ。だらしねぇ~~!」と総バッシングを受けていたではないか。いやいや驚いた。そんなタイミングで「上流階級の教育を受けた人」と言われても…。

成人式には帝国ホテルで記念撮影、誕生日には汐留の高層ビルのフランス料理店の個室で1人数万円の高級ディナーと、とことんセレブ志向でした

大事なのは、その金額や高級感ではない。親である佳代さん自身がそれを支払えていたのか、という点だ。彼女はそうではなかった。むしろ「お金持ちのパパなんだもん、ラッキー。記念日だし思い切り贅沢なところで」と、息子におねだりやタカリで生きて行く精神を教えこんだだけだろう。

しかも、誕生日やクリスマスには高級レストランで食事し、成人式や還暦、結婚記念日などの特別なお祝いの日にはさらに奮発し、極上のディナーやランチを食べるという人は筆者のまわりにも結構いる。セレブだからというより、今や「話のタネに1度は来てみたかったのよ~」といった感覚の人ばかりだ。

彼女の意識の高さは本当に凄い。結果として、圭さんにも、眞子さんと不釣り合いにはならないような振る舞いが身についていた、ということでしょう

皇族と不釣り合いにならない振る舞いや意識の高さは、母親の佳代さんの導きのお陰、ピアノやバイオリンを習っていたからだという、その“皇室ジャーナリスト”さん。もちろん名前などは紹介されていない。

だが意識が高い人というのは、中高年になると品や高潔さが漂ってくるもの。小室佳代さんが元婚約者の男性に宛て、まさにジャーナリストSJ氏が「遺族年金や傷害手当の不正受給だ」と告発する原因となった、あの有名なメッセージ。「パピーの生命保険の受取人を私に…事実婚をします…4年後パピーの年金取得時に改めて入籍する」とあるが、そこには品も高潔さも、また意識の高さも感じられない。

静かで自由な暮らしをし続けるためにも、余計な反感を買わぬように、小室さんのこともコントロールしていくはずです

仕切り屋でコントロール好きな眞子さん。この部分は同意できるが、余計な反感を買わぬように、の感覚は彼女は持ち合わせていないのではないだろうか。小室さん夫妻の問題は、時間が経てばたつほど「眞子さんが図々しいからこうなった」「秋篠宮家の育て方が悪かった」と批判する人がますます増えているように感じられる。「反感を買ってもスルーするように、小室さんのことをコントロールしていくはずです」と書かれたなら理解できるのだが…。



母から叩きこまれた“セレブ感覚”と、お金よりも一般人の人生を欲した眞子さんの方針のもとで、小室さんは幸せな生活を続けていく。

記事の最後はこうまとめられていた。

仕事らしい仕事をしなくても、ニューヨークで贅沢な暮らしを謳歌している…それは羨ましくはあるが、資産家の息子たちは皆そんな生き方をしているではないか。そこにきて圭さんは日本の多くの国民に批判され、嫌われ、司法試験もまた落ちるのでは…と噂されている。プライドを捨てなきゃ、とても生きて行けないのでは…とすら思えてしまう状況だ。

眞子さまとの婚約は、本当に幸福な人生のスタートだったのか。自分のその後の人生の青写真が「黒塗り高級車の後部座席にゆったりと座り、ときどきお手振りしながら夫婦で帝国ホテルや御所に出入りする、なんとも誇らしげな姿」だったとしたら、ところどころで大きな誤算を感じていたように思われる。

さすがの佳代さんも、今は息子の心身の健康を案じ始めているのでは…と筆者は想像するが、皆さんはこの「幸せな生活を続けていく」についてどう思われるだろうか。



参考および画像:『NEWSポストセブン』小室圭さん「眞子さんとのセレブ生活に即適応」備わっていた上流階級の資質

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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