【YOUR VOICE】経費削減、質素倹約が聞いて呆れる50億円超A宮邸 「税金の無駄遣い」と言えるこれだけの理由

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最近、某大学教授の論理破綻もはなはだしい秋篠宮家の擁護記事をよく見かけるので、反論記事を載せてみようと思いました。

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1 平成老害ズが東宮御所に入りたがったせいで、暫定一位邸を改修することになった。暫定一位一家が責められるのはおかしい。

この主張、確かに、平成老害ズがおとなしく仙洞御所候補の宮邸に入っていれば、暫定一家邸の改修は不要でした。暫定一位邸の改修自体は責められるものではないでしょう。

でも、平成老害ズが東宮御所に入るまでの仮住まい先が、旧高松宮邸になったのは何故か。皇族方の共有邸であり、このようなケースの仮住まいとして想定されていた赤坂東邸を、暫定一位一家が長らく実効支配していたためですね。

「ご両親の仮住まいのために荷物を片付けます」ではなく、「今さら片付けとか無理っす。どっか他のところに行って。どうせウチを広く改修するんなら、片付けるの面倒だから赤坂東邸とくっつけちゃってよ」と開き直ったのでしょう。

その結果が、「平成老害ズの仮住まいに旧高松宮邸を修復して使います。暫定一位一家の仮住まいに御仮寓所を建てます。暫定一家邸と赤坂東邸ドッキング工事で予算を組みます」です。

ここで、「旧高松宮邸の修復&二度の引っ越し代」、「御仮寓所新築代」、「暫定一家邸と赤坂東邸ドッキングという莫大な予算」が生じました。きっかけが平成老害ズのわがままだったとしても、それにより生じた無駄予算に暫定一家は大きく関わっています。予算に関しては責められても言い訳できません。

 

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2 皇嗣になり大幅に増えた公務と職員のために、宮邸を広くする必要がある。

皇嗣になって忙しい忙しい言いますが、皇太子の7大行啓を暫定一位は4つしか引き継いでいません。久子妃殿下・彬子女王殿下・瑶子女王殿下のように、新たな総裁等に就いたりはしていません。「皇嗣になり大幅に増えた公務」って、何ですか?

「全国国立大学附属学校PTA連合会創立70周年記念式典」とかいう、学習院に通うことが当然となっている皇族が本来は出席する必要のない式典に、トーサク坊やが国立大附属に通っているからと好きに参加したり、鹿児島の全国高校総合文化祭に「行きたい行きたーい」と押しかけておいて公務面したりと、無駄な動きは続いていますが――。

更に言えば、公務・職員増加のために宮邸改修が必要となったのなら、改修先は公邸部分だけでいい筈です。某大学教授は「宮邸は古い」を繰り返しますが、古いのは公邸の秩父宮邸部分で、暫定一位一家の私邸部分は2000年に建てられた、他の宮邸よりも新しいものでした。

2006年にはトーサク坊やの誕生に伴い7,700万円をかけて増築もしています。暫定一家の私邸部分よりも、他の宮邸改修が優先されるべきです。



3 次女の御仮寓所占拠は経費削減! わがままではなく正当な理由が

削減された経費を数字で表さない時点で、「経費削減」は理由になりません。「いつ結婚して出ていくかもわからない内に、どれだけの削減になるかなんて言えないもん」と某大学教授は言いますが、それこそ「だから経費削減は理由にならない」と言っているに過ぎません。

「いくら削減できるかはわかりませんが、別居の方が安く済むのです」なんて釈明で、国民に納得してほしいと望むのは無理があります。

そもそも2000年に私邸部分が建てられてから改修までの間、次女に部屋はなかったのですか? 5歳くらいでしたでしょうから、最初は長女と同室だったかもしれませんが、普通は成長に合わせ一人部屋が持てるように部屋数を多く作りますよね。

成人しても姉と同室なんてことはないでしょう。つまり、元々私邸部分に次女の部屋はあった。元々あるのに「次女の部屋を作らないことにした」って、意味不明です。トーサク坊やが「増築部分に暮らすのは嫌だ!」と新たな部屋を求めたのなら、トンズラした長女の部屋を使えばいい。私邸部分に大規模な改修をする必要はまるでありません。

「経費削減」は、やはり理由ではない。もしも発表された理由が「コームで多忙なため生活リズムが一家で異なり、次女が別居を決めた」だったのなら、まだ納得できるところもありました。でも、そんな理由は全く出てこない。

つまりそれは理由でなく、「経費削減」をゴリ押ししなければ、愚民どもには聞かせられない、何とも不都合な理由があるということでしょう。明かせない理由、そんなのわがまま以外に思い付きません。

「年頃のお嬢さんが独り暮らしをしたいなんて、可愛いもんじゃないの」という擁護もありますが、皇族とそこらのお嬢さんは同一視できるものではありません。皇族は居住先を選ぶ自由がない代わりに、国有財産に家賃なしで住む権利を有する。暫定一家にあてがわれた住居は宮邸なのだから、一家の一員である次女がごねようと住まいは宮邸です。

一人暮らしがどうしてもしたいのなら、皇籍離脱が先です。

 

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4 暫定一家は質素倹約に努めてきたんだから、宮邸改修・増築費が少し高額になったくらい許してやりなさいよ。

「質素倹約」を辞書で引けと言いたいですね。

某大学教授が反論せず擁護しているところを見ると、金の多用やイタリア製高級大理石の取り寄せは本当なのでしょう。「海外暮らしのミヤヒのセンスで~」みたいなことを言っていましたが、「皇嗣として賓客をおもてなしするに相応しいお部屋をと思い、大理石造りの素敵な応接間を作りました」とそのお部屋が映像などで公開されていれば、ここまで大理石への批判はありませんよ。

ですが、公開されたのは秩父宮邸の意匠を極力残した質素なお部屋。わざわざ持ち前のセンスで作った高額大理石部屋が非公開では、その理由は「成金趣味が私邸部分につぎ込んだ」ということなのでしょう。

また、大人数のお相手は宮邸でなく赤坂東邸でしていますね。「皇嗣になり大幅に増えた公務と職員のために、宮邸を広くする必要がある」から改修したのに、「ウチじゃ狭くてできません」というなら、何のための公邸部分の改修だったのか。

「質素倹約に努めたら広いお部屋は作れなかったの」とでも言うつもりなのでしょうか。優先すべきは公邸部分で、予算が足りないのなら「私邸部分は新しいから直さなくて結構です。公邸部分を最優先で」と考えるのが、真の質素倹約です。



5 本当はつなげる筈だったけど、費用がかかりすぎるからやめた。ほら質素倹約でしょう

最も不思議なのは、改修にあたって「秋篠宮邸と赤坂東邸をドッキングさせる」といって取った予算が、ドッキングしないことになったにもかかわらず、減額されていないどころか増えていること。某大学教授の「倹約した」という言い分はおかしいです。

「秋篠宮邸」は当初、「赤坂東邸」をも抱き込み巨大な建物になる予定だった(画像は『Google Earth』のスクリーンショット)
「秋篠宮邸」は当初、「赤坂東邸」をも抱き込み巨大な建物になる予定だった(画像は『Google Earth』のスクリーンショット)

 

赤坂東邸まで包み込むほど広大な床面積になると言って予算を取ったのだから、30億円以上の当初の予算はドッキングありきの予算です。高額すぎるとわかってドッキングを止めたのなら、予算を組みなおすか「ドッキングをやめたので、これだけ予算が浮きました」との報告があってしかるべきです。

それがないとすると、「本来ドッキングに使われるはずだった分が、どこか別のところに使われたのでは」という疑惑が湧きます。暫定一位の妃の言う「物価高ゆえ~」で説明できる金額ではないでしょう。

そして最大の無駄は、御仮寓所を次女が占拠していることで、職員用のスペースが足りなくなったとばかり、また新たな棟を建てること。コンセントだの間取り変更だのと、更に予算が組まれていることもです。「経費削減」「質素倹約」が聞いて呆れます。

そもそも大幅に職員が増えるからと公邸部分を改修したはずなのに、御仮寓所から追い出された職員を受け入れるだけのスペースもないって、どういうことなのでしょう。さらに、次女の部屋は作らないと初めから決めていたのなら、次女が御仮寓所を占領している分の余分な事務スペースが公邸部分に作られていないのも、おかしな話です。

本当は私邸部分に次女の部屋はきちんと作られていて、でも御仮寓所暮らしが快適になった次女が、土壇場で別居を決めたため職員が行き場を失った、というのが正しいのではないでしょうか。

今回(まだ終わっていませんが)の50億円を超える改修増築工事は、始まりから終わりまで殆どが税金の無駄遣いです。「無駄遣いじゃない理由」なんて、某大学教授の説明は全く理由になっていません。

(北海道在住:Yさんより)

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