上川外相の問題発言、元記事は多くが漢字の『産まずして』で英字報道も “without giving birth” 起死回生の策は「直系長子・女性天皇容認」で
Yahoo!ニュースでもすっかり炎上してしまった、『【速報】上川外相が「うまずして何が女性か」発言を撤回 「真意と違う形で受け止められる可能性」』という記事。
撤回の際に添えられた「女性のパワーで未来を」という釈明にも驚いた。それが本心であるなら、上川氏のその情熱で「敬宮愛子さまを皇太子、天皇として戴く日本」を実現させてみていただけないだろうか。
◆なぜ「うまずして」と平仮名に?
「“産まず”でなく、“うまず” とひらがなに直すように」といった緊急の通達でも回ったのだろうが、なぜ自民党はこんな手段で事態の収束を図ろうとしたのだろう。「うまず」をひらがなにする報道など見たこともないし、マスコミによる英語版ニュースで、その部分はすでに “we women can call ourselves women without giving birth” と報じられていた。
そもそも「産まずして」や「生まずして」ではなかったというなら、「膿まずして」「熟まずして」だった? まさか「馬面して」の言い間違いだったとでも? 元の記事の多くが “産まずして何が女性か” と漢字で報じられていたことは、Google検索のキャッシュで確認できた。
また、『47NEWS』は全国52新聞社と共同通信の速報などニュースをスピーディーに届けるウェブサイトだが、そのX(Twitter)でもこうなっている。
共同通信のオリジナルの報道を大変な数の国民が見たことは想像に難くない。ヘタに “うまずして” と平仮名にして国民が「なんだこれ」と思うようでは逆効果である。
◆女性蔑視を否定するなら
皇位継承問題においても、21世紀にもなって女性蔑視の男系男子論を繰り広げる自民党ゆえ、それは本心、普段からの本音と受け止めるしかないと感じたが、上川外相は19日にこう釈明しておられた。
「女性のパワーで私という衆院議員をうみ、誕生させた皆さんに、今一度、女性パワーを発揮してもらい知事を誕生させようという意味で言った」
「女性パワーで未来を変えるという私の真意と違う形で受け止められる可能性があるとの指摘を真摯に受け止め、この度、撤回をしたいと思う」
本心でそうおっしゃったのなら、「女性のパワーで未来を変える」最適なテーマがなんと目の前に。ほかでもない、女性天皇の誕生である。国民の8割~9割がその容認を求めているため、国民の理解をいちから得ようとする “産みの苦しみ” すら必要ないだろう。
◆まとめ:女性天皇を実現させれてくれるなら!
世論調査で「女性初の首相候補」として期待もされていた上川氏。一方、今国民が求めているのは、「どなたが皇太子、次期天皇になることが国益につながるのか」を真剣に考えてくださる政治家である。下がる一方の国民のマインドを上げるためにも、それは重要な取り組みであるはずだ。
このたびの件は、上川氏にとっては試練でもありチャンスでもある。もしも上川氏の努力や訴えかけで女性天皇が実現すれば、おそらく「21世紀の偉大な政治家」として国民の心に残ることだろう。是非ともこのタイミングで、皇室典範にある「男系男子に限定」を廃止の方向に引っ張っていただきたいものである。
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
画像および参考:
・『Yahoo!ニュース』【速報】上川外相が「うまずして何が女性か」発言を撤回 「真意と違う形で受け止められる可能性」
・『X』【速報】「産まずして何が女性か」と上川陽子外相 ― 47NEWS
共同通信社、また日本叩きかよ!
日本のダメな所は,政治とマスコミ。
その二つ。