ゴカグーショ病院疑惑さらに濃厚に《その1》 佳子さま昨年のペルー旅行中に謎の高圧受変電設備「新設」工事
神奈川県にお住まいのEさんという方から【YOUR VOICE】に寄せられた、4月12日付の『MRI装置の設置は手続きが複雑 正しく行われたのだろうか』。
秋篠宮家がMRI設置を保有するなら、総務省に高周波利用設置申請を行わなければならないといい、日本画像医療システム工業会規格(JESRA)の『MRIのQ&A』を紹介してくださったが、ほかにも大変興味深い部分があった。
秋篠宮別邸(旧ご仮寓所)を病院とせず、あくまでも住居や事務所として登録している場合、宮内庁病院が矢面に立ち、その名を使って各種の申請を行っている可能性もゼロではないもよう。そこで筆者は「宮内庁病院として何か奇妙な入札公告が出ていないか」を調べてみた。
◆宮内庁病院には、まさか高圧受変電設備がなかった?
こちらは宮内庁が令和4年6月にインターネットで公開した『入札公告(建設工事)』である。前半にはこうあった。
工事概要については「(1)工事名:宮内庁病院受変電設備ほか改修工事」とあるのに、読み進めると、なぜか工事内容について
➀新設の受変電設備の設置及び上屋工事
➁設備スペースの整備,受水槽設置,屋外給水工事
…などとある。えっ! 高圧受変電設備を新設し、受水槽を設置?? 宮内庁病院は建物こそ古いだろうが、上皇様が心臓の検査を受けておられることでも、大きな精密検査機器を備えていることはわかる。なのに、それまで高圧受変電設備を持たずに運営されていた? さらに、受水槽を交換ではなく設置って…?
◆そしてある業者との間で契約が成立
さらに、宮内庁がPDFで公開した『入札・契約調書』の29ページからをご紹介してみたい。
その案件について、高野電機工業株式会社と145,920,500円で契約した宮内庁であるが、なんと即日に『変更契約調書』も作成されたもよう。次のページに工事費用の増額や日程の変更、そして追加工事の内容が事細かに書かれていた。
赤で囲んでおいたが、毎度おなじみの中途増額により、請負金額は154,434,500円に膨れ上がっていた。そして最もご注目頂きたいのは、青で囲んだ工事日程の変更である。(至)令和5年11月30日と大幅に延長されていたようだ。
◆佳子さまご旅行中にご仮寓所で4,500万円の改修工事
YouTuberの「あきらっちスカッと皇室」さんは昨年11月1日、『佳子さま、ペルー滞在中に御仮寓所で何が起こっている? 園遊会を欠席、その裏には…?』という動画で、「佳子さまがペルーに行っている間に、ご仮寓所では4,500万円以上かけて改修工事が」と伝えておられた。
あきらっちさんがおっしゃっていたご仮寓所の改修工事は、もしや上の画像の黄色い枠で囲んだ「変更理由」のアレコレに該当するのではないだろうか。さらに約1億5,400万円をかけた高圧受変電設備機器の「改修」ならぬ「新設」工事も、そこで行われたのではないだろうか。
なお、ページの右上には「第1回変更」とある。これは、この先もダラダラ注文、ダラダラ変更、ダラダラ工事が続くことを意味しているのだろうか。
◆まとめ:宮内庁病院に高圧受変電設備がなかったわけがない
神奈川県在住のEさんからお寄せいただいた【YOUR VOICE】の一文がきっかけで、詳しく調べてみることにした今回の件。
少し前の『秋篠宮邸分室(旧ご仮寓所)を「病院」と考える理由 屋上と2階に設置された室外機で検証』という記事でも書いてみたが、病院には「病院」と呼ばれるに値する特徴的な設備が多々ある。
それは非常電源専用受電設備、ボイラー、恒温恒湿室、冷凍・冷蔵設備、高圧受変電設備、各種の制御装置、試験装置、そして医療用滅菌ガスの酸化エチレンガス(EOG)、手術用笑気ガス(N2O)などに対応する有害ガス浄化装置など。
検査から入院まで設備も整っている宮内庁病院が、長いこと高圧受変電設備を持っていなかったとはどうしても考えられない。やはり、彼らの名で契約して設置はゴカグーショ病院にお願い…ということだったのでは…?
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
画像および参考:
・『宮内庁』入札・契約調書 ― 宮内庁病院受変電設備ほか改修工事
・『宮内庁』入札公告(建設工事)
・『エトセトラ・ジャパン』秋篠宮邸分室(旧ご仮寓所)を「病院」と考える理由 屋上と2階に設置された室外機で検証
・【YOUR VOICE】MRI装置の設置は手続きが複雑 正しく行われたのだろうか