バドミントン部で活躍され「試合に出場された」悠仁さま?? 報道写真に物悲しい噓を見た気が…
先月下旬、NEWSポストセブンが筑波大附属高校に通う秋篠宮家の長男・悠仁さまの写真を複数紹介した。
そこでの悠仁さまは、濃紺のウインドブレーカーに黒のスニーカーとジャージー、そしてDESCENTEブランドの黒のリュックというスタイルで、バドミントンのラケットが入ったYONEXブランドのケースを持っておられた。グリップ部分を握りしめるようにして…。
筆者はバドミントンについては殆ど知識がなく、ただ「部活動ももうすぐ引退。“やっと” 受験勉強に本腰が入るのか」などと考えていたところ、Nさんという方から「この写真には違和感が拭えない」というメールが飛び込んできた。
◆「高校バドミントン大会に出場」と記事に
NEWSポストセブンの記事には、悠仁さまはその日は『東京都春季高校バドミントン大会』に出場されたとあり、最上級生として部員をまとめつつ、部活動の総まとめとして以前にも増して熱心に取り組まれているなどという説明もあった。
メールを下さった方はご自身もバドミントンをやっておられるといい、クラブに所属しているなら練習、合宿、試合いずれにせよ、ラケットを1本だけプラプラと手に持って歩くはずがないというのだ。メールにはこのように書かれていた。
「ラケットは、ガット(網の糸)が切れることがあるので、私は予備のラケットも含め常に2本持ち歩きます。また、シューズ、タオル、飲料、飴や補給食、着替えなどを入れるため、大きなリュックを持ち歩く必要があるのです。先日の悠仁さまの写真は、どう見ても試合に向かう姿には見えません。」
◆バドミントン部員が持つバッグとは…?
そこで筆者も「バドミントン部」に高校、中学、遠征、試合、合宿といったワードを加えて、インターネットであれこれ画像を検索してみた。個人がわかる顔などを避けてご紹介させていただくと、女子の間でもこんなにも大きく、かつ重そうなバッグが人気であるようだ。
そして、悠仁さまが持っておられたタイプのラケットケースを使用している部員さんたちも。厚みによるが、ラケットが3本以上入るものが主流だそうだ。
このケースにラケットが複数本入っている場合、そのグリップ部分を片手で握りながら歩くことは果たしてできるだろうか。
ケースには肩にかけるストラップが付いており、普通はそれを利用するはずだが、悠仁さまはそのグリップ部分を握って歩いておられた。ということは、Nさんがおっしゃるように「試合会場に向かうというのに、悠仁さまはラケットを1本しか持参しなかった」ということになるだろう。
◆YouTuberの水面ニュースさんが貴重な情報を
水面ニュースさんがその後、X(Twitter)でこの件に関する貴重な情報を寄せて下さった。
6日前に『悠仁さんがダイナミックにバドミントン大会へ出場も疑問だらけの報道内容・・・』という動画を配信された水面ニュースさん。
東京都春季高校バドミントン大会の公式ホームページについてお調べになり、2023年度の「試合結果」が確認できるが、2024年度は「試合結果」が公開されていないことに気づかれたという。
詳しくは、こちらの8分58秒目あたりからご覧いただきたい。
◆まとめ:ダイナミックなラリーを見せる選手は6本入りのケースも
今回、バドミントン部の合宿や試合のブログなどを拝見していてわかったのは、パワー・ヒッターでは「6本」入るラケットケースを持ち歩くことがあるという事実だった。
ダイナミックなラリーが自慢の凄腕選手たちでは、ガットが切れるばかりか、すぐにヨレてくるため、ラケットは何本あっても足りないそうだ。
想像はしていたが、悠仁さまが高校の部活動で本格的にバドミントンをなさっているという話は、マスコミによるアゲアゲ報道でしかないのだろう。Nさんも「いつもながらの『雑なイメージ操作』ではないかと感じます」と、すっかり呆れておられるようだ。
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
画像および参考:
・『NEWSポストセブン』《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
・『YouTube』水面ニュース ― 悠仁さんがダイナミックにバドミントン大会へ出場も疑問だらけの報道内容・・・
・『東京都高体連』2024年度 東京都高等学校体育連盟バドミントン専門部 大会日程・結果
・『YONEX』バドミントンバッグ