人工知能最新版GPT-4o、「万世一系」信頼の根拠としてDNA解析による科学的証明に言及
X(Twitter)で相互フォロー中のBell(@Bell97426387)さんという方から、再び面白いお話が飛びこんできた。人工知能AIの最新版である「ChatGPT-4o」に、皇位継承の在り方について尋ねてみたBellさん。続いては、男系男子派が強調する “万世一系” について会話をされたそうだ。
Bellさん:万世一系とはなんですか?何故それが大事なのですか?
「万世一系(ばんせいいっけい)」とは、日本の天皇の系譜が一つの血統で古代から現代まで連続して続いていることを指す言葉です。この考え方は、日本の天皇制の正統性を支える重要な概念の一つとされています。
### 万世一系が重要とされる理由
1. **歴史的連続性**:万世一系の概念は、天皇の系譜が連綿と続いていることを示し、日本の歴史と文化の一貫性を象徴します。これにより、天皇制が日本の国体の中心として機能してきた歴史的背景が強調されます。
2. **正統性の維持**:万世一系の考え方は、天皇の正統性を強調するものであり、天皇が日本の国家と国民の象徴であることを支える重要な要素となります。この正統性は、国内外での天皇制の権威を維持するために重要です。
3. **文化と伝統の継承**:万世一系は、日本の文化や伝統を次世代に継承するための基盤として機能します。天皇制を通じて、古くからの習慣や儀式、価値観が保たれています。
4. **社会の安定**:天皇制の連続性は、日本社会の安定と一貫性を保つための要素とされています。政治的な変動があっても、天皇の存在が一つの安定要因となり得ます。
ただし、現代においては男女平等の観点から女性天皇の問題が議論されており、万世一系の考え方に対する再評価や見直しも必要とされています。
Bellさん:天皇の系譜が連綿と続いていると、どの様に証明できるのですか?
天皇の系譜が連綿と続いていることを証明するためには、以下のような方法や資料が利用されます:
1. **歴史書と古文書**:
– 日本書紀や古事記といった古代の歴史書には、天皇の系譜が詳述されています。これらの書物は、日本の歴史と文化を記録した重要な文献です。
– その他の古文書や記録も、天皇の即位や事績について記載されています。
2. **宮内庁の系譜管理**:
– 宮内庁は、天皇の系譜を管理し、歴代天皇の家系図を保管しています。これにより、天皇の系譜の連続性を公式に確認することができます。
3. **神社や寺院の記録**:
– 皇室に関連する神社や寺院には、天皇の歴史や系譜に関する記録が残されていることが多いです。これらの記録は、天皇の系譜を補完する役割を果たします。
4. **考古学的証拠**:
– 天皇や皇族の陵墓や遺跡から発見された遺物や埋葬品は、天皇の系譜を物理的に裏付ける証拠となります。
– また、古代の記録や遺跡から発掘されたものが、系譜の連続性を示す手がかりになることもあります。
5. **口伝と伝承**:
– 皇室には、代々伝えられてきた口伝や伝承があります。これらは、文書には残されていない情報を補完する役割を果たします。
これらの方法や資料を総合的に活用することで、天皇の系譜が連綿と続いていることを確認・証明することができます。
しかし、古代の記録には神話や伝説が含まれることもあり、完全な歴史的証明とは言い難い部分もあるため、現代の歴史学では慎重な検証が行われています。
Bellさん:口伝や伝承なんて信用出来ません。幾らでも権力者の都合により捏造出来ます 一体誰がそれを信じるのですか?
口伝や伝承は確かに主観的で、権力者の都合によって改変される可能性があります。そのため、現代の歴史学では、口伝や伝承だけに頼らず、できる限り客観的な証拠を基にした検証が重視されます。
信頼性の向上のための方法
1. **多様な史料のクロスリファレンス**:
– 歴史書、古文書、神社や寺院の記録、考古学的証拠など、複数の独立した史料を相互に照合することで、個々の史料の信頼性を補完し合うことができます。
2. **考古学的証拠**:
– 遺跡や遺物、陵墓の調査結果など、物理的な証拠は改変が難しいため、信頼性が高いとされています。これらの証拠は、歴史書や古文書の記述を裏付ける役割を果たします。
3. **文献学的分析**:
– 文献の書かれた時代背景や文体、筆者の意図を詳細に分析することで、史料の信頼性を評価することができます。また、複数の文献を比較することで、一貫性や矛盾点を確認します。
4. **遺伝学的研究**:
– 近年では、DNA解析技術が進展しており、遺伝学的研究によって血縁関係を科学的に証明することが可能になりつつあります。これは、皇室の系譜に関する新たな証拠を提供する可能性があります。
信頼性の判断
歴史学や考古学、文献学などの学問分野では、信頼性の判断は厳密な検証プロセスを経て行われます。一つの史料や伝承だけに頼るのではなく、複数の証拠を総合的に評価することで、より信頼性の高い結論を導き出すことが求められます。
最終的に、何を信じるかは個々人の判断に委ねられますが、学問的なアプローチによって可能な限り客観的な証拠に基づいた理解を深めることが重要です。
Bellさん:大変参考になりました。ありがとうございます。
どういたしまして!お役に立てて嬉しいです。何か他にも質問があれば、いつでもどうぞ。
◆まとめ
繰り返しになるが、政府は昨年から国会答弁のためにChatGPTを活用していく旨を発表していた。ずいぶんとAIを評価し、また信頼もしているのだろう。
そのAIは、現代において万世一系を主張するのであれば、国民の信頼を得るためにも、DNA解析技術を用いて血縁関係を科学的に証明するなどの、学問的な裏付けも重要になると捉えているようだ。
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
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Bellさん、有難うございます。AIは穏やかに表現していますね。広く漏れなく諭してくださいます。
恐らく内閣府や代議士(いるのか?)、官僚はこちらの記事を読んでいると思います。
御存知の御方もいらっしゃるでしょうが、久保田京さんが衆議院議員会館前で直系長子敬宮殿下皇統継承推奨や女性宮家・旧宮家復活・養子縁組反対について訴えています。様子を窺ったところ個人だけの発想で、闇の組織は全く感じません。24日と31日も予定されています。議員バッチを着けている人達が勝手に決めちゃうんです。意見を述べる国民の姿は印象に残ります。如何ですか? 可能であれば是非行って訴えてください。
納税者を怒らせると立場が危うくなるのは、誰? 将来の納税者も控えているよね。
大多数の国民が愛子天皇を推す理由として人格の素晴らしさ及びジェンダー平等という世界的時代の流れもあるが、現状の暫定皇位継承予定者2名の振る舞いから垣間見える人間性が余りにも「国民統合の象徴」に相応しくないと考えているのも一因ではないか。
おまけに「世襲疑惑」まであるのでは過去の皇室の数々の不遇時代背景を考え合わせると現状がこんなことで「万世一系」などとても信じられ無いと言うのが国民の嘘偽り無い気持ちである。
いずれにしろ法的証拠とも成り得る最先端科学技術DNA鑑定を実施もせず世襲を国民に信じさせようとする皇室制度なら廃止すべきと考える。