【YOUR VOICE】旧宮家男子の皇籍復帰 憲法にある「門地の差別禁止」を無視してよいのか
未だに「安定的な皇位継承」を無視し「皇族数確保」をごにょごにょ話し合っている議員たち。つい先日のネット記事を見て心底呆れました。それは「旧宮家の男子が相手だったら、夫と子どもも皇族にしてあげるよ」なる案です。門地の差別の無視もいいところです。
門地の差別の禁止は、憲法に記された法の上位に位置する概念です。違憲な法を作ることはできないのに、立法府である国会を職場とする議員たちが、進んで違憲な法を成立させようとする。こんな茶番、他の民主主義国家にありますか?
「天皇・皇族は門地の差別に該当しない存在」ですが、旧宮家の人たちは、臣籍降下し戸籍を持った一般人。皇統譜に名が記された天皇・皇族ではありません。100歩譲って降下した皇族本人の皇籍復帰ならばまだ納得できますが、その子、あるいは孫、あるいはひ孫といった、皇族として生きた歴史を持たない人を「80年近く前まで皇族だった家のオトコだから、他の一般人男性とは区別し、特別に皇族入りを認める」というのであれば、これが門地の差別でなくて何なのでしょう。
いま、議員や政党に陳情書を送って下さっている方々は、ここを攻めればよいのではないでしょうか。なぜなら、様々な世論調査が女性・女系天皇に賛成し、旧宮家復帰に反対していること ― ここを突くのも勿論良いかと思いますが、「いや、そんな調査は我々は行ってないから参考にできません」と知らんふりされる可能性があるからです。
高市早苗氏は、女性・女系天皇容認の高まりを示す世論調査を、「私は聞いていない」的な言い訳とともに無視したことがあったように記憶しています。国民の声を聴かない国会議員たちが相手ですから、全ての国民が従わなければならない最高法規の「憲法」を出して、理詰めで行くしかありません。
敬宮殿下は着々と立太子に向けた経験を積んでおられます。その時が一日でも早く訪れるよう、できる活動を続けていきましょう。
(北海道在住:Yさんより)
画像引用元:『高森明勅公式サイト』旧宮家系男性“養子縁組”プランはやっぱり「門地による差別」
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今上両陛下の後を継承できるのは敬宮さましか考えられません。これが国民の願いです。
皇位に相応しくない家に皇位を変更しようものなら、国民世論は「天皇制廃止」に一気に走るでしょう。日本人をおとなしい民族だと思ったら大間違いですよね。
日本人は戦国時代には国中で戦をしていた民族です。いや有史以来、徳川家康が天下統一するまでずっと戦をしていた民族です。江戸時代の一時だけ「太平」でしたが、明治から昭和の終戦までは、またまた世界中と戦争をしていた民族です。日本人の内にあるものを舐めてはいけませんよ。
本当におっしゃる通りと思います。私も陳情書にはいつも違憲の件を最初に記述しています。旧宮家系一般人養子案は仰る通り、憲法14条門地による差別に該当することは、内閣法制局がなんと言おうと明らかだと思います。それが証拠に衆院法制局は言葉を濁していますし、著名な憲法学者数名の方も違憲と発言されています。
又第2条「皇位は世襲」にも反しています。この世襲が非常に大切なところで、帝王教育は世襲であるからこそ身に着けることができるということを、敬宮様が身をもってしめしてくださっています。皇室に育っても秋篠宮家では決して身につかない、まして80年間も一般人であった旧宮家にお育ちではとうてい不可能であろうと考えられます。
そしておなじみの1条「国民の総意」ですが、共同通信調査で国民の74%が旧宮家系男系男子継承に反対している以上、1条にも反していると言えるかもしれません。
こう考えると憲法1条、2条、14条と三項目も憲法違反が見つかります。
このような法案を立法府である国会が通すなど、茶番以外の何物でもありません。もはや日本は民主主義国家でも法治国家でもないことの証明となり、恥ずべきことではないでしょうか。国会が民意とのあまりの乖離に目を向け、護憲の精神で議論に臨んでいただきたく、切に願います。
あるところで見ましたが旧宮家のうち4家に男子が居るそうですね。でも、いろいろと問題を抱えたお家もあるそうです。戦後80年ですから皇族から離れてずいぶんとなります。
一国民として苦労もされたでしょう。そのためにあまり良くない事もされてこられたでしょう。でも、だから、仕方なかったねで済みません。多くの国民は真面目にしてます。そうなると相応しいかたたちかどうか検討されなければなりません。鑑定もしなければなりません。というか私は元々、養子縁組は反対です。
そんなことをしなくても敬宮愛子さまがおられます。次の天皇は現天皇の長子にと変えればすむお話しです。天皇の配偶者は皇后陛下になり子供は親王殿下、内親王になります。それならば、女性天皇の配偶者も子供も皇族にならなければおかしいと思うのですがこの考えはおかしいですか?