【皇室・都市伝説を紐解く】上皇后さまの謎その2:左眉上の奇妙な凹み 日本でヤレばこんなことには…!?

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2003年12 月23日、眉毛に何か手を加えられたことが明白に見て取れた写真(画像は『GETTY』のスクリーンショット)
2003年12月の美智子さま。眉毛の上が縫合され、ボトックスも?(画像は『GETTY』のスクリーンショット)

この写真は、先の『【皇室・都市伝説を紐解く】上皇后さまの謎その1:影武者説が存在 「だって胞状奇胎で子宮を…」』という記事のアイキャッチ画像に使用したもの。皆さんの視線を最初に集めたのは、左の眉の上にある奇妙な凹みだったのではないだろうか。

加齢とともに、瞼の筋肉が衰えて垂れ下がってくることで目が小さく見える眼瞼下垂(がんけんかすい)に不快感を示す女性は多いが、美智子さまもそこで何らかの美容整形手術を決意した可能性は、十分に考えられる。とはいえ、あまりにも仕上がりがずさんで、別の疑問まで湧いてきた。

 

◆お世辞にも「美しくなられましたね」とは…

若いころは額と眉と瞳のバランスがとても美しかった美智子さま。一大ファッションアイコンとなり、ミッチーブームを巻き起こしたのもうなずける。

1966年7月の美智子さま。額から鼻にかけてのラインは完璧だった
1966年7月、32歳の美智子さま。額から鼻にかけてのラインは完璧だった(画像は『GETTY』のスクリーンショット)

 

40代あたりからは、確かに瞼がやや重めな印象もあったが、美智子さまはそれでも美しかった。ところが60代を超えると左右の眉毛は1本につながって見えるわ、額が狭くなるわ、代わりに目と眉の間が奇妙なほど開きすぎるわで、これには違和感しかない。

2002年7月7日、非常に美肌になられたが眉頭に異様な凹みが現れるように(画像は『GETTY』のスクリーンショット)
2002年7月、68歳だった美智子さまの左右の眉の上には奇妙な凹みが(画像は『GETTY』のスクリーンショット)

 

近年、眼瞼下垂に悩み、美容整形外科で「眉下切開」という手術を受ける女性が増えているという。だが、美智子さまがその手術を受けたのだとしたら、成功したと言えるのだろうか。お世辞にも「美しくなられましたね」と言えるレベルではないだろう。

 

◆1991年に表れた眉の変化、さらに頬にシミも

画像販売会社GETTYのサイトにある大量の写真から、美智子さまのそのシワを追ってみた。すると、50代半ばを過ぎた1991年には薄いものが確認できた。

1991年の美智子さま。すでに薄いが凹みはあったようだ。瞼が重めの左目だけ、眉上を上げようと何かをなさっのだろうか(画像は『GETTY』のスクリーンショット)
1991年の美智子さま。すでに薄いが凹みはあったようだ。(画像は『GETTY』のスクリーンショット)

しかし、なおも左目の瞼はやや重めである。額に垂れる皿のような帽子を愛用しておられることから、「いつやったのか」を断定することは難しかった。また、加齢とともに右目も同様に重くなれば、そちらの手術も受けたくなるだろう。幾度かに分けて受けた可能性が高いと思われる。

そして1990年代後半あたりから、美智子さまの右頬には、大めの褐色のシミ(老人性色素斑であろう)が2つ現れた。

1998年10月24に日には右頬にシミが2つあった(画像は『GETTY』のスクリーンショット)
1998年10月24に日には右頬にシミが2つあった(画像は『GETTY』のスクリーンショット)

2001年の7月までシミは確認できた。

2001年7月26日にシミがあった(画像は『GETTY』のスクリーンショット)
2001年7月26日にシミがあった(画像は『GETTY』のスクリーンショット)

そこから20日間ほどの間に、何かの施術が行われたのであろう。2001年8月17日に撮影されたお写真から先、右頬の2つのシミは完全に消えていた。おそらくレーザーなどで除去してもらったのだろう。

2001年8月17日には右頬からシミが消えていた(画像は『GETTY』のスクリーンショット)
2001年8月17日には右頬からシミが消えていた(画像は『GETTY』のスクリーンショット)

肌の張りもピンと若返ったように感じるのは気のせいだろうか。

2001年10月も美智子さまの右頬にシミはない(画像は『GETTY』のスクリーンショット)
2001年10月の美智子さま。右頬のシミはすでにないが眉の高さが…(画像は『GETTY』のスクリーンショット)

ただしこの写真、左の眉が右に比べて位置が高い感じがする。ひょっとしたら、2回目の額のリフトアップを一緒に受けていた可能性がありそうだ。

 

◆日本におけるその手術の歴史は?

日本人を含め、東洋人はそもそも瞼の皮下脂肪が多く、眼瞼下垂に悩まされている場合は、眉「下」切開で皮膚を少し取りのぞき、縫い上げることで目をパッチリとさせる。手術は日帰りOK。もしも皮下脂肪が多ければ、二重瞼の切開法が採用されるそうだ。

東洋人は瞼の脂肪が多いため、日本では眉下の皮膚を切開して縫い上げる(画像は『フェイス美容外科』のスクリーンショット)
東洋人は瞼の脂肪が多いため、眉下を切開して皮膚を少し減らし、縫合するという(画像は『フェイス美容外科』のスクリーンショット)

 

ところで、そんなに昔からこういった手術は日本にあったのだろうか。ググってみたところ、アメリカでは1950年代には始まっていたといい、日本に導入されたのは30年以上も後だそう。本格的な学会での発表などを経て、一般女性に普及するようになったのは2000年からだという。

日本で眉下切開が普及するようになったのは、2000年以降だという(画像は『いちのせ形成外科・皮膚科』のスクリーンショット)
日本で眼瞼下垂に対応する手術が普及するようになったのは、2000年以降だという(画像は『いちのせ形成外科・皮膚科』のスクリーンショット)

 

◆なぜ美智子さまは眉の「上」を?

では、なぜ美智子さまは眉の「上」を切り開かれているのだろうか。ひょっとして…と思い、英語でその手術についてググってみると、インドやタイを含め、海外では「上」を切り開くケースが多いことがわかった。そもそも瞼の脂肪が少なく、額のシワだけが気になるという人が多いからだろう。

海外では「1」のラインを切開することが主流なのだろうか(画像はネットで拾ったもの)
海外では「1」のラインを切開することが主流なのだろうか(画像はネットで拾ったもの)

 

次の写真のうち、右下の1枚はまさに同じ場所の凹みである。1年ほど経つと眉の高さなど見かけ上の変化が起こることがあり、その場合はボトックスを注入するなどしてバランスを取っていくそうだ。

海外でこの手術を受けると、「瞼のたるみ」より「額のシワ」を取り除くことに重点を置くのだろう
海外でこの手術を受けると、「瞼のたるみ」より「額のシワ」を取り除くことに重点を置くのだろう

 

◆日々お忙しいのに、果たしてそんなことは可能なのか

繰り返しになるが、「美智子さまには影武者がいる」という疑惑が都市伝説となってくすぶっている。さらに「彼女(たち?)のパスポートを借りながら、こっそりと海外旅行を楽しんでいた」なる説もあるという。

そもそも、海外の人たちは「東洋人の女性は、みんな同じ顔に見える」そうだ。「自分たちは公務以外で私的に海外旅行をしたことはない」と会見で主張されたことがある上皇ご夫妻だが、美智子さまがご身分を偽り、短時間で終わるというその手術を受けてくるなど、意外にも簡単だったのでは…!?

 

◆まとめ:日本の医師ならもっと上手にやってくれたのでは…

美智子さまの場合、日本人の腕の良い美容整形医なら、下がってきた瞼のたるみや皮下脂肪を取り除くことを一番に考えてくれたはずだ。しかも、仕上がりはもっとナチュラルできれい、跡が残らないよう丁寧にやってもらえたのではないだろうか。

美意識とプライドが非常に高い女性が、眉上の奇妙なシワに心中穏やかでいられるだろうか。人生の晩節にある美智子さまは今、実はこれを悔いて、泣いてお過ごしなのかもしれない。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『女性自身』美智子さま 上皇さまとの外出にもSNS上に“誹謗”投稿が噴出…ご成婚64周年の苦難

『Oculoplastics/Woolfsoneye Institute』DIRECT BROW LIFT: A COSMETIC AND RECONSTRUCTIVE (BUT MOSTLY RECONSTRUCTIVE) PROCEDURE

『フェイス美容外科』眉下リフト(眉下切開)

『いちのせ形成外科・皮膚科』拡大眉下切開(拡大眉下リフト)のススメ ― 眉下切開の歴史

『週刊女性PRIME』美智子さまのご体調に、老年医学の専門家が指摘する“長生き病”とサルコペニア

『宮内庁』天皇陛下お誕生日に際し(平成19年)

『GETTY』Empress Michiko