『秋篠宮』著者の甘すぎた見立て 「国民が皇族に寄り添って」のほかに「眞子さまが幸せなら信頼と敬愛が蘇る」とも

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江森さん「国民が皇族の方に寄り添う気持ち」と過去にもテレビで(テレビを撮影した画像のスクリーンショット)
江森さん「国民が皇族の方に寄り添う気持ち」と過去にもテレビで(テレビを撮影した画像のスクリーンショット)

皇族としての立場はともかく、国民からの人気や支持率がここ1年でかなりグラついてしまったと言われている秋篠宮文仁さま。このタイミングでジャーナリストの江森敬治氏が『秋篠宮』なる本を出版したが、秋篠宮夫妻と長きにわたり親交がある人物だけに、第三者の公平な視点と受け止める人は少なくないようだ。さらに、江森氏の過去の発言に注目してみると…。



“激動の5 年間、秋篠宮邸に合計37回通ったジャーナリストによる唯一無二のインタビュー録”という触れ込みからして驚かされた『秋篠宮』。そもそも皇族が個人的に選んだジャーナリストと親しくする、などということがあるのかと不思議に思っていたところ、江森氏の奥様が学習院大学経済学部の副手をして紀子妃や川嶋辰彦教授と知り合いだったという。

江森氏が自発的にというより、ひょっとしたら紀子さまに「夫の支持率挽回を図って」と執筆を依頼された可能性もあるわけで、秋篠宮さまはもはや裸の王様のような状態だと感じつつも、もっと敬意を示し、黙ってついて行くべきだと国民をリードするのが目的だったとしたら、およそ寒気がする話だ。

実はこの江森氏、眞子さんの結婚とニューヨーク移住が騒がれた際にテレビの情報番組に招かれ、あれこれと発言をしていた。その時から完全に秋篠宮家に肩入れしておられたように思う。

 

■「皇室に対し信頼と敬愛を」

こちらは、テレビ番組の放送内容を詳しく確認できるウェブサービス「TVでた蔵」から得た情報だ。2021年10月27日の朝、フジテレビの『めざまし8』に出演した江森氏は…。

江森氏は眞子さんの結婚について何を語ったのか(画像は『TVでた蔵』のスクリーンショット)
江森氏は眞子さんの結婚について何を語ったのか(画像は『TVでた蔵』のスクリーンショット)

以下の赤で網掛けをした部分が、江森氏の発言のうち赤線を引いた箇所となる。

「課題の多い結婚だった。この課題を一過性ではなく、解決に向けて国民も一緒になって考えていくべき。」

国民がこの件について真剣に考えていることは、ヤフコメをみてもTwitterをみてもよくわかる。いずれも、皇室と国民のあるべき温かい関係を模索する人たちでいっぱいだ。

また、アカデミックな職に就く人々が、右だ、左だと言われるのを恐れて書けずにいることを、Twitterのユーザーたちはよくリサーチし、果敢につづり、情報を交換している。「誹謗中傷」と決めつけず、江森氏も1度はじっくりと皇族関係に詳しいユーザーたちのツイートをご覧いただきたいものだ。

「皇室に対し信頼と敬愛を持たなければならない。」

国民が働いて収めた税金を湯水のようにジャブジャブと小室夫妻のために使い、成績も明らかにしないなか悠仁さまを超難関の筑波大附属高等学校に入学させ、作文の剽窃行為は第三者に指摘されるまで素知らぬふり。そんな状況で、どう秋篠宮家を信頼すればよいのだろうか。

また「皇室に対し」とあるが、Twitterで秋篠宮家に対し怒っている人たちでも、ほとんどが天皇陛下とそのご一家に対し、信頼や敬愛の念を保ち、令和の時代を大切に感じている。しかも、高円宮家の絢子さんが守谷慧さんと結婚された際、誰もが心から祝福していた。「皇室」とひとくくりにされることに戸惑う人は多いだろう。

 

■眞子さまが幸せになれば国民も…?

「今回のご結婚は難しいものだと思わざるをえなかった。眞子さまが幸せになる姿を見ることで信頼と敬愛は蘇ると思う」

下の写真は『NEWSポストセブン』さんが報じた眞子さんが爆笑する写真だ。幸せそうには見えるが、こんな姿に「心の中に信頼と敬愛の念がよみがえった」と感じている国民がどれほどいるのだろう。むしろ「複雑性PTSDはどうなった。国民に啖呵を切って出ていて、ずいぶんと楽しそうじゃないか」とネガティブな声が増えたようにも思えるが…。

「眞子さん、ずいぶんと楽しそうじゃないか」と話題になった写真(画像は『NEWSポストセブン』のスクリーンショット)
「眞子さん、ずいぶんと楽しそうじゃないか」と話題になった写真(画像は『NEWSポストセブン』のスクリーンショット)

江森氏は、当時の騒動について「人の噂も七十五日、圭さんの司法試験合格でやがて収まる」と捉えておられたのかもしれないが、実際には2度目の試験も不合格に終わっている。さまざまなことがあった結果、すべては先月下旬に三重県の伊勢神宮ほかを回られた秋篠宮夫妻の「不人気ぶり」に現れたのではないだろうか。



■サブタイトルからしてツッコまれる

そもそも、「皇族である前に一人の人間である。」が『秋篠宮』のサブタイトルだ。天皇家の長女・敬宮さまが、成年皇族となられた会見で「国民の幸福を常に願い、国民と苦楽を共にしながら」「一つ一つのお務めを大切にしながら両陛下や皇族方のお力になれますよう精いっぱい務めていきたい」と抱負を語っておられたのと、完全に真逆ではないか。

国民からは「だったら早く皇族の身分を捨ててください」「汗水流して働き、納税するのが人間なんだよ。その気もないくせに」「こんな愚痴が出る時点で、秋篠宮はもう完全に詰んでるね」といった声まであがっている様子だ。

現時点でのAmazonのカスタマーレビューは星5つのうち2.2ポイント、売り上げランキングは15位。この『秋篠宮』の出版は、果たしてご一家にとって「吉」と出るのか、「凶」と出るのか…。

画像および参考:
『NEWSポストセブン』小室眞子さん圭さん「NYで弾ける笑顔」自由と責任を手に入れた瞬間

『TVでた蔵』 めざまし8(2021年10月27日放送 8:00 – 9:50 フジテレビ)

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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