『秋篠宮』星1つのレビューが大量削除された件 Amazon側は「依頼がない限り削除はしない」

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誰がAmazonにそれを依頼したのか…(画像はI『Amazon』のスクリーンショット)
誰がAmazonにそれを依頼したのか…(画像は『Amazon』のスクリーンショット)

「これが知りたい」「説明が必要だ」という国民の意識が反映されているとは思えない内容と、低すぎる評価で世間の苦笑を誘っていた書籍『秋篠宮』。そのネガティブなコメントを、Amazonが「原則行わない」としてきたなかで大幅削除に踏み切った。

昨日、「今後は弊ブログも伏せ字を使うことにいたします」とお知らせしたが、それどころではない出来事が起きてしまったことに、いち消費者として驚きを隠せずにいる。ここはしっかりと書籍『秋篠宮』と明示したうえで、今回のブログ記事を書かせていただきたいと思う。



■ポイント上昇でランキングも大きくアップ
まずは、こちらの『Amazon』ランキング(本)の変化をご覧いただきたい。左は5月18日のもので79位だったが、それが本日5月21日には42位にアップしていることがわかる。

ポイントがアップしたせいか、ランクも急上昇。それでも周囲はポイントが4以上の本ばかり(画像は『Amazon』のスクリーンショット)
ポイントがアップしたせいか、ランクも急上昇。それでも周囲はポイントが4以上の本ばかり(画像は『Amazon』のスクリーンショット)

レビュー総数も、123からたったの26まで減らされた。星1つがぐんと減ったことで、一時「1.5」だったポイントが現在は「2.9」まで上がり、そうした変化は順位にも反映されていくようだ。

 

■誰の依頼を受けた?
Amazonはアカウントを持っている顧客からのレビューを、実際にその本を買っても買っていなくても広く受け付けている。「読んだ人から障害者への差別が感じられる本だったと聞き、買うのをやめました」といったコメントも、やはり重要な意味を持つだからだろう。

そしてAmazonは、寄せられたレビューを「原則として」自ら削除することはないとしている。

誰がAmazonにそれを依頼したのか…(画像はI『Amazon』のスクリーンショット)
Amazonに削除を依頼した人物は誰なのか…(画像は『Amazon』のスクリーンショット)

つまりこの星1つのレビューを大幅に削減するという作業は、小学館か著者かはわからないが、出品者から「こんな状況じゃ困ります」というクレームを受けたから行われたとみることができそうだ。

 

■星5つのレビューはたったの10件

そもそもレビューがたった26件て…(画像は『Amazon』のスクリーンショット)
そもそもレビューがたった26件て…(画像は『Amazon』のスクリーンショット)

皇位継承第一位である宮さまの、自伝さながらのインタビュー本が放たれた。にもかかわらず、総レビューが現状たったの26件とは寂しい話だ。しかし、星5つのレビューを書いてくれた読者がわずか10人ではどうしようもない。目標ポイントの「3」に近づけるため、星1つのレビューを大量に削減せざるを得なかったのだろう。

全国の国家・地方公務員、母校の学習院大学、筑波大附属高等学校、お茶の水女子大附属中学校ほか、ありとあらゆる関係者がその本を購入した(させられたとの噂も…)だろうに、そういった人たちから称賛のレビューが上がっていないことも不思議だ。

 

■天皇陛下に相談なし? 兄上を非難しておきながら…
今上天皇がまだ皇太子だった2004年5月10日、記者会見で「雅子のキャリアや、そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です」と発言した件について、秋篠宮さまはその年の誕生日会見で、せめて事前に(上皇)陛下とその内容について話をするべきだったと兄上を非難した。

しかし、同じことを自らが今回してしまったようだ。

デイリー新潮は『天皇陛下が心配され、宮内庁内からも芳しくない評価が聞こえてくる「秋篠宮さま」前代未聞の書』という記事のなかで、1人のジャーナリストを特別扱いしてインタビューを重ねたこと、そして今上天皇に出版について事前に相談しなかったという、2つのマズい点について伝えている。

デイリー新潮のその記事には、さっそく3,300を超えるコメントが寄せられた。Amazonでの評価は一見アップし、売り上げもランキングもアップしたようだが、ヤフコメが批判の嵐となっているところを見る限り、Amazonはブレても世間はまったくブレていないようだ。

 



画像および参考:
『Amazon』出品者が受けた評価をAmazonが削除することはできますか?

『Yahoo!ニュース』天皇陛下が心配され、宮内庁内からも芳しくない評価が聞こえてくる「秋篠宮さま」前代未聞の書(デイリー新潮)

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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